マーロックパラディンの自由枠について
今回はマーロックパラディン(ミッドレンジパラディン)の必須カードでない「自由枠」に関して書きたいと思います。
基本的なことは
騎士団環境のミッドレンジパラディンについて - テンペストHSブログ
をご覧ください。
まず現環境でほぼ確実に入っているであろう「必須カード」は下記通り
入っている人もいれば入ってない人もいる「自由枠」は下記通り。この10種類を筆者の感想で「いる」「いらない」を述べた上で紹介していきます。
筆者の感想:いらない
こんなデッキに強い!:マーロックパラディン
こんなデッキに弱い!:ドルイド各種、メイジ、海賊ウォーリア、ローグ各種
1ターン目に出せれば後続のマーロックのステータスをあげる事が出来るためテンポは非常に取れやすいです。しかしこのカードは美味しい話だけではありません。デメリットとしては自分が後攻でこのカードを出した場合、ドルイドのヒーローパワーで破壊される→テンポ、ハンドアドバンテージ両方で損する形になります。加えて言うなら1マナミニオンを増やす事で中盤~終盤においてトップドロー勝負を弱くすることにもなります。逆に鬼のように強くなるのはミラーです。理由は3つあって
①パラディンは1点のダメージを出す事が苦手であること
②「王の祝福」や「剣竜騎乗」を発動させたいため1体でも多くのミニオンを残したい
③現段階では「聖別」が必須ではないため生き残りやすい
このことからドルイド1強である本日では「筆者の感想」としてはいらないと考えております。
筆者の感想:いる
こんなデッキに強い!:アグロドルイド、海賊ウォーリア、マーロックパラディン
メリットとしては
①自分のマーロック達を守れる
②海賊ウォーリアや「ビターダイドヒドラ」などを相手にした時はものすごい盾となる
③「勝鬨の剣」のシナジーがある
デメリットとしては
①コントロールデッキに対してはマーロックを守る必要もなく置物となる→仮に全体除去でこのカードが生き残っても効果の無い2/2。ただのカカシですな
②上記に加え翡翠ドルイド相手にポン☆出すと「広がりゆく虫害」を増やす種となる
と強いデッキと弱いデッキが分かれるカード。このカードを入れるかどうかは普段のラダー履歴を判断してアグロが多かったら入れ、翡翠ドルイドやプリーストが増えたら入れないと判断すれば言いと思います。
筆者の感想:いらない
こんなデッキに弱い!:プリースト、海賊ウォーリア、アグロドルイド
メリットは
①序盤にマーロックを展開しつつこのカードを出せばミラーや翡翠ドルイドは処理が非常に難しくなる
デメリットとしては
①より強力な「マーロックの戦隊長」、タイミングを選ばない「勝鬨の剣」「ウィッカーフレイム」「ストーンヒルの守護者」など3マナのライバルが多い
②プリーストの「密言・恐」で自分が爆発する
③VSアグロデッキにおいて効果を発動せず2/3になりやすい
以上の事から「使用出来るタイミングが限られ」かつ「そこまでパワーがない」事から必要ないカードだと思います。
筆者の感想:いる
こんなデッキに強い!:マーロックパラディン、進化シャーマン
こんなデッキに弱い!:なし
メリットとしては
①ミラーにおいて「勝鬨の剣」一振りで破壊されない→後続の「王の祝福」「剣竜騎乗」が通りやすくなる
②コントロールデッキにおいても高スタッツのミニオンを探しやすいため結果火力になる。
デメリットとしては
①VSコントロールデッキにおいてテンポが取りにくい。スタッツや挑発が意味をなさない
②VSアグロデッキにおいては低めのスタッツで挑発の意味をなさない場合もある
③「神聖なる恩寵」をフルに投入したアグロ特化デッキにした場合効果が邪魔になる
「剣竜騎乗」すら入れないアグロ特化でない限りは必須だと思います。
筆者の感想:いらない
こんなデッキに強い!:コントロールデッキ全般(特にドルイド)
こんなデッキに弱い!:アグロデッキ全般
上手く使えば10マナ以上の効果も発揮する事も出来るカード。主なメリットやデメリットは説明不要かと思います。VSドルイドにおいて気になるデメリットは
①翡翠ドルイドの序盤は主にマナ加速をしてくる→手札が減っている状態
②ターゲットである「究極の侵蝕」の後に発動する→中盤以降でありドローより盤面展開したいケースが多い
と個人的にはいらない思います。
筆者の感想:いる
こんなデッキに強い!:アグロドルイド、マーロックパラディン、進化シャーマン
こんなデッキに弱い!:プリースト各種、クエストメイジ
4マナのライバルである「王の祝福」があるため現在では必須ではないこのカード。アグロドルイドや進化シャーマン相手には説明不要の強さですがその他のメリットは
①相手の「王の祝福」「剣竜騎乗」を発動させたくないミラーおいてこのカード1枚で相手のミニオンを全滅できる事もある→戦闘をしないため自分のミニオンにダメージつかないため自分は上記2枚などを発動しやすくなる
②「聖別2ダメージ」+「マーロックの戦隊長打点+2」のコンボで「広がりゆく虫害」を突破できる(マーロックの元の打点は1以上のため必ず打点3以上になる)
③「魔蝕の病霜マルフュリオン」の選択で猛毒の蜘蛛を選択した時、大幅なテンポアドバンテージが取れる
など様々な場面で使えます。デメリットとしてはミニオンを並べないコントロールデッキ。こちらも説明不要ですね。2枚いれると腐るケースが多いのでとりあえず1枚入れておけば腐るケースは少ないと思います。
筆者の感想:いる
こんなデッキに強い!:アグロドルイド、海賊ウォーリア、マーロックパラディン
基本的にこのカードは「4/3/3 聖なる盾、挑発」というカードだと思ってます。ウィッカーフレイムがデッキにある場合に生命奪取もつきますがこちらは付けばラッキー程度だと思ってます。メリットデメリットはウィッカーフレイムと同じなので割愛します。注意したいのが現環境で疾風ミニオンで強いのが存在しないので疾風ミニオンを入れる暇があったら素直に他の強いカードを入れましょう。それに疾風ミニオンを引いたら最悪ですし・・・
筆者の感想:いらない
こんなデッキに強い!:マーロックパラディン
こんなデッキに弱い!:その他大勢
新環境初期に注目されていたカード。自分も使用していました。メリットは
①剣竜騎乗やボーンメアが通りやすい。
②全体除去のケアになる
③ミラーにおいて除去手段がない。唯一の手段が中身を割ってからの「太陽の番人タリム」
と説明するまでもない事でしょう。しかしデメリットは
①パラディンのメタカードである「スペルブレイカー」が流行している(特に翡翠ドルイド)
②バフカードがこないとただの置物になる。しかも相手に挑発ミニオンがいると殴れない事もある
とパワーはありますが今の環境とはあっていないと思います。何かのきっかけでスペルブレイカーが流行らなくなった時に使用するチャンスだと思います。
筆者の感想:いらない
こんなデッキに強い!:プリースト各種
こんなデッキに弱い!:なし
効果は説明不要な強さ。なのになぜいらないのでしょうか?理由は
①盤面をとりたいデッキなので7マナは「ボーンメア」で十分
②比較的アグロ寄りのこのデッキで欲しいドラゴンがない
③スタッツと挑発がプリーストを除きそこまで役にたたない。VSアグロデッキにおいて遅すぎる
以前のパラディンは「アルダーの平和の番人」「光の王ラグナロス」等遅めのデッキでしたのでドラゴンは「始祖ドレイク」や「デスウイング」が候補でした。しかし翡翠ドルイド等先にテンポを取りたいこのデッキにおいてサーチしている暇はないと思います。
筆者の感想:いらない
単体では非常に強いカード。これも説明不要ですね。このデッキは何度も言うように先にテンポを取りたいデッキです。8マナにこのカードを置く余裕はないと思います。何より
ティリオン フォードリングが強い!
以上になります。苦情・意見・感想等は
まで。シャイニー☆
8月の騎士団環境を振り返る
「凍てつく玉座の騎士団」が発売されてから約2週間が経ちました。改めてこの2週間を振り返ってみましょう!
