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1年間でどれぐらい奇数偶数が存在したのか?

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”一人たりとも生かしてはおかぬ!”

   ”我らはこの呪いを、力へと変えたのだ!”

 

ここ1年間で一番聞いたミニオンのセリフではないのだろうか?4月からゲン・グレイメンと月を喰らう者バクがスタンダードで使用できなくなります。詳細はこちら↓

playhearthstone.com

そこで今回は筆者の18年4月~19年2月のラダー戦績9986戦を元に対戦相手のデッキがどれぐらい奇数偶数だったのか算出してみました。

 

"対戦相手が奇数偶数である確率"

奇数or偶数出現率:26.5%(2648戦)

奇数出現率:17.4%(1733戦)

偶数出現率:9.2%(915戦)

 

言い換えると

1か月100戦プレイする人は年間約21.2分(一ケ月約2分)対戦相手のバクゲンのセリフを聞く

1か月500線プレイする人は年間106分(一ケ月約8分)対戦相手のバクゲンのセリフを聞く

※セリフを4秒を想定した場合

 

と言う事になります。上級者になれば年間約2時間分の時給(約2000円前後)が発生してる事になる。あくまでこれは対戦相手だけの出現数になるため自分が奇数偶数デッキを使用していればもっとこのセリフを聞いてる事になります。

 

 

1位:奇数ローグ 年間出現率:7.1%(713/9986戦)

左からウィッチウッド、メカ大作戦、ヴドゥ祭環境

※含み笑う発明家は当時5マナ

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ウィッチウッド環境前半は偶数パラディンが存在したため他のアグロデッキが全体的に出現率が低下したが動員バランス調整後はどの環境でも奇数ローグが一定数存在しました。特にメカメカ大作戦前半は含み笑う発明家(5マナ)のおかげでVSアグロデッキには菌術師の効果を発動しやすくなり、VSコントロールデッキにはブラッドナイトで攻撃力を大幅に上げる事ができるなど、含み笑う発明家を非常に上手く使えたデッキと言えただろう。ヴドゥ祭でも奇数ローグが大活躍したが冷血がバランス調整されてからはテンポローグや海賊ローグに出番を取られしまいました 

 

 

位:偶数ウォーロック 年間出現率:5.2%(516/9986戦)

画像はメカメカ大作戦後期

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キューブロックが弱体化したウィッチウッド後半からどの環境でも一定数存在した偶数ウォーロック。一部のアグロデッキ相手を除き最速で山の巨人の攻撃が通るかどうかで勝率が大きく変わっていくためどのデッキにも勝てるがどのデッキにも負ける可能性があると相性差が少ないデッキとなっております。偶数ウォーロックは複数のカードを使用して戦うというよりは中型~大型ミニオンを単体で戦うため終末預言者、苔むしたモノノケ、黒騎士と言った環境に合わせて対策カードを簡単に採用出来るのがポイントです。そのため環境事にテンプレはこれ!といった構築がありません

 

3位:奇数パラディン 年間出現率:5.0%(503/9986戦)

左からウィッチウッド、メカ大作戦、ヴドゥ祭環境

※含み笑う発明家は当時5マナ

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動員バランス調整後のウィッチウッド後半から常に環境上位に存在した奇数パラディン。偶数ウォーロックとは正反対で含み笑う発明家やレベルアップ!がバランス調整される以外はデッキの構築にほぼ差がないのが特徴です。特に天下一ヴドゥ祭初期(レベルアップ!採用時)はメカメカ大作戦と天下一ヴドゥ祭のカードが一枚も採用されていない時期があって”ウィッチウッドから時が止まったデッキ”とも言えたでしょう。レベルアップ!バランス調整後も人気の高いデッキで魔女の大釜やフロストウルフの将軍と言ったカードが必須枠となりました。

 

 

 

4位:奇数ウォーリア 年間出現率:3.3%(328/9986戦)

