2019冬季選手権を楽しもう!

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今回は2019冬季選手権をより楽しむためのガイドです

日本時間3/1(金)1:30(木曜の深夜)より各地域の代表決定戦(プレイオフ)で勝ち抜いた16名の代表が集まって戦います。日本のTansoku選手が出場する事で大きな話題になっております。そこで今回は競技シーンに詳しくない人にもわかりやすいように解説していきます。詳しくは下記URLをご覧ください。URL及びデッキ画像の引用許可頂いたahirunさん0さん にこの場をお借り致しましてお礼申し上げます

beerbrick.com

冬季選手権とは?(復習)

解説の前に今大会がどのようなイベントなのか復習しましょう。HSの王者になるにはプレイオフ→シーズン選手権→世界選手権の順番に進んで勝つ必要があります。赤い丸を囲った所が今大会のポジションとなります。

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シーズンとは?

シーズン1(夏季)

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HCTポイント集計期間:1~3月

シーズンプレイオフ:5月

シーズン選手権:7月

 

シーズン2(秋季)

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HCTポイント集計期間:4~7月

シーズンプレイオフ:9月

シーズン選手権:10月

 

シーズン3(冬季)

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HCTポイント集計期間8月~11月

シーズンプレイオフ:1月

シーズン選手権:2月←当大会はここ

プレイオフに出場するには?

基本的にはランク戦や大型大会で上位になると貰えるHCTポイント(ハースストーン・コンペティティブ・ポイント)を貯めてプレイオフに出場します。とはいえ日本人プレイヤーは大型大会に出場する機会が圧倒的に少ないのでポイントを貯める方法はほぼランク戦のみという解釈でいいだろう。ちなみに直近のシーズン3で必要なポイントは36ポイント。ランク戦だけで獲得するには4か月の間に3回50位フィニッシュしなければならない(シーズン毎にポイントはリセットされる)

 

~ランク戦以外でポイントを得る主な方法~

前回シーズンのプレイオフで上位になる

例えばシーズン2のプレイオフで上位9~16位に入るとシーズン3のHCTポイントが6ポイント入る。ちなみにプレイオフベスト4になるとシーズン選手権に出場できるためプレイオフによるポイントはもらえない(=シーズン選手権でいっぱい貰えるよ!)

シーズン選手権に出場する

プレイオフでベスト4になったらシーズン選手権に出場できるので最低12ポイント貰える。ランク戦に例えると50位フィニッシュ1回分

ツアー大会で勝つ

去年HCTツアー東京でhinaya選手が優勝してシーズン2(秋季)のアジアプレイオフに出場しました。優勝した時のポイントは15ポイント。つまり後必要な約17~18ポイントはランク戦で頑張ってポイント獲得したという事になります。

シーズン選手権に出場するには?

HCTポイント上位(約64名)とチャレンジャーファイナル(約8名)の約72名で戦い上位4名に入るとシーズン選手権に出場できます

世界選手権に出場するには?(←今ココ)

アジア、ヨーロッパ、アメリカ、中国4地域の上位4名、つまり16人で戦い上位4名に入ると世界選手権に出場できる。今大会はこのポジションになる

 

 

 

 

 

 

 

デッキ分布

16名のデッキ分布は下記の通り

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今大会はハンター、プリーストの採用率が圧倒的に高いです。特にハンターは16名中15名採用と圧倒的な採用率となっております。次点でローグとウォーロックの採用率が高い事を考えるとランク戦で人気なヒーローが大会でも人気と言えるでしょう。

王者ミッドレンジハンター

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ランク戦王者であるミットレンジハンターは大会でも採用率No1です。明確に不利となっている相手は偶数パラディン、奇数パラディン、秘策秘策メイジ、奇数ウォーリアぐらいです。言い換えれば他の全てのデッキには勝率50%以上を出す事が出来ると考えます。先ほど挙げた4デッキはそこまで採用率が高いわけでもなく仮にそれらと戦ったらBAN(使用禁止)すればいいだけの話です。逆に強すぎてBANされて配信ではなかなか見られないデッキになるんじゃないかな?と思います。

ハンターさえいなければ怖くない?

