マーロックパラディンの自由枠について
今回はマーロックパラディン(ミッドレンジパラディン)の必須カードでない「自由枠」に関して書きたいと思います。
基本的なことは
騎士団環境のミッドレンジパラディンについて - テンペストHSブログ
をご覧ください。
まず現環境でほぼ確実に入っているであろう「必須カード」は下記通り
入っている人もいれば入ってない人もいる「自由枠」は下記通り。この10種類を筆者の感想で「いる」「いらない」を述べた上で紹介していきます。
筆者の感想:いらない
こんなデッキに強い!:マーロックパラディン
こんなデッキに弱い!:ドルイド各種、メイジ、海賊ウォーリア、ローグ各種
1ターン目に出せれば後続のマーロックのステータスをあげる事が出来るためテンポは非常に取れやすいです。しかしこのカードは美味しい話だけではありません。デメリットとしては自分が後攻でこのカードを出した場合、ドルイドのヒーローパワーで破壊される→テンポ、ハンドアドバンテージ両方で損する形になります。加えて言うなら1マナミニオンを増やす事で中盤~終盤においてトップドロー勝負を弱くすることにもなります。逆に鬼のように強くなるのはミラーです。理由は3つあって
①パラディンは1点のダメージを出す事が苦手であること
②「王の祝福」や「剣竜騎乗」を発動させたいため1体でも多くのミニオンを残したい
③現段階では「聖別」が必須ではないため生き残りやすい
このことからドルイド1強である本日では「筆者の感想」としてはいらないと考えております。
筆者の感想:いる
こんなデッキに強い!:アグロドルイド、海賊ウォーリア、マーロックパラディン
メリットとしては
①自分のマーロック達を守れる
②海賊ウォーリアや「ビターダイドヒドラ」などを相手にした時はものすごい盾となる
③「勝鬨の剣」のシナジーがある
デメリットとしては
①コントロールデッキに対してはマーロックを守る必要もなく置物となる→仮に全体除去でこのカードが生き残っても効果の無い2/2。ただのカカシですな
②上記に加え翡翠ドルイド相手にポン☆出すと「広がりゆく虫害」を増やす種となる
と強いデッキと弱いデッキが分かれるカード。このカードを入れるかどうかは普段のラダー履歴を判断してアグロが多かったら入れ、翡翠ドルイドやプリーストが増えたら入れないと判断すれば言いと思います。
筆者の感想:いらない
こんなデッキに弱い!:プリースト、海賊ウォーリア、アグロドルイド
メリットは
①序盤にマーロックを展開しつつこのカードを出せばミラーや翡翠ドルイドは処理が非常に難しくなる
デメリットとしては
①より強力な「マーロックの戦隊長」、タイミングを選ばない「勝鬨の剣」「ウィッカーフレイム」「ストーンヒルの守護者」など3マナのライバルが多い
②プリーストの「密言・恐」で自分が爆発する
③VSアグロデッキにおいて効果を発動せず2/3になりやすい
以上の事から「使用出来るタイミングが限られ」かつ「そこまでパワーがない」事から必要ないカードだと思います。
筆者の感想:いる
こんなデッキに強い!:マーロックパラディン、進化シャーマン
こんなデッキに弱い!:なし
メリットとしては
①ミラーにおいて「勝鬨の剣」一振りで破壊されない→後続の「王の祝福」「剣竜騎乗」が通りやすくなる
②コントロールデッキにおいても高スタッツのミニオンを探しやすいため結果火力になる。
デメリットとしては
①VSコントロールデッキにおいてテンポが取りにくい。スタッツや挑発が意味をなさない
②VSアグロデッキにおいては低めのスタッツで挑発の意味をなさない場合もある
③「神聖なる恩寵」をフルに投入したアグロ特化デッキにした場合効果が邪魔になる
「剣竜騎乗」すら入れないアグロ特化でない限りは必須だと思います。
筆者の感想:いらない
こんなデッキに強い!:コントロールデッキ全般(特にドルイド)
こんなデッキに弱い!:アグロデッキ全般