・初日(8/11)
発売された直後(7時~午前中まで)は前の環境で強かったデッキを少しアレンジしたタイプが多かったです。翡翠ドルイドが流行する事を想定としたためアグロデッキが多かったです。
1つ目のデッキは「進化シャーマン」
前の環境から「告死隠者スロール」を1枚入れるだけで完成されるため非常に簡単にデッキを作る事が出来ました。海賊ウォーリア、アグロドルイドといったアグロデッや翡翠ドルイド(前環境の構築)に強いことから評価されました。相性の悪いフリーズメイジやクエストウォーリアがいなかったのもポイントだったと思います。
2つ目は海賊ウォーリア。また君か壊れるなぁ・・・
デッキはなんと前環境から1枚も変えずにラダーに挑むプレイヤーが多かったです。
上記と同じ翡翠ドルイドを狩ることを想定としたデッキ選択だったと思います。
3つ目は前環境の王者、アグロドルイド
新カード「蟲のドルイド」は2/1/5挑発と非常に高いスタッツと仲間のミニオンを守れることから採用されました。万が一厄介なミニオンが出されそうな時には2/1/2猛毒にも出来るため幅広く対応できるミニオンです。新カードである「クリプトロード」も即戦力になりました。3/1/6挑発と元のスタッツが優秀であり、効果次第ではヘルスを10以上にする事が出来る事から「タール・クリーパー」の枠を彼に変更されました。
環境初日は主にこの3つが主流でした。他にも環境初日「のみ」流行ったデッキは
・ 「断罪のウーサー・エボンブレード」を採用したコントロールパラディン
・新カード「冒涜」で細かい全体除去から一斉除去まで調整が出来るようになったコントロールウォーロック
・新カード「ブラッドレイザー」で全体1ダメージが出しやすくなったテンポウォーリア
・まさかの「ケレセス公爵」が評価されたズー
初日の出現率トップ10は下記の表になります。(筆者のラダー戦績も元に集計)
・2日目(8/12)
初日の夜から2日目にかけて環境は変化してきました。
「広がりゆく虫害」 +「強殻のクズ拾い」のコンボが決まればアグロは一瞬で爆発し、コントロールデッキも処理するのに精一杯となります。「蓮華紋」「野生の力」「動き回るマナ」等アグロドルイドに採用されていた汎用性のあるカードがあったため自分からミニオンを並べる戦法もありました。
2つ目はミッドレンジパラディン
新カードは
・単体でも優秀ながらマーロックを守れる「有徳な守護者」
・ミニオンが1体でも残れば+4/4しつつ5/5も残せる「ボーンメア」
の2種類がメインでした。当時はアグロドルイドに「飢えたカニ」が採用されていない、「有徳な守護者」がアグロデッキに強い、何より「翡翠ドルイド」を狩れる事から急激に使用するプレイヤーが増えました。
3つ目はハイランダープリースト
「影狩アンドウィン」と「縛鎖のラザ」が揃ってしまえば1ターンに2~3回以上はヒロパでダメージで盤面を取ったり、相手の顔を詰める事が出来ます。また「預言者ヴェレン」とのコンボも強力で1ターンで12~16のバーストダメージを出しゲームに勝利するプランもあります。ハイランダーでは必須カード「カザカス」の強さは説明不要ですね
2日目の出現率トップ10は下記の表になります。
・3日目
3日目は新デッキの登場が見られず、環境にも大きな変化はありませんでした。ミッドレンジトークンドルイドが流行ったことでアグロドルイドが激減→アグロが少ない事からミッドレンジパラディンが環境トップになりました。
・4日目(8/14)
環境トップのミッドレンジパラディンには先にテンポをとる事ができ、翡翠ドルイドに対しては「広がりゆく虫害」が刺さらないことからミラクルローグが評価されました。
新カードの「虚ろのヴァリーラ」は自分の好きなタイミングでカードをコピーできる事から評価されました。「魔力の巨人」コピーすれば盤面を制圧出来るのがポイントです。ちなみにこの日を境にミッドレンジトークンドルイドが激減しました。
メイジにも構築の変化がありました。
以前は「アレクトラーザ」を主軸としたフリーズメイジが流行っていましたが現環境では
②その翡翠ドルイドは「魔蝕の病霜マルフュリオン」で装甲を無限に貯められる
この2点から相手のヒーローの体力(装甲)がいくらあってもOTKするクエストメイジが流行りました。新カードの「蒼白の召術師」は確定でクエストを1つ進められる事からデッキに採用されました。
プリーストにも新しいデッキが誕生しました。
「影の真髄」で確定で8マナ以上のミニオン(バーンズ以外)を出してそのミニオンが死亡したら「永劫の隷属」で確定復活するビッグプリーストが誕生しました。
翡翠ドルイドは確定除去がないため序盤で特大ミニオンを出せばテンポで勝てるためラダーで見かけるようになります。
第1週目まとめ
環境1週目(11日~17日)のデッキ出現率は下記通り
アグロドルイドと翡翠ドルイドの2デッキが流行ったためドルイドが圧倒的トップになりました。次の週はどうなるのでしょうか?
・2週目まとめ
2週目は新デッキの紹介とかは無しでいきなりデッキ出現率の表を貼ります。
はい。どう見てもドルイドストーンです。
2週目でここまで偏るのは凄いですね。この記事で翡翠ドルイドについて書かなかったのはこれから詳しく書こうと思ったからです。まずなぜ翡翠ドルイドがここまで流行っているのか?
問題児その1。
5ダメージ=約3.5マナ
5枚ドロー=約8マナ
5装甲=1マナ
5/5グール=約4.5マナ
と10マナのカードで約17マナ分ぐらいのパワーがあります。英語で言うとINTIKIですね。ドルイドのお得意技マナ加速で10ターンどころか最速5ターンで打たれる事もあります。ハンド枚数が少なくても「滋養」でマナ加速を選択するのは日常。マナ加速で失ったアドバンテージはこのカードで取り返すのが今のドルイドです。
問題児その2。翡翠ドルイドはアグロデッキが苦手なはず!と思ってミニオンを並べたらこのカードの登場。全部のスカラベを処理するのに2ターン以上かかることもありその間に「翡翠の巨像」「アヤ・ブラックポー」「始祖ドレイク」等強力ミニオンを並べたり「なぎ払い」「自然の怒り」で厄介なミニオンを除去する事も出来ます。なにより現環境で複数の挑発ミニオンを1枚で対処するカードがないため唯一の対処法がミニオンを並べないというあまりに消極的な方法です。ミニオンを並べなければ上記の強力ミニオンに時間を割く事になり翡翠ドルイドにテンポを取られてしまいます。また「週末預言者」と一緒に出せば単体除去を打つ以外ほぼボードが全滅するためミニオンを並べないコントロールデッキにも活躍します。
注目カードも紹介した所で改めて翡翠ドルイドの構築を振り返りましょう。
・初日
「妖獣の激昂」「大地のウロコ」といった前環境の必須カードがそのまま2枚採用。
ドローソースは「究極の侵蝕」があるため「ガジェッツァンの競売人」は未採用のプレイヤーが多かった。
またシナジーはないがカードパワーが高い「リッチキング」も多く見られた。
・2~7日目
初日に流行った2種のカードの採用率(枚数)が減りいち早く「究極の侵蝕」が打てるように「古代地の番人」を採用するプレイヤーが増えた。また「リッチキング」は勿論ミラーの「翡翠の巨像」「始祖ドレイク」をメタれる「黒騎士」の採用率も高かった。
この時点での虫害の採用率は半々ぐらいだった。
~現在~
初日に採用されていた「妖獣の激昂」「大地のウロコ」は姿を消した。
ここで翡翠ドルイドに採用されている個性的なカードを6種類紹介します。
1枚目は「精神支配技士」
主にアグロドルイドに対するメタカード。3/3/3のスタッツを持っているため対戦相手のデッキを選ぶことなく最低限の仕事をしてくれるのがポイント。
2枚目は「大物ハンター」
主なターゲットは「王の祝福」「ボーンメア」等バフをかけやすいミッドレンジパラディン。単体除去がない翡翠ドルイドにおいてテンポをとりつつ除去ができる理想的なカード。効果は発動できれば魅力的だが使える状況が限られてしまうため使用しているプレイヤーは多いわけでもない
3枚目は「週末預言者」
VSアグロデッキに対しては序盤にポンと置いてテンポを取る事が出来る。
何より虫害とあわせて使用すれば戦闘で週末預言者が破壊されることがないためミラーやコントロールデッキでも頻繁にやるコンボ。汎用性が高いため使用するプレイヤーは多い。
4枚目は「スペルブレイカー」
