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1月のコボルト環境を振り返る

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今回は筆者のラダー戦績を元に1月のコボルト環境を振り返ります。

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※集計ランクは1日~10日までランク1~5。それ以降はレジェンドと考えてください。集計期間は各月1日~ブログ掲載(月末)まで

 

上記の画像を元に「今月流行ったデッキリスト」「先月と今月の出現率の比較」について書きます。

 

 

 

 

 

 

ハイランダープリースト

【先月1位(18.0%)→今月1位(20.6%)】

内訳:ノーマル型:92.0% ドラゴン型:8.0%

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デッキリスト

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先月から引き続きハイランダープリーストが環境トップとなりました。先月はドラゴン型サイクル型も見かけましたが現在は殆どがノーマル型となってます。特段構築に変化があったわけではありませんが、世界選手権以降太陽の破片 ライラを採用しているデッキが増えました。預言者ヴェレン思念撃破のコンボが揃わなかった時に彼を出して呪文を使う事で別の勝ち筋を探したり、完全体の時に光熱のエレメンタルと一緒に出す事で予想外のバーストダメージを出す事が出来ます。中にはガジェッツァンの競売人と一緒に採用した欲張りなデッキもあります。

 

↓コンボカードが多いハイランダープリーストとは相性抜群!

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テンポローグ

【先月2位(12.3%)→今月2位(18.8%)】

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デッキリスト

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先月も今月も出現率2位のテンポローグですが出現率はUPしました。言い換えれば出現するデッキタイプが少なくなり相対的にテンポローグが増えた形となります。先月と比べパラディン、ハンター、秘策メイジなどのアグロデッキが減少したことからファイアフライ怪盗紳士と言った1マナミニオンを減らした構築が登場しました(=全体除去を受けにくくするため)。今月はコントロールデッキが多い事からリッチキングを採用した構築が増えました。ハイランダープリースト・コントロールウォーロック共に除去する方法が限られているため生き残る可能性が高いのがポイントです(仮に破壊されても1枚デスナイトカードを加えているからOK!)

回廊漁り蟲など大型ミニオンに除去を打たせれば生き残りやすい

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コントロールウォーロック

【先月4位(10.0%)→今月3位(11.2%)】

内訳:コントロール型:53.7% キューブ型:46.3%

 

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 デッキリスト(左からコントロール軸、キューブ軸)

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今月の出現数は「コントロール軸>キューブ軸」となりました。ドブネズミ念じられし冥界がテンポローグに対して強い事が理由だと思います。コントロールウォーロックに関しては第一使途リンが抜けてきました。原因としてはVSハイランダープリーストに遅すぎる(=先に預言者ヴェレンを出される)、VSアグロデッキは貪りのアザーリ(最終形態)を出す前に決着が着いてしまうからです。デッキをほぼ全部引く必要があるクエストメイジが減ったのも理由の1つです。キューブロックに関しては特段構築に変化がなく安定した強さを誇ってます。またコントロールウォーロックにマナアリの髑髏を入れたり、キューブロックに念じられし冥界を入れるなど混合型(ハイブリット)も見かけるようになりました。

↓やはり最終形態まで遅いのがネック・・・

 

 

 

 

 

 








翡翠ドルイド

【先月9位(3.4%)→今月4位(7.5%)】

VSハイランダープリーストに対して装甲を貯められる(=預言者ヴェレンのバーストダメージに耐えられる)事から出現率アップして4位でした。デッキの構築にも変化があり、樫の召喚鉄木のゴーレムのセットが採用された構築が多く見られました。樫の召喚の関係上、古代地の番人翡翠の精霊などお馴染みのカードが採用されていないのが特徴です。この構築によりVSアグロデッキは序盤から挑発ミニオンを処理しなければならず、また樫の召喚で装甲が溜まる事から翡翠ドルイドが苦手だったコバルト・スケイルベイン回廊漁り蟲など体力5ミニオンを処理しやすくなりました。月初に翡翠ドルイドが流行ったせいでプリーストやコントロールデッキに待ち伏せのガイストで対策し始めた事から中旬あたりから出現率が減少してしまいました。

 

 

 

 

 

 

アグロ系パラディン

【先月3位(11.6%)→今月5位(7.4%)】

内訳:マーロック:53.1% アグロ:46.9%

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デッキリスト(左からアグロパラディン、マーロックパラディン)

 

コボルト発売日に猛威を振るったパラディンは今月もラダーでよく見かけました。しかしコントロールウォーロックの増加に伴いパラディンの出現率は減少しました。キューブロックとは違い序盤からドブネズミストーンヒルの守護者といった挑発ミニオンを処理する関係からライフを削る事が出来ず、パラディンは体力1ミニオンが多いことから冒涜がぶっ刺さるためです。加えてミニオン大量展開が苦手だったアグロハンターや秘策メイジが減少した事によりパラディンが得意とするデッキが減ったのも向かい風です。構築にはほぼ全くと言っていい程変化がなく12月の構築をそのまま1月にもってきた感じになります。しいて言うなら性悪マーロックパラディンは今月で姿を消しました。

 

 

 

 

