2月のコボルト環境を振り返る
今回は2月のコボルト環境について振り返ります。
主な内容は主流デッキの紹介と出現率です。なお今回はナーフ後の環境の記事となります。出現率はVS deta様を参考にして独自で算出しました。
- 環境トップ:キューブロック
- Tier1:秘策メイジ
- Tier1:マーロックパラディン
- Tier1:ドラゴンプリースト
- Tier2:性悪プリースト
- Tier2:ビッグプリースト
- Tier2:新兵パラディン
- Tier2:コントロールプリースト
- Tier3:その他のデッキ
環境トップ:キューブロック
出現率:18.8%
ナーフから免れたウォーロックが予想通り環境トップになりました。今月の構築のポイントは週末預言者が必須カードになった事です。VSアグロデッキに対して強いのは勿論、ミラーやプリーストに対しても3ターン目に週末預言者を出して次のターン山の巨人を先に出せるためどんなデッキにでも活躍出来ます。頽廃させしものン=ゾスにもほぼ必須カードとなりました。ナーフ前はプリーストの心霊絶叫に対して弱かったですが今はプリーストが減少したため採用されました。複数のヴォイドロードに対して1枚で中身まで処理する方法がないためウォーロックミラーはンゾスが入っていた方が勝てると言っても過言ではありません。逆にタルダラム公爵と霊の歌い手ウンブラが必須カードからランクダウン(=自由枠)しました。共通して言えるのは「デッキの動きに関係ない」「カード単体では仕事をしてくれない(=事故を起こしやすい)」事です。上記であげた週末預言者やミラーで強いスペルブレイカーなど他に優先すべきカード達があるのも理由の1つです。ナーフ直後はキューブ無しのコントロールウォーロックが多かったですがアグロデッキ以外に勝ちにくいため今はキューブロックが主体です。
Tier1:秘策メイジ
出現率:11.2%
こちらもナーフの影響を免れて相対的に出現率が増加しました。今月の構築のポイントはアイスブロック+パイロブラストの投入が必須になった事です。理由はウォーロックの増加によりヴォイドロードを無視してダメージを与える必要があるためです。構築のテンプレはほぼ完成されておりカバールの下っ端と魔力なる知性を減らしてメタカードを入れたり秘策を増やしたりする程度です。デッキとしてはパワーが高いですが全体除去が投入されていないためパラディンに弱いのがネックです。
Tier1:マーロックパラディン
出現率:10.1%
ナーフの影響は回廊漁り蟲だけでデッキとしてはダメージがないためマーロックパラディンが環境上位になりました。デッキの構築にもナーフ前後で特段変化はありません。一時期は流行りすぎてメイジにも飢えたカニが採用されていましたが今は新兵パラディンが登場したためカニの出現率は大幅に下がりました。構築もほぼテンプレ化してきて水文学者、コールドライトの預言者、未鑑定の大槌を減らしてメタカードを入れるぐらいです。ウォーロックは強力な全体除去とヴォイドロードに弱く、新兵パラディンにはミニオンの大量展開に弱いためパワーは高いものの明確な弱点があるため環境トップにはなれませんでした。
Tier1:ドラゴンプリースト
出現率:9.4%
ナーフで他の主流デッキが弱体化したためドラゴンプリーストが相対的に出現率アップとなりました。構築に関しては何点か変化がありました。1つ目は大いなる解呪の必須化。複数のヴォイドロードを超えために必要なカードとなります。2つ目は影の超越者とブック・ワームの登場。影の超越者は序盤動きにくいドラプリをサポートしてくれます。ブック・ワームはマーロック・プリースト下級ミニオン・週末預言者などを破壊してくれると同時に体力が高いためOTKコンボが決まりやすくなります。ナーフ前はよく見かけた太陽の破片ライラですが上記のカードを入れる関係上枠が無いため未採用の構築が増えました。
Tier2:性悪プリースト
出現率:5.7%
デッキリスト
アグロデッキの減少により性悪プリーストも活躍してます。とはいえミッドレンジの星ボーンメアや性悪デッキには必須の回廊漁り蟲がナーフされたことによりダメージを受けたのは間違いないです。それに加え巨大ミニオンに対しての回答がトワイナイトの侍祭しかないためウォーロックの山の巨人やOTKコンボにも弱いため環境に合ってないのもマイナスポイントです。デッキの構築にも特段変化がなくカバルの影の僧侶が投入されたぐらいです。
Tier2:ビッグプリースト
出現率:4.3%
デッキリスト
ナーフの影響を全く受けず特段構築、出現率共に変化がなかった1ヶ月となりました。相性云々よりデッキの回転率が課題となるためTire2止まりとなりました。
Tier2:新兵パラディン
出現率:4.0%
デッキリスト
ナーフ後全く新しいデッキタイプが誕生しました。それは新兵パラディンです。一度全体除去を打たれても再展開が容易なのがポイントです。環境トップのウォーロックの全体除去が冒涜と地獄の炎の4枚ため全部打たせてもミニオンを展開する事も可能です。コントロールデッキが多い現環境を見て闇への抵抗やヴァインクリーヴァーが入ってるのがポイントです。パラディンミラーを見た聖別、安定より爆発力をとったレベルアップなど構築のばらつきがまだある状態ですので研究段階といった所でしょうか。とはいえ序盤の動きが1/1ミニオンしか並ばない事が多いためマーロックパラディンに出番が奪われがちです。
Tier2:コントロールプリースト
出現率:3.3%
コントロールデッキにも新しいデッキが登場しました。それはコントロールプリーストです。ナーフ前はデッキを全部引くまでに決着がついてしまうハイランダープリーストが環境トップだったため相手のカードを使いきらせるコントロールデッキの活躍が難しいのが現実でした。今はヴォイドロードを精神支配や恐縮ポーション+カバルの影の僧侶を奪う事でウォーロック側の攻撃を凌ぐことが可能です(=ヴォイドロードをカード1枚で処理する事はできない)。ウォーロック対策のデッキになるため霊魂鞭打や相手の攻めてを増やしたくないため心霊絶叫が未採用のためVSパラディンに対して有利とはいえないのがネックです。
Tier3:その他のデッキ
今の環境はウォーロック・プリースト・パラディン・メイジの4種類でほぼ完成されてます。言い換えれば他の5ヒーローはなかなか活躍しにくいのが現実です。
・ズーロック
・OTKパラディン
・ミラクルローグ
・ミルローグ
・スペルハンター
・翡翠ドルイド
・進化シャーマン
など・・・・
この記事のデッキ画像はahirunさんに許可を頂いて記載してます。この場を借りて御礼申し上げます。ブログ及びツイッターでほぼ毎日レジェンド上位のデッキレシピを紹介してますのでご覧になってはいかがでしょうか?私もよくお世話になってます!
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