ターゲットはミッドレンジパラディン1択。沈黙であるため「剣竜騎乗」のバフがかかったミニオンも断末魔効果を発動する事なく処理が出来るのがポイント。挑発をすり抜けたりやっかいなミニオンを黙らせたりと使用タイミングも幅は広い。
5枚目は「自然の回帰」
ターゲットは「大物ハンター」に似ているがどのミニオンに打てるのがポイント。
デメリットであるドローは「究極の侵蝕」で取り返せるためこの環境から使用するプレイヤーが増えた。仕方なく打つと大体負けるパターンが多い。
ラスト6枚目は「忘却王クン」
「究極の侵蝕」は盤面上だけで見ると5ダメージ+5/5召喚と10マナにしてはテンポが取りにくいカードです。その弱点を補うことが出来るカードなのです。
1ターンで7/7と5/5召喚しつつ5ダメージを与えればテンポを取りつつ5枚ドローする事が出来るためそのまま勝利につなげる事ができます。
翡翠ドルイドミラーでは7/7を1枚で処理出来る事が難しいためクン単体でも仕事する事も出来ます。
アグロデッキが少ない以上、無理なく0/7/7召喚できるため現環境では必須カードになりつつあります。
以上になります。
来月もメタリポートの記事が書けるように環境が変わってくれればいいなーと思ってます。意見・感想・苦情等は
まで。
シャイニー☆
騎士団環境のミッドレンジパラディンについて
この度新弾発売から2日でミッドレンジパラディン(以降ミッパラ)を使ってランク3からレジェンドまで到達しました。簡単ではありますが今回使用したデッキを紹介します。ミッドレンジパラディンを使ったことが無い人向けの記事になるかと思います。なお、環境直後という事もあり数日後には使用カード及び仮想的が大幅に変わる場合がございますのでご了承ください。
~ミッパラのここが凄い!~
・ドルイドは確定除去・全体除去が貧しいため序盤から高スタッツのミニオンで攻めれるため相性がいい。
・プリースト相手には温厚なメガザウルス(体力+3、聖なる盾等)、剣竜騎乗といったカードで「ドラゴンファイア・ポーション」等全除去のケアがしやすい。また、「太陽の番人・タリム」でヘルスの上がったプリーストミニオンを処理しやすい
圧倒的環境に多い遅いドルイドを狩れる事が一番のポイントです。
~ミッパラのここが弱い!~
・海賊ウォーリアにはミニオンを置いてもすぐに処理されるため「温厚なメガザウルス」「王の祝福」「剣竜騎乗」を打つことが出来ずそのまま負けるパターンが多い
・アグロドルイドは上記の理由に加え、「飢えたカニ」1枚でほぼ負ける。逆に言えばカニさえ飛んでこなければほぼ互角で戦える。ちなみに記事を書いてる時点でカニに喰われたのは50戦中3回。
1ターンで複数展開してくるアグロデッキにはバフをかけて殴るという戦術が出来ないため勝ちにくいです。
~採用しているカードについて~
今回は環境初期という事もあって丁寧に書いていきます。
・マーロック基本セット
(異端審問官・タイドコーラ・水門学者・ロックプール・戦隊長・メガザウルス・六丸)
ミッパラの序盤を支えるカード達。現時点ではそこまで「飢えたカニ」が流行っていないため非常に強いカードになります。
・異端者、タイドコーラ、水文学者、ロックプールはマストキープ。対アグロデッキに関しては異端者は2枚キープも視野です。
・マーロックの戦体長は対コントロールデッキでかつ上記3枚のマーロックを確保した場合はキープします。
・温厚なメガザウルスは対コントロールでかつ3ターン目までのマーロックの動きが出来た場合のみキープします。
・六丸に関しては戦隊長が出てこないケースもあるためそこまでパワーがありません。ですのでこのカードをキープする事はほぼありません
・有徳の守護者
主に強い点は
①マーロック達を守れる
②7ターン目に剣流騎乗を発動する
③有徳の守護者→コイン勝鬨の剣 ムーブを決める
の3つです。
マリガンで注意したいのが
①相手がアグロデッキだと判明している
②後攻で勝鬨の剣を確保している
③序盤のマーロックを確保している
いずれの条件を満たない時はキープしません。特にコントロールデッキに対しては1/1を1ターン目に置いても何も強くないので無闇にキープするのはNGです。
・ストーンヒルの守護者
とても強い(小学生並みの感想)。
ガチガチのアグロデッキでないため採用しない理由はありません。
マリガンのキープですが1~2ターン目の動きが確保できる場合のみキープします。このカードの序盤の強みは
①VS進化シャーマンにおいて「炎の舌のトーテム」を使用しないと3ターン目で処理できない
②VSパラディンにおいて勝鬨の剣1枚では処理できない。
など序盤の動きにこのカードをポンと置くと「温厚なメガザウルス」「王の祝福」が非常に通りやすいです。
・勝鬨の剣
「トゥルーシルバー・チャンピオン」でなくこのカードである理由は
①有徳の守護者とのシナジーがある
②今環境においてヘルス4ミニオンが少ない。海賊ウォーリアの狂信者、狂戦士が減ったこともポイント
③ミラーも同様で序盤からテンポを取れる
④メイジ&アグロデッキが減ったことで回復効果がそこまで強くない
キープ判断は
①VSパラディンは先手は1~2の動きが確保できてる時、後手は1マナマーロックを1枚確保できてる時
②後手でかつ「有徳な守護者」を確保している時
③VSアグロデッキは後手で1マナミニオンを確保できた場合
等意外とキープする事があります。
・王の祝福
確定除去のないドルイドには一方的に攻める事の出来るカード。主な使い方は
・全体除去が多いデッキでも高ヘルスミニオンを1体追加する
・有徳の守護者につけて攻めと守り両方に強くする
・挑発ミニオンに隠れてトレードしにくくする
・バフしたミニオンに強制的に除去させテンポを取る
など。シャーマンは「退化」があるので無闇に打つのは止めましょう。
・聖別
書いていることは非常に強いですが今の環境コントロールデッキが多いため別にいらなくてもいいカードでもあります。コントロール相手でも六丸等のダメージ調整に使えるため1枚あっても困ることは少ないです。今後アグロデッキが増えたら2枚採用してもいいと思います。
・髑髏術師
新カードその1。主な使い方は
①ポンと置いて全体除去に強くする
②5ターン目にこのカードを置くと剣竜騎乗やボーンメアがほぼ通る
の2つです。相手は挑発のついたこのカードを処理を強制させつつ8/8が出てくるのが非常に強力です。プリースト相手に無闇に置くと狂気ポーションで・・・あっ(察し
・剣竜騎乗
とくにせつめいすることはありません
ひじょうにつよいです
・太陽の番人タリム
なんでこいつのへるすはななもあるんですか?
ひじょうにつよいです
・ボーンメア
新カードその2。主な使い方は「王の祝福」とほぼ同じです。このカードは挑発がつくので「髑髏術師」をバフすると非常に強力です。挑発がある性質上「マーロックの戦隊長」にはあまりつけません。勿論腐る事もありますがそもそもこのデッキは最初からミニオンでテンポを取るデッキなのでこのカードの効果が使えない時点で負けなので気にしなくていいです。相手の盤面を捲くりたいなら平等聖別ができるコントロールパラディンを使いましょう。
・ティリオンフォードリング
純粋なマーロックパラディンではないため採用しない理由はないです。
感想・意見・苦情等は
まで。
シャイニー☆
ウンゴロ環境出現率ランキング(後編)
この記事は
ウンゴロ環境出現率ランキング(前編) - テンペストHSブログ
の続きで1位~6位の発表となります。
7位~15位は前編をご覧ください。
6位:ハンター 出現率:7.79%
4月:1位 5月:6位 6月:14位 7月:13位
ハンターが総合6位!?意外ですね。4月はな、な、な、んと出現率1位でした!
環境序盤はローグ、メイジ(動物変身未採用)と相性のいい事から爆発的な人気でしたが環境中盤からより安定しつつ爆発力のあるアグロドルイドに出番を取られてしまいました。またシャーマンが流行りだした事も衰退した理由の1つではないでしょうか。
~デッキの歴史~
環境序盤:5マナのミニオンを「ツンドラサイ」or「巣作りロック鳥」のどちらかを採用したミッドレンジハンターが流行。ファイアフライ等1マナミニオンを豊富に入れた、「トルヴィア番兵」型も見かけられた。
↓
環境中盤:アグロドルイドと差別化をはかることからミニオンを並べる形からフェイスを詰める「フェイスハンター」に変更。「サバンナ・ハイメイン」「ツンドラサイ」といったミニオンの代わりに「リロイジェンキンス」等を入れ始めた。