ドラゴンプリースト

【先月5位(7.1%)→今月6位(7.2%)】

内訳:性悪型 :59.0% コンボ型:41.0%

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デッキリスト(左から性悪型、コンボ型)

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VSハイランダープリーストに強い事から今月もドラゴンプリーストが活躍しました。今月は性悪型の方が多い傾向にあります。理由はコンボ軸は翡翠ドルイド対策で入れられた待ち伏せのガイストがぶっ刺さるからだと思います。両タイプ共に構築の変化が見られました。性悪型に関してはケレセス公爵の採用。今までの2マナはネザーズバイトの歴史家フェアリードラゴンなど無くても大丈夫なカードばかりだったためケレセス公爵型にしてもデッキの回しやすさとしては然程影響は出ません。コンボ型に関してはストームウィンドの騎士の採用。VSハイランダープリーストは心霊絶叫や完全体となった影刈アンドウィン、沈黙カードなどを使ってミニオンを残さない戦法が可能なため空の盤面でもワンショットで決められる構築になってます。幸いハイランダープリーストに採用されている挑発ミニオンがタール・クリーパーだけなので挑発ケアせずとも大丈夫な場面が多いです(挑発ミニオンがいても沈黙でどうにかなる場合も多い)。

 ↓何が使われるかわからないのがHSと教えてくれた1枚

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アグロドルイド

【先月11位(2.3%)→今月7位(6.7%)】

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デッキリスト

 

テンポローグの増加や今年最速レジェンドで話題を呼んだなどがきっかけでアグロドルイドの出現率が増加しました。お前いつまでいるんだよ。コボルトの新カードはダイアモール回廊漁り蟲と今までの構築とそこまで変化はありません。テンポローグには強いですが全体除去が豊富なハイランダープリーストとコントロールウォーロックに弱い事からTire2の位置となりました。ブン回ったらどんなデッキにも勝てるが全体除去打たれると負けるというポジションは相変わらずです。

↓獣シナジーのあるデッキなら必須クラス

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ズー 

【先月10位(2.7%)→今月8位(5.1%)】

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デッキリスト(左からDK有、DK無)

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キューブロックやコントロールウォーロックと思わせる(=全体除去を返してくれる)

プレイが出来るズーが注目を浴びました。体力が高いミニオンが多いため全体除去を受けにくく、VSアグロデッキには先にミニオンを展開して制圧する事が出来るためどんなデッキ相手にも戦えるのがポイントです。逆に特段相性のいいデッキが存在しないのがネックです。デッキの構築もばらつきがあり、特に注目する点は屍山血河のグルダン(DK)を採用しているか否かです。ハイランダープリーストやコントロールウォーロックを相手にした時は全体除去を何回か受けてもミニオン再展開出来るのが強みです。逆にテンポローグなどアグロデッキと戦った時には腐る可能性があるのが弱みです。他にもいち早く盤面を制圧できるブラッドフューリー・ポーションや全体除去を打たせないネルビアンの解絡師など採用されている形も見るためまだ研究段階のデッキと言えるでしょう。

↓効果は強力ですがアグロデッキに10マナは重いのがネックです

 

 

 

 

 

 

 

秘策メイジ

【先月6位(6.1%)→今月9位(3.7%)】

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デッキリスト

テンポローグやアグロドルイドと言ったアグロデッキが流行った関係から秘策メイジの出現率が低下しました。ミニオンを大量展開されるとミニオン1体1体にカードを使う必要があるため手札が尽きて負けるパターンが多いです(=デッキに全体除去するカードがない)。ハイランダープリーストやコントロールウォーロックとは相性はいいですが回復カード次第では普通に負けるためどうしてもアルネス頼りになってしまうのがネックです。デッキ構築の変化に特段変化はなくローグ対策でゴラッカ・クローラーが入っている形をたまに見かけるぐらいです

 

 

 

 

 

アグロハンター

【先月7位(5.3%)→今月10位(2.0%)】

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デッキリスト

デッキの性質上1マナ→2マナとマナカーブ通り動く必要がある関係からより安定性のあるアグロドルイドやテンポローグに出番を奪われてしまいました。コントロールウォーロックに対しては挑発にミニオンの上からダメージを与えられるのはメリットですが他に特段相性のいいデッキが存在しないのがネックです。現在存在するコントロールデッキには回復(装甲)出来るデッキばかりなのも流行らない理由の1つです。今月はツンドラサイビタータイド・ヒドラと言ったコントロール対策のカードもチラホラ見かけました。

 

 

 

 

ビッグプリースト

【先月8位(4.0%)→今月圏外(0.6%)】

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一時期はTempo Stormでtire1だった時期もあったビッグプリーストですが今月は全く姿を見せませんでした。ハイランダープリーストやコントロールウォーロックといった相性のいいデッキはありますが除去→影の真髄→復活というムーブが前提になるため安定しないのがネックとなります。ナーフ後の活躍に期待です。

 

 

 

 

この記事のデッキ画像はahirunさんに許可を頂いて記載してます。この場を借りて御礼申し上げます。ブログ及びツイッターでほぼ毎日レジェンド上位のデッキレシピを紹介してますのでご覧になってはいかがでしょうか?私もよくお世話になってます!

beerbrick.com

 

 

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