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ワイルドで流行っているデッキをまとめてみた(ヴドゥ祭ver)

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今回はヴドゥ祭環境のワイルドの主流デッキを紹介します
2019年1月にはワイルドオープンの予選がラダーにて行われます。この機会にワイルドやってみたいけどどんなデッキが多いのだろう・・・?というプレイヤー向けにワイルドでよく見かけるデッキをまとめてみました。

playhearthstone.com

 

読む前に

・ランク10付近までは色んなデッキがいます(ワイルドに限った話ではないが)

・筆者の経験を元にまとめてます。今回はデータ等はないので参考程度に

・今回はワイルド専門情報サイトHearth into the Wild様を参考に当記事を作成しました。

 

Tier1:偶数シャーマン

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デッキコード

AAEBAaoIBDOUvQLCzgLN9AIN0wHZB/AH1g+yFLUU96oC+6oCoLYCh7wC0bwC9r0ClO8CAA==

 

偶数シャーマンは現時点で間違いなく出現率No1でしょう。人気な理由はデッキパワーは勿論、(スタンデッキを所持していれば)安い資産で作れるのもあります。ワイルドの偶数シャーマンは単体で強いカードが多いため横にも縦にも強いのが特徴です(=ミニオンを大量展開しつつ巨大なミニオンも召喚できる)。スタンでは鬼のように強い魔女ハガサですがワイルドでは短期決着がメインとなるため不採用です。

トーテム・ゴーレム

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必須カード。2016年4月~2017年3月の間シャーマンがずっと強かった理由の1枚。序盤に召喚すればミラーや奇数ローグにおいて一方的にミニオンが処理できたり、ウォーロックの地獄の炎などから耐えられたりします。ちなみにこのカードもトーテムですので地底よりのもののコストを下げたりドラナイのトーテム彫師のパワーアップ対象になったりします。

バリバリ

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必須カード。平均すると2マナ4.5ダメージオーバーロード:(1)が弱いわけありません。溶岩爆発と比べるとマナ効率がいいのがわかります。このカードミニオンは勿論相手のヒーローも対象にできるのでコントロールデッキ相手にもトドメの一撃として使う事も出来ます。個人的には偶数シャーマンや奇数ローグが増えれば採用率が下がっていくのかな・・・と思います。

 メイルシュトロームのポータル

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 必須カード。最強の全体除去その1。このカードのせいで現環境パラディンが活躍していないと言っても間違いではない。スタンの偶数シャーマンは呪文でダメージを与えるカードが無かったため怒れる大地のトーテム(呪文ダメージトーテム)を処理する必要がなかったがワイルドはこのカードの存在で絶対に処理しておく必要がある。細かい所プレイであるが以下の事に注意

 

・召喚するミニオンが決まっている理由があるならポータルの前に召喚しよう。万が一エメラルドの巣の女王が出たら手札のコストが上がってしまうからだ

・ダメージが1点で十分ならポータル→ヒロパの順番でプレイしよう。下っ端従騎士の攻撃力が上がるかもしれないからだ

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退化 

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必須カード。最強の全体除去その2。このカードのせいで現環境パラディンが活躍していないと言っても間違いではない(2回目)。ワイルドの偶数シャーマンに呪術が入らなくなったのはこいつのせい。ドルイド(拡がりゆく虫害)がそこまできつくなかった理由でもある。

疾風

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自由枠。ワイルドカードではないがたまに見かける。地底よりのものや炎まとう無貌のものといったステータスの高いミニオンに付与して相手のヒーローの体力を減らすのが目的。ターゲットやレノロックやビッグプリーストなど。油断してると一瞬で勝負がつくためこのカードも警戒しよう。

翡翠の爪

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必須カード。2/2/2の武器(オバロ1)で1/1のミニオンを召喚するだけで強い。中盤以降になれば召喚される翡翠のゴーレムがパワーアップするからもっと強い。とはいえワイルドの偶数シャーマンは短期決着向けなので翡翠が育っても4/4程度。普通に2/2/2の武器として使おう。

ドラナイのトーテム彫師

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ほぼ必須枠?スタン時代(~17年3月)まで見向きもされなかったカードだがワイルドの偶数シャーマンにはよく見かける。5マナ時に5/5ミニオン+トーテムが確定で召喚できるのが魅力。(最低でも)攻撃力が1上がったイエティと言えばわかりやすいだろう。6/6ぐらいは当たり前で中盤を支える1枚。