5位:海賊ウォーリア 出現率:8.22%
4月:4位 5月:4位 6月:6位 7月:5位
「サーフィンレー・マルグルトン」がスタン落ちしたことや「ゴラッカ・クローラー」「タール・クリーパー」等海賊メタの登場により衰退するかと思いきや、苦手だったアグロシャーマンが消えたり、クエストローグに強いことからウンゴロ環境でも健在でした。デッキパワーは高いものの王者アグロドルイドや進化シャーマンに不利なことから環境トップには立てず常に環境上位止まりでした。
~デッキの歴史~
環境序盤:ミニオンはほぼ海賊と「純海賊ウォーリア」が流行。以前は「必殺の一撃」2枚がほぼ100%で採用されていましたが「スペルブレイカー」等代案カードを入れる形が増える。また「グリーンスキン船長」の評価が急上昇。
↓
環境中盤:フェイスを詰める形の他、序盤を安定させるために「ファイアフライ」を入れたり、中盤の攻めを強くするために「ビタータイドヒドラ」を入れた形も流行。更に中盤以降のパワーを上げるために「カリモスの下僕」を入れたエレメンタル軸も登場。
4位:マーロックパラディン 出現率8.42%
4月:2位 5月:5位 6月:7位 7月:7位
4月中旬から爆発的に増えたマーロック入りパラディン。序盤~中盤による高スタッツによる展開によりコントロールデッキに対してとても強かったです。あまりに流行りすぎたのか「飢えた蟹」が大流行したせいで5月以降は使用率が激減しました。クエストローグがナーフされた後はアグロデッキが減ることから環境トップを期待されてましたが環境中堅止まりでした。
~デッキの歴史~
環境序盤:マーロックを5~6種類程に収め、後は「アルダーの平和の番人」「聖別」「光の王ラグナロス」等単体でも活躍できる「ミッドレンジパラディン」が流行
↓
環境中盤:切り札を「ティリオン・フォードリング」だけにし、「グリムスケイルのダチ公」「コールドライトの預言者」「王の祝福」等序盤に特化した「マーロックパラディン」にシフト。また「悪辣なる海賊」を入れた海賊型も流行
↓
環境終盤:海賊要素に加え「アージェントの従騎士」を入れさらにアグロ化した「UKパラディン」も登場。
3位:クエストローグ 出現率:8.99%
4月:6位 5月:2位 6月:3位 7月:6位
みんな大好きクエストローグは3位でした。コントロールデッキが流行らなかったのは間違いなくクエストローグのせいですね。「段取り」等によるインチキムーブしやすいデッキではありますがアグロデッキに弱かったため常に環境上位ではありましたが一度も1位になる事はありませんでした。またナーフ後はミラクルローグにシフトして姿を消しました。
~デッキの歴史~
環境序盤:クエスト達成の他、「腹裂き」「ナイフの雨」「エドウィン・ヴァンクリーフ」など汎用性の高いカードも採用されていた
↓
環境中盤:上記3種の代わり「グレイシャル・シャード」「マーロックのド変鯛」「炎成のエレメンタル」「週末預言者」などクエスト達成するための構築に変わる。
↓
環境終盤:ハンドアドバンテージを失わないようにと「怪盗紳士」が再評価される。ナーフ後はミラクルローグにシフトして姿を消した。
2位:コントロールメイジ 出現率:9.36%
4月:9位 5月:3位 6月:2位 7月:2位
今まで序盤の展開に貧しかったフリーズメイジ(前環境ならレノメイジ)ですが「魔法学者」「原始の秘紋」の登場で2ターン目にヒロパを打たなくてもいい状況が格段に増えました。また、序盤の展開だけではフリーズ、発見、秘策どのタイプかわからないのも魅力的です。ミッドレンジや翡翠系など明らかに苦手マッチはあったものの、安定して「アイスブロック」を貼ることが出来て、次のターン盤面を無視して呪文による顔面バーンで勝つことが出来ました。評価されてから常に環境トップでしたが「ヤツ」が環境にいたせいでどの月も採用率1位にはなれませんでした。
~デッキの歴史~
4月上旬:序盤はフリーズさせ「アレクトラーザ」「大魔道士アントニダス」「パイロブラスト」をフィニッシャーとした「純フリーズメイジ」が流行
↓
4月中旬:フリーズカードと「大魔道士アントニダス」の代わりに「ガーディアン・メディヴ」「カバールの飛脚」等ミニオンで攻める「発見メイジ」が登場。フリーズのコンボがない分汎用性の高いカードを入れられた。
↓
環境中盤:「魔法使いの弟子」「キリン・トアのメイジ」など展開を早くした「ハイブリットメイジ」も登場。またあまりにメイジが増えたためフリーズメイジは「秘密を喰らう者」を入れだす。
↓
環境終盤:フィニッシャーを「アレクトラーザ」から「魔力の巨人」に変えたメイジも登場。また「マナワーム」と「週末預言者」を一緒に採用したハイブリットフリーズメイジも登場。ついにはコントロールメイジにまで「希望の終焉ヨグ=サロン」を入れだす構築も。
1位:アグロドルイド 出現率:11.68%
4月:8位 5月:1位 6月:1位 7月:1位
お ま た せ
親 の 顔 よ り 見 た 練 気 ヒ ナ
実 家 の よ う な 動 マ ナ
ナ ー フ 不 回 避
予想通りでしょうか?1位はみんな大好きアグロドルイドです。
4月は少なかったものの、評価された5月からは常に出現率1位でした。
全体除去を豊富に入れたメイジ、プリースト、シャーマンなど明らかな不利マッチは沢山ありますが練気によるインチキムーブ等によりあの海賊ウォーリア以上に理不尽が出来る事により評価されました。どんなに盤面を取っていても「動き回るマナ」1枚で返されてしまうこともあり、無闇に全体除去が打てないのも強さの1つでした。
~デッキの歴史~
4月:「飛刀手流忍者・六丸」を入れたマーロック軸が流行。また「アージェントの従騎士」や「卵泥棒」といった今では見かけないミニオンの採用率も高かった
↓
5月上旬:デッキの安定性や「飢えた蟹」の流行によりマーロックの代わりに「ビタータイド・ヒドラ」をフィニッシャーとした形にシフト。この頃から「タール・クリーパー」の採用率がほぼ100%になる。好みによっては「鮫のゲンゾー」も採用される。
↓
5月中旬:ミニオンを横並べする事に特化したことから「ドッペル・ギャングスター」を採用した形が登場。
↓
6月以降:マーロック軸はほぼ消滅しテンプレが完成する。この頃から「爪のドルイド」「シェルシフター」を入れた構築も登場。
最後にウンゴロ環境に対して個人的な感想を
・プレイヤーから見たウンゴロ環境
ウンゴロ環境は様々なデッキが出現しました。この点ではカードゲームとしては大成功だと思います。カードゲームはプレイングや構築を考える楽しみは勿論、「何を使うのか考える楽しみ」も必要だと思うからです。「1強環境じゃなきゃじゃんけんゲー」と言ってる人もいますが「ラダーで何を使えば勝てるのか」を毎日判断して挑むのも実力の1つだと思うのでカードゲームである以上間違いなく様々なデッキがあったほうが楽しいと思います。
・「大魔境ウンゴロ」という商品から見たウンゴロ環境
こちらは逆にあまり成功していない思います。
理由は3つあって
・新システム「適応」が構築段階で全然使われない。「猛攻するヒナ」の1匹勝ち。
・新システム「クエスト」がウォーリアとローグしか使われてない。しかもローグはゲームバランスを壊すほどのパワーに。結果ナーフされた
・新種族エレメンタルの出現率の少なさ。基本的にシナジーしてるのはシャーマンだけ
ウンゴロをイメージするなら「クエスト○○」「エレメンタル○○」が流行っても良かったんじゃないかなーと思います。勿論自分はHS関係者でもなければただの1ユーザーです。ブリザードがどのように商品展開をしてどのような環境を望んでいるのかもわかりません。もしかしたら現状(ローグナーフ後)の環境を目指していたのかもしれません。
これで終わりになります。新弾までのこりわずかですが皆さん新弾のカード評価を行っておりますのでそちらをご覧になってみてはいかがでしょうか?
感想、意見、クレーム等は
までお願いします。
それではシャイニー☆
ウンゴロ環境出現率ランキング(前編)
今回は私ウンゴロ環境中に回したラダー全2980試合を元に
「ウンゴロ環境のデッキタイプ別出現率ランキング」
を発表します!
新弾前にランキングと共にウンゴロ環境を振り返ってみてはいかがでしょうか?
発表前に何点か注意事項を!