上手く使えば10マナ以上の効果も発揮する事も出来るカード。主なメリットやデメリットは説明不要かと思います。VSドルイドにおいて気になるデメリットは
①翡翠ドルイドの序盤は主にマナ加速をしてくる→手札が減っている状態
②ターゲットである「究極の侵蝕」の後に発動する→中盤以降でありドローより盤面展開したいケースが多い
と個人的にはいらない思います。
筆者の感想:いる
こんなデッキに強い!:アグロドルイド、マーロックパラディン、進化シャーマン
こんなデッキに弱い!:プリースト各種、クエストメイジ
4マナのライバルである「王の祝福」があるため現在では必須ではないこのカード。アグロドルイドや進化シャーマン相手には説明不要の強さですがその他のメリットは
①相手の「王の祝福」「剣竜騎乗」を発動させたくないミラーおいてこのカード1枚で相手のミニオンを全滅できる事もある→戦闘をしないため自分のミニオンにダメージつかないため自分は上記2枚などを発動しやすくなる
②「聖別2ダメージ」+「マーロックの戦隊長打点+2」のコンボで「広がりゆく虫害」を突破できる(マーロックの元の打点は1以上のため必ず打点3以上になる)
③「魔蝕の病霜マルフュリオン」の選択で猛毒の蜘蛛を選択した時、大幅なテンポアドバンテージが取れる
など様々な場面で使えます。デメリットとしてはミニオンを並べないコントロールデッキ。こちらも説明不要ですね。2枚いれると腐るケースが多いのでとりあえず1枚入れておけば腐るケースは少ないと思います。
筆者の感想:いる
こんなデッキに強い!:アグロドルイド、海賊ウォーリア、マーロックパラディン
基本的にこのカードは「4/3/3 聖なる盾、挑発」というカードだと思ってます。ウィッカーフレイムがデッキにある場合に生命奪取もつきますがこちらは付けばラッキー程度だと思ってます。メリットデメリットはウィッカーフレイムと同じなので割愛します。注意したいのが現環境で疾風ミニオンで強いのが存在しないので疾風ミニオンを入れる暇があったら素直に他の強いカードを入れましょう。それに疾風ミニオンを引いたら最悪ですし・・・
筆者の感想:いらない
こんなデッキに強い!:マーロックパラディン
こんなデッキに弱い!:その他大勢
新環境初期に注目されていたカード。自分も使用していました。メリットは
①剣竜騎乗やボーンメアが通りやすい。
②全体除去のケアになる
③ミラーにおいて除去手段がない。唯一の手段が中身を割ってからの「太陽の番人タリム」
と説明するまでもない事でしょう。しかしデメリットは
①パラディンのメタカードである「スペルブレイカー」が流行している(特に翡翠ドルイド)
②バフカードがこないとただの置物になる。しかも相手に挑発ミニオンがいると殴れない事もある
とパワーはありますが今の環境とはあっていないと思います。何かのきっかけでスペルブレイカーが流行らなくなった時に使用するチャンスだと思います。
筆者の感想:いらない
こんなデッキに強い!:プリースト各種
こんなデッキに弱い!:なし
効果は説明不要な強さ。なのになぜいらないのでしょうか?理由は
①盤面をとりたいデッキなので7マナは「ボーンメア」で十分
②比較的アグロ寄りのこのデッキで欲しいドラゴンがない
③スタッツと挑発がプリーストを除きそこまで役にたたない。VSアグロデッキにおいて遅すぎる
以前のパラディンは「アルダーの平和の番人」「光の王ラグナロス」等遅めのデッキでしたのでドラゴンは「始祖ドレイク」や「デスウイング」が候補でした。しかし翡翠ドルイド等先にテンポを取りたいこのデッキにおいてサーチしている暇はないと思います。
筆者の感想:いらない
単体では非常に強いカード。これも説明不要ですね。このデッキは何度も言うように先にテンポを取りたいデッキです。8マナにこのカードを置く余裕はないと思います。何より
ティリオン フォードリングが強い!
以上になります。苦情・意見・感想等は
まで。シャイニー☆