炎まとう無貌のもの

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必須枠。2016年4月~2017年3月の間アグロシャーマンがずっと強かった理由の1枚。偶数シャーマンは毎ターンヒロパでトーテムを召喚できるため2マナミニオンを1枚でも引ければ序盤は安定するため思ったよりも楽にこのカードを召喚できる。偶数シャーマンには呪術がないのも追い風

地底よりのもの

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必須枠。偶数シャーマンが強い理由の1枚。毎ターンヒロパを発動すれば3ターン目で3マナとなる。中盤以降は間違いなく0マナとなる。ヒロパの他にトーテムゴーレムや炎の舌のトーテムむコスト削減対象となるため早い時には3ターン目で召喚する事もある(しかも小粒ミニオンをいる状態で)

 

 

 

 

 

奇数ローグ

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デッキコード

AAEBAaIHCKICrwT6Dp4QuhORvALR4QKe+AILjAKoBdQF3QjzEZsV0BWStgKBwgLrwgKm7wIA


海賊パッチーズのおかげでスタンの奇数ローグ以上に序盤ミニオンで制圧できるのがポイント。海賊パッチーズ持っていればかなり安く作れるためこちらもワイルド参入向けのデッキとなる

 

海賊パッチーズ

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突撃が無くなっても非常に強いカード。奇数ローグに限らず海賊を採用できるアグロデッキなら間違いなく採用される。突撃が無くなったせいで奇数ローグミラーは1ターンにミニオンを2体召喚できるためスタン以上に先攻ゲーとなってしまった。

バッカニーア

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ヒロパを烈火の戦斧にしてくれる。海賊パッチーズも出てくるため先攻1ターン目に1/2+1/1の盤面を作る事が出来る。このカードも奇数ローグミラーにおいて先攻ゲーを作り上げてしまった1人

ダークアイアンスカルカー

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バクスタおじさん。スタンではできなかった全体除去がワイルドでは疑似聖別を手に入れてしまった。偶数シャーマン相手に非常に強い。このカードの存在からミニオンをダメージを与えさせターンを返す戦法が生まれた。

ロウゼブ

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奇数ローグに限らずアグロデッキなら間違いなく採用されている。ステータスも5/5/5ととりあえず出すだけでも強力。ビッグプリーストやレノロックはこれ1枚でゲームが終わってしまう事もよくある。とはいえ偶数シャーマンと奇数ローグ以外のアグロデッキは少ないので他のデッキではあまり見かけない。

 

 

 

 

 

キューブロック

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デッキコード

AAEBAf0GCpMEwg/grALJwgLexAKX0wKd4gL85QLb6QKggAMKigH3BLYHjg7nywLy0AL40AKI0gKL4QLo5wIA

 

ヴォイドコーラーで4~5ターン目に巨大悪魔を召喚できるようになった。ヴォイドコーラ自身も悪魔であるため取り憑かれた従者は1枚構築が主流である

超うざい調剤師

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コボルトの司書と一緒に序盤を支えるカード。単体で強力なのは勿論肉食キューブで増やしたり、霊の歌い手ウンブラで2回回復したりなどアグロデッキ相手に時間稼ぎする事も出来る。

ヴォイドコーラー

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ワイルドでキューブロックが流行っている理由。このカードも悪魔であるため取り憑かれし従者、マナアリの髑髏等でこのカードが出てくる事もよくあるので注意。

マルガニス

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ヴォイドロードやヴォイドコーラー(1/1/3)に2/2付与して攻めたり屍山血河のグルダンでドゥームガードを攻撃力7で突撃したり出来る最強の悪魔。肉食キューブで増やせば4/4付与になるためやばい。ただし単体ではあまり役に立たないため取り憑かれし従者で招集されるとハズレになる事もしばしば

頽廃させしものン=ゾス

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スタンだと屍山血河のグルダンがら召喚されたミニオンを処理すればおしまいだがワイルドだとそうはいかない。このカードがあるせいでコントロールデッキはミニオンを全部処理する事はほぼ不可能となった。召喚するミニオンはヴォイドロードがメインだが肉食キューブや超うざい調剤師も断末魔ミニオンであるため10マナ最速で召喚しても地味においしい。

 

 

 

 

 

 

ビッグプリースト

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デッキコード

AAEBAa0GCPYCkg+3F6irAoW4Auq/AsLOAujQAgvTCtcK+hGhrALRwQLlzALmzAK0zgLwzwLj6QKXhwMA


複数の全体除去で相手の攻撃を凌ぎ、復活によりデッキの安定を上げたビッグプリースト。あの炎の王ラグナロスを最速で召喚できるのも魅力。ちなみに狂気ポーションと縮小ポーションは採用されていない構築が多いためケアしなくてもよい。

