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8月の騎士団環境を振り返る

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「凍てつく玉座の騎士団」が発売されてから約2週間が経ちました。改めてこの2週間を振り返ってみましょう!

 

 

 

 

・初日(8/11)

発売された直後(7時~午前中まで)は前の環境で強かったデッキを少しアレンジしたタイプが多かったです。翡翠ドルイドが流行する事を想定としたためアグロデッキが多かったです。

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1つ目のデッキは「進化シャーマン」

前の環境から「告死隠者スロール」を1枚入れるだけで完成されるため非常に簡単にデッキを作る事が出来ました。海賊ウォーリア、アグロドルイドといったアグロデッや翡翠ドルイド(前環境の構築)に強いことから評価されました。相性の悪いフリーズメイジやクエストウォーリアがいなかったのもポイントだったと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2つ目は海賊ウォーリア。また君か壊れるなぁ・・・

デッキはなんと前環境から1枚も変えずにラダーに挑むプレイヤーが多かったです。

上記と同じ翡翠ドルイドを狩ることを想定としたデッキ選択だったと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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3つ目は前環境の王者、アグロドルイド

新カード「蟲のドルイド」は2/1/5挑発と非常に高いスタッツと仲間のミニオンを守れることから採用されました。万が一厄介なミニオンが出されそうな時には2/1/2猛毒にも出来るため幅広く対応できるミニオンです。新カードである「クリプトロード」も即戦力になりました。3/1/6挑発と元のスタッツが優秀であり、効果次第ではヘルスを10以上にする事が出来る事から「タール・クリーパー」の枠を彼に変更されました。

 

 

 

 

 

 

環境初日は主にこの3つが主流でした。他にも環境初日「のみ」流行ったデッキは

 

・ 「断罪のウーサー・エボンブレード」を採用したコントロールパラディン

・新カード「冒涜」で細かい全体除去から一斉除去まで調整が出来るようになったコントロールウォーロック

・新カード「ブラッドレイザー」で全体1ダメージが出しやすくなったテンポウォーリア

・まさかの「ケレセス公爵」が評価されたズー

 

初日の出現率トップ10は下記の表になります。(筆者のラダー戦績も元に集計)

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・2日目(8/12)

初日の夜から2日目にかけて環境は変化してきました。

 

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1つ目はミッドレンジトークドルイド

「広がりゆく虫害」 +「強殻のクズ拾い」のコンボが決まればアグロは一瞬で爆発し、コントロールデッキも処理するのに精一杯となります。「蓮華紋」「野生の力」「動き回るマナ」等アグロドルイドに採用されていた汎用性のあるカードがあったため自分からミニオンを並べる戦法もありました。

 

 

 

 

 

 

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2つ目はミッドレンジパラディン

新カードは

・単体でも優秀ながらマーロックを守れる「有徳な守護者」

ミニオンが1体でも残れば+4/4しつつ5/5も残せる「ボーンメア」

の2種類がメインでした。当時はアグロドルイドに「飢えたカニ」が採用されていない、「有徳な守護者」がアグロデッキに強い、何より「翡翠ドルイド」を狩れる事から急激に使用するプレイヤーが増えました。

 

 

 

 

 

 

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3つ目はハイランダープリースト

「影狩アンドウィン」と「縛鎖のラザ」が揃ってしまえば1ターンに2~3回以上はヒロパでダメージで盤面を取ったり、相手の顔を詰める事が出来ます。また「預言者ヴェレン」とのコンボも強力で1ターンで12~16のバーストダメージを出しゲームに勝利するプランもあります。ハイランダーでは必須カード「カザカス」の強さは説明不要ですね

 

2日目の出現率トップ10は下記の表になります。

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・3日目

3日目は新デッキの登場が見られず、環境にも大きな変化はありませんでした。ミッドレンジトークドルイドが流行ったことでアグロドルイドが激減→アグロが少ない事からミッドレンジパラディンが環境トップになりました。

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・4日目(8/14)

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環境トップのミッドレンジパラディンには先にテンポをとる事ができ、翡翠ドルイドに対しては「広がりゆく虫害」が刺さらないことからミラクルローグが評価されました。

新カードの「虚ろのヴァリーラ」は自分の好きなタイミングでカードをコピーできる事から評価されました。「魔力の巨人」コピーすれば盤面を制圧出来るのがポイントです。ちなみにこの日を境にミッドレンジトークドルイドが激減しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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メイジにも構築の変化がありました。

以前は「アレクトラーザ」を主軸としたフリーズメイジが流行っていましたが現環境では

翡翠ドルイドが多い

②その翡翠ドルイドは「魔蝕の病霜マルフュリオン」で装甲を無限に貯められる

この2点から相手のヒーローの体力(装甲)がいくらあってもOTKするエストメイジが流行りました。新カードの「蒼白の召術師」は確定でクエストを1つ進められる事からデッキに採用されました。

 

 

 

 

 

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プリーストにも新しいデッキが誕生しました。

「影の真髄」で確定で8マナ以上のミニオン(バーンズ以外)を出してそのミニオンが死亡したら「永劫の隷属」で確定復活するビッグプリーストが誕生しました。

翡翠ドルイドは確定除去がないため序盤で特大ミニオンを出せばテンポで勝てるためラダーで見かけるようになります。

 

 

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第1週目まとめ

環境1週目(11日~17日)のデッキ出現率は下記通り

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アグロドルイド翡翠ドルイドの2デッキが流行ったためドルイドが圧倒的トップになりました。次の週はどうなるのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

・2週目まとめ

2週目は新デッキの紹介とかは無しでいきなりデッキ出現率の表を貼ります。

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はい。どう見てもドルイドストーンです。

2週目でここまで偏るのは凄いですね。この記事で翡翠ドルイドについて書かなかったのはこれから詳しく書こうと思ったからです。まずなぜ翡翠ドルイドがここまで流行っているのか?