左からウィッチウッド、メカ大作戦、ヴドゥ祭環境

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ウィッチウッド初期から本日までずっと中堅ポジションだった奇数ウォーリア。ワタリガラス年のコントロールデッキと言えばこのデッキを思い出すプレイヤーも多いだろう。ウィッチウッド環境では狂言病ウォーゲンやダリアス・グロウリーといったミニオンで戦う戦法だったがメカメカ大作戦で登場したスーパーコライダー、オメガ・アセンブリ、狂気の天才ドクター・ブームなどの発明品が必須カードとなった関係から相手の攻撃を受けきる戦法にシフトし、天下一ヴドゥ祭で登場したドラゴンカードで再びミニオンで攻める戦法にシフトと1年間を通して色んな戦い方をしたデッキだろう。画像では紹介してないが肉食キューブ+無謀の操り手で強力なミニオンを増やす比較的攻撃的なデッキもチラホラ存在した。

 

 

 

5位:偶数パラディン 年間出現率:2.1%(209/9986戦)

左からウィッチウッド、メカ大作戦、ヴドゥ祭環境

※動員は当時4マナ

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 ウィッチウッド前半最強デッキとも言われた偶数パラディン。Tansoku選手とglory選手がアジア代表となった春季アジアシーズンプレイオフ(18年5月開催)71人中68人と採用率95%と圧倒的な強さを誇ってました(勿論パラディンを持ち込んだ68名全員が偶数!)。動員がバランス調整されてから回復ズーが流行るメカメカ大作戦末期までは奇数パラディンに出番が取られました。天下一ヴドゥ祭でも奇数パラディンやハンターに強い事から一定数偶数パラディンは活躍してましたが今度は平等がバランス調整された事によりまた環境から消えました。ウィッチウッド後半からは偶数パラディンはランク戦より大会でよく出現するデッキとちょっと変わったポジションとなりました。奇数パラディンよりどのデッキにも勝てる可能性がある(=平等を絡めた全体除去で何とかなる)ため大幅に不利マッチがない事が理由だと思われます。

 

 

 

6位:偶数シャーマン 年間出現率:1.8%(179/9986戦)

画像はウィッチウッド後期

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ウィッチウッドから本日まで構築の変化がほぼないのが特徴な偶数シャーマン。動員4マナ時の偶数パラディンの対抗馬として人気でしたがウィッチウッド後半からは偶数シャーマンをランク戦に持ち込む理由を探すのが難しい(=偶数シャーマンを使うなら○○ねよくね?)といったのが本音です。偶数パラディンと同様ランク戦より大会向けデッキとなりアグロ構成によく見かけられました(=アグロデッキで構成を固めた時に他にいいアグロデッキが存在しない)

 

 

 

7位:奇数メイジ 年間出現率:1.0%(102/9986戦)

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天下一ヴドゥ祭で登場したドラゴンホークのロア・ジャナライのおかげでヒーローパワーを強化する理由が出来たため奇数メイジという新しいデッキが登場しました。デッキタイプは秘策を採用したアグロ型と全体除去を沢山採用したコントロール型が存在します。2つに共通して言えるのがヒーローパワーだけで放電レイザーモーや腐食食いのハイエナを処理できるため環境トップのハンターに強いデッキとなっております。ヒーローパワーが強化できる代わりに動物変身、メテオ、アルネスと言った偶数コストカードを採用できないため奇数と整数の住み分けがしっかりと出来ているヒーローとも言えます。

 

 

 

8位:奇数ハンター 年間出現率:0.8%(83/9986戦)

 画像は天下一ヴドゥ祭

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ワタリガラス年一番アグロデッキと言えば奇数ハンターでしょう。相手のヒーローにダメージを与える事に特化しているためアグロ、装甲貯める、回復出来るどれかを相手にすると不利がついてしまうためなかなか活躍できませんでした。ズー以外のウォーロックが大流行した時は対抗馬としてちょっとだけ流行ったぐらいですね。

 

 

 

 

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シャイニー☆