・思った以上に長いので前編、後編に分けます。
・各種ハイブリット(中間)デッキが作れてしまうため似たデッキは統一してます。
・ランク帯10日までは1~5、11日以降はレジェと思ってください
・月によってプレイ回数に多少差があります。(新弾発売の4月はめちゃ回したけど5月はワイルドも回してたなど)
・あくまで個人の集計ですのでご了承ください。
15位:沈黙プリースト 出現率:1.71%
4月:12位 5月:16位 6月:15位 7月:15位
・「ドデかいレイザーリーフ」の登場で素早く沈黙ビート
・「太陽の番人ライラ」で腐った「沈黙」や「祓い清め」を別の呪文に変える
等により以前より安定してデッキが回るようになりました。
パワーはあるものコンボデッキ故の事故や除去カードが入れられないことからどの月も環境中位止まりでした。
4月:14位 5月:10位 6月:9位 7月:11位
ウンゴロ序盤はマーロックシナジーを入れたパラディンが多かったものの、「飢えた蟹」が環境に流行った影響でコントロールパラディンが増えました。環境中期にはエレメンタルを採用した型も流行しました。翡翠ドルイドやクエストローグといったコントロール殺しのデッキに勝てなかったのが原因で環境中位止まりでした。
13位:エレメンタル翡翠シャーマン 出現率3.49%
4月:7位 5月:13位 6月:13位 7月:14位
エレメンタルシナジーや翡翠を使用したミッドレンジ型のシャーマン。
「退化」「ライトニングストーム」「火山噴火」等豊富な全体除去があるためアグロデッキには強い一方、クエストローグがきついため環境中位止まりでした。クエストローグナーフ後は「翡翠の精霊」がエレメンタル化したことで活躍が期待されましたがあらゆるデッキと戦える「進化シャーマン」に出番を取られてしまいました。
~デッキの歴史~
環境序盤:翡翠ミニオン+魂の残響を入れた「翡翠軸」とトルヴィアのストーンシェイパーやブレイズコーラーといったエレメンタルシナジーカードを沢山入れた「エレメンタル軸」の2つが流行
↓
環境中位:あらゆるデッキに対抗できる進化シャーマンの流行によりこのデッキが衰退する。
↓
環境終盤:「翡翠の精霊」がエレメンタル化したため再度流行。エレメンタルシナジーは「カリモスの下僕」「原始の王カリモス」だけにして、他は翡翠要素にしたエレメンタル翡翠シャーマンが流行る。
12位:秘策メイジ 出現率:4.43%
4月:11位 5月:9位 6月:8位 7月:8位
「魔法学者」の登場で秘策をマリガンでキープしなくても安定した動きが出来る事から流行しました。ミニオンと呪文の両立によるライフバーンや呪文相殺の影響で全体除去が刺さりにくいことからコントロールにも強いデッキです。
~デッキの推移~
環境序盤:「カバールの下っ端」や「鏡の住人」をフル導入したアグロ型が流行
↓
環境中盤:「カバールのクリスタルの運び屋」を採用しつつ、「アイスブロック」「アレクトラーザ」「ガーディアン・メディヴ」「火山ポーション」といったコントロールが入れそうなカードも採用するハイブリット型が流行
↓
環境終盤:クエストローグがいなくなった事により早い展開があまり必要でなくなったため「魔力の巨人」を採用し始める。
11位:コントロールプリースト 出現率4.46%
4月:10位 5月:8位 6月:11位 7月:9位
コントロール軸、ドラゴン軸、ミラクル軸と様々なタイプがあるこのデッキ。
沈黙プリーストと比べると爆発力はないもののコンボパーツが少ないため安定した戦いが出来ます。「ドラゴンファイアポーション」によりアグロには強いですが、大流行したクエストローグが苦手だったため中堅止まりでした。
~デッキの歴史~
環境序盤:
・「先遺隊長エリーズ」を軸とした「純コントロールプリースト」
・「ドラゴニック諜報員」を軸とした「ドラゴンプリースト」
・コンプリに「内なる炎」「神授の霊力」を入れ爆発力を高めた「OTKプリースト」
の3つが主流
↓
環境中盤:除去カードの枠を「回復の輪」等低コストカードにして「太陽の番人ライラ」でぐるぐる回す「ミラクルプリースト」が登場
10位:トークン進化シャーマン 出現率5.13%
4月:15位 5月:12位 6月:3位 7月:4位
ウンゴロで登場した「原始フィンのトーテム」を活用し「血の乾き」でトドメをさすデッキ。もう1つの勝ち筋として「ドッペルギャングスターのボス」+「進化」のコンボがあります。決まってしまえば簡単に逆転出来るパワーがありあらゆるデッキに対して戦えました。環境初期は少なかったものの進化が評価されてからは環境トップにまで上り詰めました。
~デッキの歴史~
環境序盤:進化コンボを入れない通常のトークンシャーマンが流行る
↓
環境中盤:進化コンボを入れた形が大流行。30枚テンプレが出来てしまうほど完成度が高い構築が完成する。あまりにミラーが増えすぎたため「海の巨人」を採用し始める。
↓
環境終盤:ミラーやアグロドルイドを見るためか「ライトニングストーム」が入った構築が登場
4月:13位 5月:7位 6月:5位 7月:3位
ウンゴロで登場した「大地のウロコ」は「ガジェッツァンの競売人」と相性が良くこのセットは2枚確定で入る形となりました。「始祖ドレイク」はシナジーなくても強力でアグロデッキはこれ1枚で勝つこともあります。デッキパワーは高いが大流行したクエストローグに勝ちにくく、アグロデッキに対してもやや不利な事から中堅止まりでした。クエストローグがナーフした今、環境トップまでに上り詰めました。ウンゴロを通して特段デッキの変化はなく環境終盤に「希望の終焉ヨグ=サロン」が入った構築が増えたぐらいでした。
8位(同率):クエストウォーリア 出現率:5.57%
4月:5位 5月:10位 6月:10位 7月:12位
アグロデッキに対してはクエストを使わずとも挑発を置くだけ勝てる程相性がいいデッキ。逆にクエストローグ、翡翠ドルイドと言ったコントロール殺しには弱いため中堅どまりでした。環境最序盤は「デスウィング」「グロマッシュ・ヘルスクリーム」等フィニッシャーがいたものの、環境中盤以降は「鎧職人」「狂瀾怒濤」を入れた横に並べるデッキが流行り「乱闘」がピン刺しな構築が多かったのが特徴です。クエストローグがナーフされた後は増えるかと思いきや翡翠ドルイドが増えた事によりそこまで使用率は上がってません。
7位:ミラクルローグ 出現率:5.87%
4月:3位 5月:14位 6月:13位 7月:10位
ウンゴロで登場した「死体花シェラジン」がローグスペルと相性がいい事からミラクルローグではほぼ100%採用されました。環境当初はアグロデッキが多かったため環境トップクラスでしたが中盤以降はコントロールが増えてきたことから「クエストローグ」に出番を取られ姿を消しました。クエロナーフ後は再び活躍しました。
~デッキの歴史~
環境序盤:「冷血」「リロイ・ジェンキンス」を入れたアグロ軸が流行る
↓
環境中盤:クエストローグに出番を取られ姿を消す
↓
環境終盤:クエロナーフ後に再び活躍。変身カードが少ないことから「クエスト中の冒険者」がピン刺しの構築が流行る
6位~1位の発表とウンゴロ総括は7月末までにあげます。
エレメンタル翡翠シャーマンについて
今回はレジェンド560位からレジェ2桁到達しましたので紹介します。
普段はレジェ1桁かそれ同様の実績(ヒロイック酒場12勝など)しかブログの記事にしませんが新弾発売が近いため早さが重要かなーと思って2桁到達でも書きました。すいませんゆるしてください。何でもしますから!
↑使用したデッキリスト
~デッキ構築に関して~
ほぼ絶対2枚採用:A
2枚か1枚採用:B
今は採用しているがデッキから抜く候補:C
※絶対2枚いるだろうと思われるカードは省略させて頂きます。
ファイアフライ:A
どんなに遅い構築でもエレメンタルシナジーを採用しているなら2枚必須です。
序盤にこのカードをいかに引き込めるかが勝利のポイントと言っても過言ではありません。
炎の舌のトーテム:A
火山噴火を入れる型ならいらないかもしれません。ここで注意したいのが「ファイアフライ」がキープ出来ない時はこのカードもキープする事はありません。
退化:A
このデッキは序盤の選択肢が少ないため採用しました。動き回るマナ、巨大エドウィン&冒険者、竜剣騎乗等に対して打つのが理想ですが、
ヒナ単体、2ターン目までの海賊、アグドル序盤などしかたなく退化を発動しても序盤さえ耐えれば勝てる可能性が高いのでVSアグロに対してはとりあえずキープしておけば大丈夫です。
このカードのいいところはとりあえず3ターン目に場に出せる事です。
書いてある事は強いですがエレメンタルシナジーを考慮すると枚数を減らしてもいいかもしれません。
マナ潮のトーテム:C
VSコントロールには強いですがアグロに対して弱いので1枚だけ採用しました。
地底も入っていないのでこのカードが最初に抜ける候補だと思います。
ライトニングストーム:A
主流のアグロドルイドや進化シャーマンにぶっ刺さるのは勿論、VSコントロールに対してはこのカードで盤面を取ってライフを削りにいくことも出来るため現環境では必須です。フリーズメイジが増えたら採用枚数を減らしてもいいのかなと思います。
呪術:A
このデッキは炎の舌のトーテムがいないとミニオンでトレードするのがそこまで得意ではないのでこのカードも必須です。ターゲットは退化に似てますがヒドラ、アヤポー、始祖ドレイクなど退化が刺さりにくい所に打てるのがポイントです。
温泉の守護者:C
タール・クリーパーでない理由は
・VSアグロにおいてファイアフライでトレードした時に回復できる
・打点が2あるため序盤からトレードに参加しやすい
次にジンユーの水話士でない理由は
・単純にコストが大きい(1マナ+オーバーロード分)
・エレメンタルシナジーがないためカリモスが腐る可能性がある
このことから私は温泉の守護者にしました。この3枚の採用は好みでいいと思います。
