6月のウンゴロ環境を振り返る
群雄割拠と言われた6月の環境を改めて振りかえってみましょう。
「5月のウンゴロ環境を振り返る - テンペストHSブログ」の続きとなります。
1週目(1日~4日あたり)
先月に引き続き月初はアグロドルイドが猛威を振るいました。
1試合の時間が短いため最速レジェを目指すのにはピッタリのデッキです。
アグロドルイドのタールクリーパーはほぼ必須カードとなりました。
序盤は「火山ポーション」、中盤は「メテオ、フレイムストライク」と豊富な全体除去でアグロドルイドを狩りました。速さを求めた結果、「パイロス」が抜け「呪文相殺」が入った構築が増えました。
環境上位:色々なデッキ
秘策メイジ、翡翠ドルイド、海賊ウォーリア、クエストウォーリア、クエストローグ
進化シャーマン、ミッドレンジパラディン等デッキがありすぎて紹介しきれません・・・
次週から
・「環境トップ→環境上位」と採用率が下がったデッキ
・「環境上位」に採用率が上がったデッキ
・特段構築に変化があったデッキ
を紹介していきます。
2週目(5日~11日あたり)
環境トップ:進化シャーマン&コントロールメイジ
アグロドルイドが多く、クエストローグが少ない関係からこの週は進化シャーマンが大流行しました。あまりにミラーが増えたせいか「海の巨人」を採用した構築が増えました。
またコントロールメイジも
・ミニオンを展開する従来の「発見メイジ」
・フロストノヴァ、ブリザード等相手の行動をロックして大魔道士アントニダスをフィニッシャーとした「フリーズメイジ」
の2つに分かれました。フリーズメイジは進化シャーマンを狩れる事から使用するプレイヤーが増えました。
環境上位ピックアップ①:アグロドルイド
月初では環境トップだったアグロドルイドですが進化シャーマン、フリーズメイジが流行りだしてから採用率が下がりました。この週あたりからドルイドとマッチしたらアグロか翡翠のどちらかわからない状態となりました。
環境上位ピックアップ②:ミッドレンジパラディン
6月上旬はゴラッカクローラーの採用率が少なかったためミッドレンジパラディンに「悪辣なる海賊」と「海賊パッチーズ」セットが採用し始めました。魔法学者、南海の船長、原始フィンのトーテム、猛攻なヒナ等厄介なヘルス3ミニオンが多いため「トゥルーシルバーチャンピオン」よりも「勝鬨の剣」を優先して採用する構築も増えました。
第3週目(12日~18日あたり)
環境トップ:海賊ウォーリア&コントロールメイジ
ゴラッカクローラーの出現率が過去最低になったことを見越してこの週は「海賊ウォーリア」が激増しました。アグロドルイドやクエストウォーリアの減少、ローグやパラディンの増加の影響により海賊が勝てる環境になりました。序盤をより安定したい事から「ファイアフライ」を採用する構築が増えました。
メイジは先週に引き続き発見メイジとフリーズメイジが流行りました。
環境上位ピックアップ①:ミラクルローグ
ここ数ヶ月「ローグ=クエストローグ」という印象が強かったですが海賊が増えた影響でより早く盤面を取れる「ミラクルローグ」が再評価されました。「クエスト中の冒険者」「エドウィンヴァンクリーフ」を巨大化すれば海賊を速攻で爆発させる事ができます。お花型の他に「冷血」や「南海の甲板員」等を採用した早めのローグも姿を表しました。
環境上位ピックアップ②:エレメンタルカード
デッキではありませんがこの週は「エレメンタル」カードに注目を浴びました。
シャーマンは勿論、パラディンやローグにもエレメンタルカードを積むプレイヤーもいました。海賊が流行った影響かと思われます。
環境から衰退:アグロドルイド
先週に引き続きメイジとシャーマンが流行りだしたせいで「アグロドルイド」が激減しました。この週に限り「ドルイド=翡翠ドルイド」と言っても間違いないと思います。相性の良かったクエストローグもミラクルローグにシフトしたのも減少した理由の1つです。
4週目(19日~本日あたり)
環境トップ:海賊ウォーリア&メイジ各種
先週に引き続き海賊ウォーリアが活躍してます。今月安定したメイジですが海賊の早さについていくため「魔法使いの弟子」「キリン・トアのメイジ」等を入れた「秘策メイジ」も登場してます。メイジは発見、フリーズ、秘策(一部は巨人)と3種類のデッキが存在する事になります。
環境上位ピックアップ:アグロドルイド
先週は絶滅寸前まで減っていたアグロドルイドですが海賊が増えたことにより環境上位になれるまで増えました。2週目と同じドルイドとマッチしたら翡翠かアグロのどちらかわからない状態となりました。
環境中位ピックアップ:コントロールウォーリア
ウンゴロ発売してからウォーリアは「海賊」か「クエスト」の2択でしたがここ数日クエストを採用しない「コントロールウォーリア」が登場しました。主に
「頽廃させしものン=ゾス」をフィニッシャーとした「ンゾスウォーリア」
「ブック・ワーム」「イセラ」といったカードで展開する「ドラゴンウォーリア」
の2種類が存在します。今後の研究次第では化ける可能性のあるデッキでしょう。
~6月まとめ~
メイジは1ヶ月安定した採用率でしたがその他のヒーローの採用率の増減は激しかった月となります。特にアグロドルイドの出現率は週によって大きく変わりました。
最近の環境を「じゃんけん」と呼称するプレイヤーも少なくはありません。
(じゃんけんと呼称する事については賛否両論だと思いますのでここでは詳しくは触れません)
今日強かったデッキが明日も強いとは限りません。今環境は特に「どのデッキを使うか」を見極める事が必要だと思います。最後になりますが7月上旬に流行りそうなデッキは
と予想しときます。