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複製プリースト、偶数ウォーロック、クエストローグはランク戦では出現率が減少してます。なぜならハンターに勝てないからです。しかし1ヒーローBAN(使用禁止)出来る制度がある大会ならハンターと戦わなくて済むのでこの3デッキの使用率が高くなりました。それに加え最近行われたバランス調整で奇数ローグ(冷血)、偶数シャーマン(炎の舌のトーテム)、偶数パラディン(平等)といったアグロデッキが弱体化した事もポイントですね。

パラディンは偶数が鉄板?

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天下一ヴドゥ祭が発売後の大会シーンではパラディンの出現率は偶数>奇数となっております。これは平等がバランス調整された後も変わりません。理由はハンターと戦う試合数が違うからです。ランク戦だと勝利しても同じヒーローと連戦しやすいため出現率が一番高いハンターに勝ちやすい奇数パラディンが活躍できます。しかし大会では一度ハンターに勝ったらもうハンターとは戦いません。つまりハンターに強いというステータスは大会ではあまりメリットとは言えないという事です。それに加え複製プリースト相手に"モジョー使いジヒィ"や"ネルビアンの解絡師"といった偶数コスト対策カードを使えるものポイントですね。

 

 

 

 

 

 

構成紹介

16名全てのデッキは冒頭に紹介したURLに載ってますのでそちらを参考にしてください

アグロ寄りの構成

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①ミッドレンジハンターと複製プリーストを採用した型(上の画像)

②4つともアグロで固める(下の画像)

 

①はデッキパワーが高いヒーローを持ち込み不利な相手でも逆転できる構成。②はアンチコントロール(コンボデッキ)を徹底的に対策した構成。現環境のアグロデッキはズーみたいなミニオンを大量展開するデッキよりミニオンを展開しつつ大型ミニオンを召喚したり、武器や呪文でダメージを与えるアグロデッキが多いです、つまり1回の全体除去を受けてもきつくないという事です。その事から現環境のアグロデッキは全体除去がそこまで多くないプリーストやウォーロックに強いという事になります。そのため今環境はアグロ寄りの構成が人気です。

ミッドレンジハンター以外に強い構成

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俗にいうアンチコントロール構成。ミッドレンジハンターをBAN(使用禁止)することで非常に有利に戦えます。この構成のハンターはミッドレンジではなく断末魔を採用するのが主流です。現環境ではミッドレンジハンター以外のアグロデッキはデッキパワーが低いためアグロデッキにも勝てるデッキとなっております。とはいえ4つ全てアグロ構成の相手には相性が不利なためキツイです。

複製プリーストに強い構成

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大会はアグロやアンチコントロールといった同じ速度で固定された構築だけではありません。上記2枚の画像のデッキを使用するDefinition選手とnoblord選手は複製プリーストに強い4デッキを使用しております。通常奇数ウォーリアは複製プリーストには不利ですが"ティンクルマスター・オーバースパーク"を採用する事で復活するミニオンにハズレを仕込む事で有利に戦えるようになります。また、Definition選手は今大会唯一ハンターを持ち込まない選手となります。

 

 

 

 

 

選手実績紹介

使用するデッキの他に出場するプレイヤーを知るとより一層大会観戦が楽しめます。そこで今回は出場する過去の実績の一部を紹介します(プレイヤーのアクセス先はTwitter)。HS以外の情報は今回記載された選手紹介を一部引用しております。

playhearthstone.com

ざっくりとした大会説明

プレイオフ

地域代表決定戦。ランク戦等で好成績を残すと出場できる。これに勝つとシーズン選手権に出場できる。2018年度は夏季、秋季、冬季3回開催。

シーズン選手権

プレイオフで勝ち抜いた16名(4地域×4名)で戦い上位4名は世界選手権に出場できる。2018年度は夏季、秋季、冬季3回開催。

世界選手権

夏、秋、冬のシーズン選手権で勝ち上がった12名(4名×3回)と各地域HCTポインNo1のプレイヤー4名の計16名で戦う。これを優勝すると言葉通りその年の世界王者になる

グローバルゲーム

国別に4人チームを作り世界最強の国を決める大会。国の代表はプレイヤーの投票によって決まる

HCTツアー大会

出場条件がほぼない単独の大規模大会。予選はオンラインで行われるものと現地対戦型の2種類が存在する。

 

 

Bloodyface選手(アメリカ)