とりあえず3ターン目(コインなら2ターン目)にミニオンを置きたいならタール・クリーパーがいいと思います。
・魂の残響:B
基本的な使い方は2つで
・翡翠ゴーレムを呼び出すカード(精霊、アヤ、族長)と同一ターンに使う
・VSメイジにおいて温泉の守護者を戻してライフ回復
となります。このカードが1枚な理由はVSコントロールデッキにおいて終盤翡翠を強くするためが目的なため2回も使えないからです。
アグロやミッドレンジに関しては基本的に使い道がなくマナが余ったら雑に使っても問題ないと思います。手札が11枚以上になって燃えてやばいのは原始の王カリモスぐらいなので手札管理はあんまり気にしなくていいと思います。
・翡翠の族長:B
最初はファイアエレメンタル、ブレイズ・コーラを採用してましたが翡翠ドルイドが減ったためもう少し遅いゲームプランでもラダーに勝てるだろうと思って採用しました。
とりあえず7ターン目にポンとおけるのが魅力ですね。
原始の王カリモス:S
採用理由は説明不要ですね。主に効果の使い方を紹介します。
第一候補:風(全体3点ダメージ)
相手の場に1体しかいない状態で3ダメージを与えたい時でもこれを選択する時もあります。この効果だけでも十分じゃないかと思うぐらいアグロからコントロールまで幅広く使える効果です。
第二候補:水(12点回復)
アレクトラーザやパイロブラスト発動後に選択するのがメインです。顔突っ込んできたアグロ相手に水を選択すると相手が爆発します。
第三候補:地(トークン生成)
他にエレメンタルがなくて仕方なく出した時に選択する効果その1。盤面が更地で自分のライフがいっぱいある時やクエスト達成後のウォーリア(乱闘無視)などに選択します。
第四候補:炎(6点バーン)
他にエレメンタルがなくて仕方なく出した時に選択する効果その2。
ナイフの雨、なぎ払い、火山ポーションが怖い時や次のターン稲妻等でリーサルが見えてる時に選択すればいいと思います。
まあ選択肢は多くて損はしないのでいざという時に役にたつかもしれません。
~各マッチアップのキープと戦い方~
全デッキマストキープは
基本的にマリガンはファイアフライ、翡翠の爪を全力で探しにいくものだと思ってください。
VSアグロドルイド
・マストキープ
ファイアフライ、翡翠の爪、退化、メイルシュトロームのポータル、ライトニングストーム
・次点キープ
ライトニングストーム以外の上記カードが2種類あれば
7月19日現在ではアグロドルイドが多いためそちらを想定してキープします。
ライトニングストーム、退化は動き回るマナに対して打ちたいですが相手がぶん回った時は3ターン目に打つのも視野です。ポータルは逆に呪文トーテムとのコンボを狙う事は少なくミニオンを1体でも減らす目的で使ってもOKです。
・マストキープ
・次点キープ
ラダーで前と戦った等デッキがわかっている時のみ翡翠ドルイド想定します。
ストーンヒルの守護者や温泉の守護者は3ターン目に出すカードではないので単体キープはしません。
VSミラクルローグ
・マストキープ
・次点キープ
ファイアフライ、メイルシュトロームのポータルがあれば退化、呪術キープを検討
競売人にテンポ良く稲妻を当てられるかがポイントです。
最近は魔力の巨人が採用されているため何も考えずに呪術を打つのはNGです(勿論テンポを取るために仕方なく打つ事もあります。)
メイジ各種
・マストキープ
・次点キープ
上記のどちらかあればストーンヒルの守護者、マナ潮のトーテムを検討
メイジはフリーズやコントロール型を想定してマリガンします。
相手の勝ち筋がアレクかパイロの顔面バーンなので原始の王カリモスでしっかり12点回復するように動きます。そのため何も考えずに自分の場に7体ミニオンをおくと回復できずにバーン喰らいますので注意しましょう。温泉の守護者に魂の残響をつけて自分から破壊するプランもありです。
パラディン各種
・マストキープ
ファイアフライ、翡翠の爪、メイルシュトロームのポータル、退化
・次点キープ
上記カードが2種類以上あれば温泉の守護者、ストーンヒルの守護者も検討
マーロックを採用したパラディンを想定します。6ターン目以降竜剣騎乗を打たれてもいいように退化か呪術を温存できるように立ち回れれば勝てます。
進化シャーマン
・マストキープ
ファイアフライ、翡翠の爪、メイルシュトロームのポータル、ライトニングストーム
・次点キープ
ライトニングストーム以外の上記カードが2種類あれば
戦い方はアグロドルイドに似てますが全体バフがないため退化は入りません。
同様に序盤に大きいミニオンが来ないため呪術もいりません。
海賊ウォーリア
・マストキープ
次点キープ
退化はキープ検討
海賊に限り1、2ターン目の動きがあれば2種類の守護者を3ターン目にテンポよく置いても問題ないです。中盤以降盤面が取れていれば自分の場を展開するより毎ターンヒロパを打って挑発トーテムを出す確率を上げましょう。
0から学ぶラブライブ!
今年秋よりラブライブ!サンシャイン!!2期が始まります。
そこで今回はラブライブ!のキャラ名、声優、原画、監督等全く知らなくても「ラブライブ!」とは何か?を簡単に紹介します。この記事を読んでTVアニメシリーズに興味を持って頂ければ幸いです。
この記事は個人の見解になりますのでご了承ください
~ラブライブ!とは~
ラブライブ!School idol project(以降ラブライブ!)とは
・ランティス(レコード会社)
・電撃G'sマガジン(月刊誌)
の三社がコラボして2010年より「電撃G'sマガジン」にて活動をしているアイドル。2013年より始まったTVアニメシリーズが有名ですが最初は雑誌から始まりました。
アイドルは
初代μ's(ミューズ):ラブライブ!
の2つがあり現在はAqoursをメインに展開してます。
ラブライブ!の最大の特徴はセンター、ユニット名、衣装など様々な事を投票等で決めるユーザー参加型企画であることです。ファンの意見が反映されCDやグッズが発売されるためプロデューサー感覚で作品を楽しむ事ができます。
~ラブライブ!の魅力~
初代ラブライブ!こと「μ's」は
・2015年には紅白出場
・2016年のファイナルライブは東京ドームをほぼ満席(しかも平日)
・映画は週末興行ランキングにて動員数3週連続1位
など様々な実績があります。
何故こんなにμ'sが有名になった理由は何なのか?を推測すると
①コンテンツの入りやすさ
まず主な登場人物が9人であること。他にも同級生や両親なども登場するがメインキャラクター9人の名前を覚えれば十分にコンテンツが楽しめる。
アイドルにはかかせない歌ですがベストアルバム2種類を手に入れればほとんどの曲を把握する事が出来ます。レンタルだと500円ぐらいで済みますね。
こういった少ない知識と費用で楽しめるのが魅力なのではないでしょうか。
②スクフェスの存在
2013年リリースされた音楽アプリゲーム
「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル(通称スクフェス)」の存在も人気にした理由の1つです。「当時は」スマホで出来る有名な音ゲーはほとんどなくてスクフェスが画期的でした。スマホゲームと言えば課金がネックとなりますがスクフェスは
・ストーリーさえ進めば全曲無課金で遊べる
・ストーリーを進めるのにキャラの強さは関係ない=課金がいらない
・イベントの上位を狙うのは強さはほぼ無関係(いかに回数をこなすかがポイント)
と無課金によるストレスがほぼ無いのが魅力です。アニメ見る→スクフェス遊ぶで曲を覚えるのは王道な展開でした。
③楽曲とPVが凄い
個人の主観になりますがハズレ曲が本当に少ないです。
もっと言えばCDのカップリング曲(B面)がメインでもいいんじゃないか?と思える曲が多いです。またPVも2Dと3Dの融合により迫力のあるダンスシーンです。
④2次元と3次元のコラボ
中の人(3次元)もアニメキャラ(2次元)と同じ名前でアイドル活動をしてます。
実際のライブではアニメで踊ったダンスを再現するためアニメ画面からそのまま出てきたような迫力があります。また中の人全員が元々声優やダンスをやっていたわけではありません。アニメだけではなく中の人も成長していく姿に夢中になった人も多いのです。
⑤身近な設定
ラブライブ!のストーリーは主人公の通う東京の学校が廃校になるのを阻止するため9人の女子生徒がアイドル(部活)になり学校を知ってもらい入学者を増やすというもの。メインキャラクターのアイドル達は普通の女子学生なのです。
アイドルにありがちな「事務所関係のトラブル」「スキャンダル」等は一切登場しないので夢を壊すことはありません。またこの時代珍しくはないですが男キャラがほぼ登場しないため可愛い女の子だけを見れるため癒されます。
⑥エッチな描写が少ない
TVアニメはパンチラが一切ない上にエロい描写が本当に少ないです。
記憶が正しければ謎の光も無かったはずです。そのためμ'sは女性人気も非常に高かったです。勿論ナイスバディなキャラクターが多いためファンの妄想でエッチな事を考える事も出来ます。TVアニメとは反面、雑誌上ではセクシーな画像が多いです。
~2代目Aqoursについて~
残念ながら初代μ'sは2016年の3/31、4/1のファイナルライブ以降ほぼ活動していません(公式は解散とは言ってはいない)。現在μ'sが登場するのは
・スクフェスの新規絵
・たまに発売されるグッズ
ぐらいで新しいボイスはありませんし、中の人がラブライブ!としてメディアに出る事もありません。(ツイッターでたまにラブライブ!の事をつぶやく事はあります)
という事でこれからラブライブ!を支えるのは
となります。サンシャインも初代と同じで学校が廃校になるのを阻止するため9人の女子生徒がアイドル(部活)になり学校を知ってもらい入学者を増やすというもの。
初代の舞台が東京なのに対しサンシャインは沼津(静岡)が舞台となります。