 

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問題児その1。

5ダメージ=約3.5マナ

5枚ドロー=約8マナ

5装甲=1マナ

5/5グール=約4.5マナ

と10マナのカードで約17マナ分ぐらいのパワーがあります。英語で言うとINTIKIですね。ドルイドのお得意技マナ加速で10ターンどころか最速5ターンで打たれる事もあります。ハンド枚数が少なくても「滋養」でマナ加速を選択するのは日常。マナ加速で失ったアドバンテージはこのカードで取り返すのが今のドルイドです。

 

 

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問題児その2。翡翠ドルイドはアグロデッキが苦手なはず!と思ってミニオンを並べたらこのカードの登場。全部のスカラベを処理するのに2ターン以上かかることもありその間に「翡翠の巨像」「アヤ・ブラックポー」「始祖ドレイク」等強力ミニオンを並べたり「なぎ払い」「自然の怒り」で厄介なミニオンを除去する事も出来ます。なにより現環境で複数の挑発ミニオンを1枚で対処するカードがないため唯一の対処法がミニオンを並べないというあまりに消極的な方法です。ミニオンを並べなければ上記の強力ミニオンに時間を割く事になり翡翠ドルイドにテンポを取られてしまいます。また「週末預言者」と一緒に出せば単体除去を打つ以外ほぼボードが全滅するためミニオンを並べないコントロールデッキにも活躍します。

 

注目カードも紹介した所で改めて翡翠ドルイドの構築を振り返りましょう。

 

・初日

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「妖獣の激昂」「大地のウロコ」といった前環境の必須カードがそのまま2枚採用。

ドローソースは「究極の侵蝕」があるため「ガジェッツァンの競売人」は未採用のプレイヤーが多かった。

またシナジーはないがカードパワーが高い「リッチキング」も多く見られた。

 

 

・2~7日目

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初日に流行った2種のカードの採用率(枚数)が減りいち早く「究極の侵蝕」が打てるように「古代地の番人」を採用するプレイヤーが増えた。また「リッチキング」は勿論ミラーの「翡翠の巨像」「始祖ドレイク」をメタれる「黒騎士」の採用率も高かった。

この時点での虫害の採用率は半々ぐらいだった。

 

 

~現在~

初日に採用されていた「妖獣の激昂」「大地のウロコ」は姿を消した。

ここで翡翠ドルイドに採用されている個性的なカードを6種類紹介します。

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1枚目は「精神支配技士」

主にアグロドルイドに対するメタカード。3/3/3のスタッツを持っているため対戦相手のデッキを選ぶことなく最低限の仕事をしてくれるのがポイント。

 

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2枚目は「大物ハンター」

主なターゲットは「王の祝福」「ボーンメア」等バフをかけやすいミッドレンジパラディン。単体除去がない翡翠ドルイドにおいてテンポをとりつつ除去ができる理想的なカード。効果は発動できれば魅力的だが使える状況が限られてしまうため使用しているプレイヤーは多いわけでもない

 

 

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3枚目は「週末預言者」

VSアグロデッキに対しては序盤にポンと置いてテンポを取る事が出来る。

何より虫害とあわせて使用すれば戦闘で週末預言者が破壊されることがないためミラーやコントロールデッキでも頻繁にやるコンボ。汎用性が高いため使用するプレイヤーは多い。

 

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4枚目は「スペルブレイカー」

ターゲットはミッドレンジパラディン1択。沈黙であるため「剣竜騎乗」のバフがかかったミニオンも断末魔効果を発動する事なく処理が出来るのがポイント。挑発をすり抜けたりやっかいなミニオンを黙らせたりと使用タイミングも幅は広い。

 

 

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5枚目は「自然の回帰」

ターゲットは「大物ハンター」に似ているがどのミニオンに打てるのがポイント。

デメリットであるドローは「究極の侵蝕」で取り返せるためこの環境から使用するプレイヤーが増えた。仕方なく打つと大体負けるパターンが多い。

 

 

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ラスト6枚目は「忘却王クン」

「究極の侵蝕」は盤面上だけで見ると5ダメージ+5/5召喚と10マナにしてはテンポが取りにくいカードです。その弱点を補うことが出来るカードなのです。

1ターンで7/7と5/5召喚しつつ5ダメージを与えればテンポを取りつつ5枚ドローする事が出来るためそのまま勝利につなげる事ができます。

翡翠ドルイドミラーでは7/7を1枚で処理出来る事が難しいためクン単体でも仕事する事も出来ます。

アグロデッキが少ない以上、無理なく0/7/7召喚できるため現環境では必須カードになりつつあります。

 

 

 

 

以上になります。

来月もメタリポートの記事が書けるように環境が変わってくれればいいなーと思ってます。意見・感想・苦情等は

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シャイニー☆