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・主な実績

2018年秋季シーズン選手権準優勝

2016年春季アメリカプレイオフ予選ベスト8

 前回のシーズン選手権優勝しているため当大会の結果関係なく2019年の世界選手権出場が確定している。HSの由来はホラー映画らしい

 

 

Bunnyhoppor選手(ドイツ)

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・主な実績

2018年グローバルゲームドイツ代表

2018年夏季シーズン選手権優勝

 去年の夏にシーズン選手権に優勝しているため当大会関係なく2019年の世界選手権出場が確定している。競技期間中に博士号を修了した

 

 

Caimiao選手(中国)

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・主な実績

2018年秋季シーズン選手権ベスト8

前回に引き続き2回連続シーズン選手権に出場。中国では"ミスタールーキー"と呼ばれアンチコントロール(コンボ)デッキを好む

 

 

Faeli選手(チェコ共和国)

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・主な実績

2018年HCTツアーシンガポール2位

2018年HCTツアーオスロ2位

2018年ワイルドオープンベスト8

去年128人規模と256人規模のツアー大会で2回2位を獲得した強豪プレイヤー。今大会唯一トグワグルドルイドを使用している。スタンダードではないが第一回ワイルドオープンにも出場している。人工知能系の学位を取得

 

 

Ike選手(アメリカ)

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・主な実績

2018年HCTツアーオースティンベスト8

シンプルかつ一貫性のある手法を取り続けるプレイヤーで今大会でもミッドレンジハンターや複製プリーストと言った王道デッキを使用している

 

 

noblord選手(アメリカ)

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・主な実績

アメリカプレイオフ常連(少なくとも7~8回出場)

アメリカの代表を決めるプレイオフにほぼ毎回出場できる実力者。今回初めて念願のシーズン選手権に出場する事ができた。エンジニアリングで学位を持つ

 

 

Tansoku選手(日本)

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・主な実績

2018年夏季シーズン選手権ベスト16

2017年グローバルゲーム日本代表

シーズン選手権出場2回目の強豪プレイヤーである事は勿論、youtubeで動画を投稿している事でも有名。相撲と将棋の観戦が好き 

 

 

Tyler選手(ベトナム)

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・主な実績

2018年秋季シーズン選手権ベスト8

2018年グローバルゲームベトナム代表

2017年グローバルゲームオランダ代表

年間HCT獲得ポイントアジア1位のため当大会で負けても世界選手権の出場が確定している。プレイヤー面の他に配信でも有名でTwitchのフォロワー数は66,000人を超える。2017年までオランダ(ヨーロッパ)に在住していたが2018年にベトナム(アジア)に場所を変えた。

 

 

ThunderUP選手(トルコ)

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・主な実績

2018年グローバルゲームトルコ代表

2017年グローバルゲームトルコ代表

グローバルゲームの2年連続トルコ代表として選ばれている。当大会唯一ハイブリットハンターを使用。ちなみにトルコのプレイヤーがシーズン選手権に出場するのは初めてらしい

 

 

Roger選手(台湾)

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※アクセス先はTwitchページ

・主な実績

2018年グローバルゲーム台湾代表

2017年グローバルゲーム台湾代表

 配信で有名なプレイヤーでTwitchのフォロワー数はなんと10万人を超えている。キューブロックが大好きらしいが今回は偶数ウォーロックを持ち込んでいる。Twitchの待機画面やアイコンが漫画の"ONE PIECE"なのでもしかしたらHSの由来はそこから来ているのかもしれない・・・?

 

 

Viper選手(ドイツ)

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・主な実績

2018年夏季シーズン選手権ベスト4

去年シーズン選手権でベスト4に入ったため当大会で負けても世界選手権の出場が決まっている。ピーナッツシャーマン(コントロールシャーマン)を開発したプレイヤー。今大会唯一マーロックパラディンを使用するためマロパラファンの方は是非応援してみてはいかがだろうか?

 

※選手の実績は独自で調べました。もし間違い等ございましたらお手数ですが下記連絡先までご連絡いただけると幸いです 

 

 

 

 

筆者Twitter:テンペスト (@tempe443) | Twitter

平日毎日夕方に配信してます。よろしければご覧ください。

配信URL:https://www.twitch.tv/tempe443

シャイニー☆