またサンシャインは初代の5年後(推測)の話であり、μ'sは「伝説のスクールアイドル」として皆の憧れとなってます。
~これからラブライブ!を応援する人へ~
さてここまで読んでみて少しでもラブライブ!に興味を持った人が何をすればいいのかを簡単に書きます。
最初にやること
ラブライブ!1期(13話)
↓
ラブライブ!2期(13話)
↓
劇場版ラブライブ!(1作品)
↓
ラブライブ!サンシャイン!(13話)
の順番で見る。王道ですがこれが一番手っ取り早いです。ちなみに漫画もありますがあちらは原作ではなくアニメ放送後に作られたパラレルワールドなのでご注意。
ちなみにいきなりサンシャイン見るのはお勧めしません。理由はサンシャインの話の中にμ'sの事が色々出てくるからです。
どーしても時間が無い!という人は「μ'sは伝説のアイドル」という解釈でサンシャインを見ればどーにかなります。じっくり時間がある人で初代1期から見る人に個人的なアドバイス。ファンの間では何万回も言われた事ですが
とりあえず1期3話まで見よう。3話を見て面白いと感じなかったらそこで終了。
2番目以降にやること
①スクフェスを始める
数年前であれば「まずスクフェス!」でもよかったのですが
・μ'sとAqours両方の楽曲を揃えるのに時間がかかる
・近年スマホの音ゲーが増えてきて周りにやっている人が少ない可能性がある=モチベがあがらない
といったことから優先度を下げました。
②CDを借りる
μ'sの曲を聴きたいのであれば
「μ's Best Album Best Live! collection 」「μ's Best Album Best Live! Collection II」の2枚を借りれば殆どの曲を知る事が出来ます。
Aqoursは現時点(2017/7/16)ではアルバムがないためシングルを借りるしかありません。(いずれはアルバムが発売されるはず)
詳しくは下記URLにて
ラブライブ!サンシャイン!! Official Web Site | CDリリース情報
以上になります。1人でも多くの人がラブライブ!に興味を持って頂ければ幸いです
6月のウンゴロ環境を振り返る
群雄割拠と言われた6月の環境を改めて振りかえってみましょう。
「5月のウンゴロ環境を振り返る - テンペストHSブログ」の続きとなります。
1週目(1日~4日あたり)
先月に引き続き月初はアグロドルイドが猛威を振るいました。
1試合の時間が短いため最速レジェを目指すのにはピッタリのデッキです。
アグロドルイドのタールクリーパーはほぼ必須カードとなりました。
序盤は「火山ポーション」、中盤は「メテオ、フレイムストライク」と豊富な全体除去でアグロドルイドを狩りました。速さを求めた結果、「パイロス」が抜け「呪文相殺」が入った構築が増えました。
環境上位:色々なデッキ
秘策メイジ、翡翠ドルイド、海賊ウォーリア、クエストウォーリア、クエストローグ
進化シャーマン、ミッドレンジパラディン等デッキがありすぎて紹介しきれません・・・
次週から
・「環境トップ→環境上位」と採用率が下がったデッキ
・「環境上位」に採用率が上がったデッキ
・特段構築に変化があったデッキ
を紹介していきます。
2週目(5日~11日あたり)
環境トップ:進化シャーマン&コントロールメイジ
アグロドルイドが多く、クエストローグが少ない関係からこの週は進化シャーマンが大流行しました。あまりにミラーが増えたせいか「海の巨人」を採用した構築が増えました。
またコントロールメイジも
・ミニオンを展開する従来の「発見メイジ」
・フロストノヴァ、ブリザード等相手の行動をロックして大魔道士アントニダスをフィニッシャーとした「フリーズメイジ」
の2つに分かれました。フリーズメイジは進化シャーマンを狩れる事から使用するプレイヤーが増えました。
環境上位ピックアップ①:アグロドルイド
月初では環境トップだったアグロドルイドですが進化シャーマン、フリーズメイジが流行りだしてから採用率が下がりました。この週あたりからドルイドとマッチしたらアグロか翡翠のどちらかわからない状態となりました。
環境上位ピックアップ②:ミッドレンジパラディン
6月上旬はゴラッカクローラーの採用率が少なかったためミッドレンジパラディンに「悪辣なる海賊」と「海賊パッチーズ」セットが採用し始めました。魔法学者、南海の船長、原始フィンのトーテム、猛攻なヒナ等厄介なヘルス3ミニオンが多いため「トゥルーシルバーチャンピオン」よりも「勝鬨の剣」を優先して採用する構築も増えました。
第3週目(12日~18日あたり)
環境トップ:海賊ウォーリア&コントロールメイジ
ゴラッカクローラーの出現率が過去最低になったことを見越してこの週は「海賊ウォーリア」が激増しました。アグロドルイドやクエストウォーリアの減少、ローグやパラディンの増加の影響により海賊が勝てる環境になりました。序盤をより安定したい事から「ファイアフライ」を採用する構築が増えました。
メイジは先週に引き続き発見メイジとフリーズメイジが流行りました。
環境上位ピックアップ①:ミラクルローグ
ここ数ヶ月「ローグ=クエストローグ」という印象が強かったですが海賊が増えた影響でより早く盤面を取れる「ミラクルローグ」が再評価されました。「クエスト中の冒険者」「エドウィンヴァンクリーフ」を巨大化すれば海賊を速攻で爆発させる事ができます。お花型の他に「冷血」や「南海の甲板員」等を採用した早めのローグも姿を表しました。
環境上位ピックアップ②:エレメンタルカード
デッキではありませんがこの週は「エレメンタル」カードに注目を浴びました。
シャーマンは勿論、パラディンやローグにもエレメンタルカードを積むプレイヤーもいました。海賊が流行った影響かと思われます。
環境から衰退:アグロドルイド
先週に引き続きメイジとシャーマンが流行りだしたせいで「アグロドルイド」が激減しました。この週に限り「ドルイド=翡翠ドルイド」と言っても間違いないと思います。相性の良かったクエストローグもミラクルローグにシフトしたのも減少した理由の1つです。
4週目(19日~本日あたり)
環境トップ:海賊ウォーリア&メイジ各種
先週に引き続き海賊ウォーリアが活躍してます。今月安定したメイジですが海賊の早さについていくため「魔法使いの弟子」「キリン・トアのメイジ」等を入れた「秘策メイジ」も登場してます。メイジは発見、フリーズ、秘策(一部は巨人)と3種類のデッキが存在する事になります。
環境上位ピックアップ:アグロドルイド
先週は絶滅寸前まで減っていたアグロドルイドですが海賊が増えたことにより環境上位になれるまで増えました。2週目と同じドルイドとマッチしたら翡翠かアグロのどちらかわからない状態となりました。
環境中位ピックアップ:コントロールウォーリア
ウンゴロ発売してからウォーリアは「海賊」か「クエスト」の2択でしたがここ数日クエストを採用しない「コントロールウォーリア」が登場しました。主に
「頽廃させしものン=ゾス」をフィニッシャーとした「ンゾスウォーリア」
「ブック・ワーム」「イセラ」といったカードで展開する「ドラゴンウォーリア」
の2種類が存在します。今後の研究次第では化ける可能性のあるデッキでしょう。
~6月まとめ~
メイジは1ヶ月安定した採用率でしたがその他のヒーローの採用率の増減は激しかった月となります。特にアグロドルイドの出現率は週によって大きく変わりました。
最近の環境を「じゃんけん」と呼称するプレイヤーも少なくはありません。
(じゃんけんと呼称する事については賛否両論だと思いますのでここでは詳しくは触れません)
今日強かったデッキが明日も強いとは限りません。今環境は特に「どのデッキを使うか」を見極める事が必要だと思います。最後になりますが7月上旬に流行りそうなデッキは
と予想しときます。
HSの連敗、ミスとの考え方
今回はHSにおける連敗(下振れ・ご都合)とミスをどうやって乗り越えるか書きたいと思います。不調の時は「気にしない」「冷静になるべき」とよく言われますがそんな簡単に出来るものではありません。そこで少しでも「不調を気にしない」「不調に対して冷静になれる」考え方の1つを紹介します。
「連敗した時の考え方」
その1:確率を考えてみる
大抵のプレイヤーの勝率は5割~6割の間になります。
仮に中間の勝率55%の人がいたとしましょう。
その人が
3戦3敗(3連敗)する確率は約16.6%→くじAとする(当たりが16.6%のくじ)
4戦4敗(4連敗)する確率は約9.1%→くじBとする(当たりが9.1%のくじ)
5戦5敗(5連敗)する確率は約5.0%→くじCとする(当たりが5.0%のくじ)
そのくじを10回引いてみると
Aを10回引いて1回以上当たりが出る確率:約83.7%
Bを10回引いて1回以上当たりが出る確率:約61.4%
Cを10回引いて1回以上当たりが出る確率:約40.1%
50戦やった場合、約4割の確立で5連敗に遭遇する事になります(正式には違いますが目安としてお考えください)。そう考えると連勝・連敗って意外と高い確率で起こる事がわかりますね。
その2:勝敗の戦績を記録し、やめ時を考える
以前紹介した
社会人がいち早くレジェンドになるには - テンペストHSブログ
の一部でも紹介しましたが「負け時」を判断するために記録します。その負け時と自分で感じたら一旦ラダーから離れるべきです。負けやすいとわかっててプレイするのは星や順位を事前に防ぐ事ができます。ここで「勝つまでひたすらやる理論」があると思いますがそれもお勧めしません。理由は単純で勝てる保障がないからです。それで負け分を取り返せばいいですが負け分を取り返せなかった時どのような思考になるか?
モチベが下がりプレイしなくなる
↓
プレイしない結果他のプレイヤーと実力が離れる
↓
実力が劣るため当然勝ちにくくなる
といった負のスパイラルが発生します。HSプレイしただけ経験を積め、強くなります。一旦休むのも総合的に見ればHSをいっぱいプレイする手段ではないのでしょうか?