復活

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ワイルドでビッグプリーストが流行っている理由のカード。ビッグプリーストにありがちな影の真髄は発動したものの後続がない事故はこのカードのおかげで減った。ちなみにランダム復活のためバーンズ出されたら処理しておくのがセオリーとなる。

バーンズ

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お ま た せ

親 の 顔 よ り み た ヤ シ ャ バ ー ン ズ

実 家 の よ う な 4 タ ー ン 目 コ ン シ

バーンズヤシャかバーンズ→復活されたら諦めよう。ワイルドフォーマットとはいえキツイものはキツイ。そういえば過去にバーンズは問題ないとか言ってた開発者いたよな

密言・恐

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ターゲットは偶数シャーマンのトーテム。破壊対象はそこまで広くないが4ターン目に発動できる全体除去としては優秀。ちなみに縮小ポーションは未採用なためケアしなくてよい

堀りだされし邪悪

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5マナ全体3点と少し物足りない気がするが同じ5マナの集団ヒステリーと状況に使い分けり6マナ以降の全体除去もあるため強い時に使えばいい。デッキに埋める効果はおまけ

ドラゴンファイア・ポーション

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スタン時代(16年12月~18年4月)は最強の全体除去だったが集団ヒステリーや光爆弾の存在で最強の座ではなくなった。とはいえ6マナ全体5ダメージが弱いわけではなく他の全体除去と使い分けて強い時に使おう。ちなみにドラゴンを除くというテキストは今のワイルド環境ではほぼ無意味となっている。悪魔の融合体はドラゴンであるため注意!

光爆弾

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ドラゴン・ファイアポーションで破壊できないリッチキングや炎の王ラグナロスと言った攻撃力も体力も高いミニオンを一掃できるのがポイント。とはいえ偶数シャーマンが環境トップである以上トーテムが破壊できないのがネック。

 

 

 

 

 

 

呪文ハンター

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デッキコード

AAEBAR8IyQTbCairAoW4AunSAobTApuFA6KKAwuNAagCtQOXCP4M1BH4sQLd0gLf0gLj0gKH

 

自分からミニオンを召喚するカードが少ない呪文ハンターだがワイルドだと帽子から猫で序盤から簡単にミニオンを召喚できるのがポイント。現時点のワイル環境では偶数シャーマンと奇数ローグが多いため環境とマッチしている。バーンズヤシャできるのも魅力だぞ

速射の一矢

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2マナ3ダメージが弱いわけがなく必須カード。ドロー効果はおまけだがないよりはいい。秘策がメインとなるため自分からダメージを与えるカードが少ないデッキなのでこのカードの存在が非常にありがたい。

帽子からの猫

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アグロ相手にはワンダリングモンスター、コントロール相手には帽子から猫と相手によって最初の秘策を使い分ける事が出来るのが魅力。殺しの命令が5ダメージ出しやすくなっているのもポイント。

 

 

 

 

 

 

海賊ウォーリア

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デッキコード

AAEBAQcGsAKvBPIFhBfRkQKRvAIMHP8DjgWoBdQF7gbnB+8HjQ77D4KwAoiwAgA=

 

海賊パッチーズが突撃が無くなっても海賊ウォーリアは健全です。現環境では武器破壊が入っていないためアグロ以外には非常に強力です。ただ奇数ローグが流行っているためゴラッカ・クローラーの被害を受けてしまうのがネック。

ンゾスの一等航海士

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1ターン目に海賊パッチーズと一緒に召喚するのがお決まり。このカードを引けるかで勝率がかなり変わってくる

ブラッドセイルの狂信者

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南海の船長と同じく海賊を必ず処理しなければいけない理由。アグロデッキ同士の対決だとこのカードの効果が発動できるかどうかで勝負が決まると言っても過言ではない。

艦載砲

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ワイルドで海賊ウォーリアが強い理由。このカードだけは絶対に処理しよう。ちなみに召喚する場所はどこでもいいのでデッキから召喚された海賊パッチーズも効果が発動する。

 

 

 

 

 

 

レノロック

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デッキコード

AAEBAf0GHooBkwGTBK8EzgaSB7YH4QeNCI4O+g7CD/UPrRDWEf0RkBXDFs8WhRfYuwLkwgLexAKPxwLnywKX0wLY5QLo5wKc+AKggAMAAA==

 

現在のワイルド環境で流行っているコントロール寄りのデッキ。キューブロックと同様ヴォイドコーラーからヴォイドロードやマルガニスを最速召喚出来る。海賊ウォーリア以外盤面を無視して相手のヒーローの体力を減らすデッキがないため以前思ったよりレノ・ジャクソンのパワーがない。

 

 

 

 

 

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