その3:他人のプレイを観戦する
観戦は他の人のプレイや構築を勉強するのに最適ですが、自分が負け続けた時観戦する理由がもう1つあります。それはHSにおける理不尽を受けているのは自分だけではないと再認識するためです。何戦か見てれば間違いなく理不尽を受ける場面を見かけます。それを見れば「HSはそういうゲームだ、しゃーない。自分もラダー回すか~」と思うはずです。同時に観戦していれば自分が負けた時のイライラが少しは解消されるので一石二鳥です。
「ミスした時の考え方」
その1:今のミスは将来の投資と考える
普段のラダーと下記の状況で同じミスをした場合どっちの方がショックが小さいでしょうか?
・勝てばレジェンドになれる試合
・勝てばレジェンド順位1桁になれる試合
・勝てばHCTポイントが貰える試合
・勝てばアジア代表になれる試合
間違いなく普段のラダーの方が小さいですね。普段のラダーでミスをすれば次回以降同じミスが減ります。いざ上記のような重要な場面に遭遇した時、ラダーでやったミスを起こす確率が減ります。普段のラダーでやったミスは将来大舞台に立つための布石と考えてみてはどうでしょうか
その2:違う行動をしてたら別のカードを引いてたと考える
よく「序盤で○○を忘れてなかったらこのターンでリーサルで勝ってた~」等のミスあると思います。その時自分は「仮に○○をしていたら自分も相手も時間の乱数調整で違うカードを引いてた」と考えます。そう考えれば○○をしてた状況は○○をしていなかった時の状況と全く違うと想定できます。同時に○○をしていたらもっと早く負けていたと考える事も出来ます。
その3:今のミス(1敗)は次の連勝の布石と考える
今ミスして1回負けたとしましょう。しかし次から3連勝したらどうでしょうか?星で言うと2個獲得した事になります。
仮にミスをしないで勝負が長引いてしまった場合、その2で書いた通り乱数調整で違うプレイヤーと戦っていたかもしれません。今の試合は勝てても次から3連敗するかもしれません。ミスをして負けた後、次から連勝した場合「あの時ミスをしたから3連勝できたラッキー」と考える事も出来ます。
5月のウンゴロ環境を振り返る
「大魔境ウンゴロ」が発売されてから約1ヶ月半が経ちました。
環境が定まってきた5月。改めてこの1ヶ月を振り返ってみましょう!
1週目:ドルイドによる自然の七並べ
まずは5月当初に流行ったデッキを紹介していきます。
環境トップ:アグロドルイド
5月の最初に流行ったのは低コストミニオンを大量に並んで「蓮華紋」「野生の力」で全体バフして短期決戦に持ち込む「アグロドルイド」。
デッキが回ってしまえば海賊顔負けの速さで展開する事が出来ます。
5月当初は「飛刀手流忍者・六丸」を採用したマーロック軸が流行っていましたが「飢えたカニ」の被害を受けない「ビタータイド・ヒドラ」をフィニッシャーにした形も出てきました。
環境上位:発見メイジ(コントロールメイジ)
4月下旬から流行していた発見メイジ。序盤から「火山ポーション」、中盤で「ブリザード」と豊富な全体除去が出せる事から環境トップである「アグロドルイド」と相性がいい事から5月でも使用率は高かったです。
先ほど紹介した「発見メイジ」と相性のいい事や、ハンターやミラクルローグの衰退もあって5月上旬では使用するプレイヤーが多かった翡翠ドルイド。
ウンゴロで登場した「大地のウロコ」は1マナで+1/1しつつ装甲+5以上できる事や「ガジェッツァンの競売人」と相性がいい事から採用されました。
環境上位:クエストローグ
ウンゴロ発売当時から騒がれたこのデッキは5月でも活躍しました。
先ほど紹介した「発見メイジ」「翡翠ドルイド」と相性がいいのがポイントです。
クエスト達成前にアグロドルイドに倒されることから環境トップにはなれませんでした。
環境上位:海賊ウォーリア
ガジェッツァン環境から支配していた海賊ウォーリアは5月上旬でも健在でした。
主にアグロドルイドに採用されている海賊を食う蟹こと「ゴラッカクローラー」が採用されていたことからこちらも環境トップになれませんでした。
環境上位:ミッドレンジパラディン
序盤から終盤まで安定したミッドレンジパラディン。
カードパワーは高いもののやはりマーロックを食う蟹こと、「飢えたカニ」の被害が大きかったため環境トップにはなれませんでした。
環境上位:ミッドレンジハンター
4月から活躍していたハンターは5月上旬でも流行していました。
そう5月「上旬」までは・・・
環境中位:アグロドルイドを狩る者達
環境上位には劣りますが環境トップであるアグロドルイドに有利という事もあって下記デッキもラダーで登場しました。
①「退化」や「ライトニングストーム」「火山噴火」といった全体除去が豊富な「エレメンタルシャーマン」
②挑発ミニオンと「乱闘」だけで勝てる場合があるため、VSアグロドルイドの場合クエストさえマリガンで戻してしまう、「クエストウォーリア」
③「ドラゴニック・ポーション」さえ耐えれば負けることがない「プリースト各種」
④「平等」コンボで場をリセットする「コントロールパラディン」
2週目:秘策メイジ、進化シャーマン新登場!
2週目からは新しく登場したデッキやデッキの変化を中心に紹介していきます
環境トップ:秘策メイジ
発見メイジと違い序盤から「キリン・トアのメイジ」「カバールのクリスタルの運び屋」などでアグロデッキ並みの速さを出しつつ、横に並べない事からコントロールデッキに強いとまさに「万能デッキ」として大流行しました。
このデッキが流行ったせいで「秘策を喰らうもの」をデッキに入れるプレイヤーも増えました。蟹といいまさに大魔境にふさわしい環境ですね(笑)
環境中位:進化シャーマン
ウンゴロが発売されてから1ヶ月少しで全く新しいデッキが流行りました。
それは「進化シャーマン」です。
①ウンゴロで登場した「原始フィンのトーテム」が序盤から無理なく横展開できる
②ほとんどのデッキと相性が普通以上であること。特にアグロドルイドは「退化」1枚で返せる
これらの理由からラダーでよく見かけるようになりました。
環境から衰退:ミッドレンジハンター、海賊ウォーリア、翡翠ドルイド
ミッドレンジハンターが衰退した理由としては
①1週目に流行ったアグロドルイド、2週目に流行った進化シャーマンと相性が悪い
②序盤の動きが安定しないと勝てない→同じ獣デッキであるアグロドルイド使えばいいんじゃね?
等の理由から衰退しました。5月下旬に「サバンナ・ハイメイン」を抜いて更にアグロ化した「アグロハンター」が姿を現しました。
また海賊ウォーリアも同じくアグロドルイドや進化シャーマンと相性がよくないことから「一時的に」衰退しました。
この2デッキの共通点として相性の良かった「ミラクルローグ」が衰退した事が原因じゃないかと思います。
メイジが発見メイジから秘策メイジにシフトした関係でコントロールデッキが減ったため「翡翠ドルイド」も衰退しました。
3週目:進撃のメイジ
ほぼ全てのデッキと互角以上に戦える「秘策メイジ」、アグロドルイドと相性がいい「発見メイジ」2つのメイジデッキが環境トップに。同時にアグロドルイドの出現率が下がった事により蟹の被害を受けにくくなった「ミッドレンジパラディン」の使用率が上がります。
環境トップ:メイジ各種
3週目もメイジが流行しましたが、新たに「パイロス」を採用するプレイヤーが増えました。6/6,10/10になったこのカードが除去られても断末魔から作られたカードのためアドバンテージが減りにくいのが強みです。アグロドルイド、海賊ウォーリアといったアグロデッキが少なくなった事が理由かと思います。
環境上位:アグロドルイド
あまりに流行りすぎたせいで対策されてしまったため環境トップから外れてしまいました。月初から研究されたこのデッキも採用されるカードは変化されつつあります。
3枚目以降の「動き回るマナ」として「ドッペルギャングスター」が注目されました。
3体しか2/2を出せませんが、このカードを使用しても次の使用マナは6マナ(最速練気だと4マナ)となるため盤面に関係なく「蓮華紋」「野生の力」が即座に使えるのは「動き回るマナ」にないメリットです。
通常のアグロデッキには採用されない「タールクリーパー」ですが相手は全力でミニオンを処理してくるのに守れるこのカードはアグロドルイドと相性がいい事が判明しました。ミラーマッチや秘策メイジと相性がいいのもポイントです
4週目(現在):平均化する環境
5月14日にジャパンメジャーが開催され盛大に盛り上がりました。使用デッキは主にコントロールデッキが多数でした。
その影響?によりコントロールデッキが流行る
→そのメタで「クエストローグ」が流行る
→クエストローグのメタで「海賊ウォーリア」「アグロドルイド」が流行る
と5月上旬に流行ったデッキが再度使われる事になります。
ここで現時点での各ヒーローの使用デッキをまとめてみると
~環境トップ~
クエストローグ
アグロドルイド
~環境上位~
発見メイジ
秘策メイジ
海賊ウォーリア
クエストウォーリア
進化シャーマン
ミッドレンジパラディン
と様々なデッキが流行中です。6月はどんなデッキが流行るか楽しみです。