奇数パラディンマリガンガイド(メカメカver)
今回は奇数パラディンのマリガンについて書きます
※10/24更新
ナーフ後のマリガンガイドを公開しました。メカメカ環境中はこちらをご覧ください↓
※8/19更新:メカの必要性とVSドルイドの有徳の守護者について
マリガンガイドの前にデッキ解説
ポイント1:メカについて
神聖なる恩寵を採用するなら枠がなくなるため必要ないと思います。逆にアグロ寄り
するなら神聖なる恩寵をはいらないと思います。
ポイント2:対策カード
これらのカードは採用しないと環境と戦えない。採用すべきというレベルではない。
【ヴォイド・リッパー】
コガネムシ(虫害とDK)、終末預言者の対策
地味に攻撃力を上げた新兵をひっくり返すと全体1点除去(冒涜、旋風剣など)から守る事が出来る
【ブラッドナイト】
含み笑う発明家の対策
地味にアージェントの従騎士にも使える。1体でも聖なる盾を剥がせば6/6になるためリターンが非常に大きい
ポイント3:ストーンヒルの守護者
このカードを採用する理由は太陽の番人タリムを発見できる可能性があるからである。冗談ではない。メカメカ大作戦で登場した挑発ミニオンはパラディン1種類、中立5種類でパラディンの挑発ミニオンがそこまで増えてないのも魅力。スタンダード環境で太陽の番人タリムが出る確率は約25%*1だと思われる。1/4でインチキできるなら十分じゃない?
ポイント4:リロイ・ジェンキンス
奇数パラディンの対戦相手はミニオンを全部処理してくるでしょう。なぜなら奇数パラディンというデッキは武器を除き空の盤面からダメージを出す事が出来ないからです。言い換えればミニオンさえ処理してしまえば相手は負ける事はありません。そんな不利な状況になっても一発逆転できるのがこのカード。リロイ・ジェンキンス1枚採用するだけで自分は相手のミニオンを無視してヒーローの体力を減らす戦法が生まれます。逆に奇数ローグ等を相手にした場合自分のミニオンを無視してリーサルを狙われる事があります。それを逆手にとってこちらからリーサルを狙う事も出来ます。
おまたせしました。ここからマリガンガイドです。
【1コストミニオン達】
ドルイド、ウォーリアを除く相手には最低1枚キープ。問題は複数1マナミニオンを引いた時にどれをキープするか?
ドルイド:レベルアップ!を確保した場合のみ有徳の守護者をキープ。なぜならドルイドのヒーローパワーで2体(2回)新兵を守れるからである。レベルアップ!が引けてない時は1マナミニオンは何もキープしない。序盤のミニオン展開はヒロパで十分足りる。全力でレベルアップ!、ヴォイドリッパー、神聖なる恩寵を探しに行こう
ウォーリア:ドルイドと同じ。ただウォーリアには乱闘があるためレベルアップ!は必要ない。
ウォーロック:ズーを見るならどれでもOK。理由はファイアフライ、有徳の守護者、グロウトロンはヴォイドウォーカーと戦闘をしても生き残る。ジャングルの遭難者は炎のインプとトレードできるため。逆に偶数orコントロールを見るならファイアフライをキープ。理由は後に1/2が手札に残るため手札が尽きにくくするため。
ローグ:奇数ローグのヒロパで処理されたくないためファイアフライ以外の3種。奇数ローグ以外と判明してる場合はファイアフライとグロウトロン。こちらも理由はローグのヒロパで処理されないため
ハンター:キャンドルショットの事を考えるとファイアフライ。単純計算ファイアフライ1枚でキャンドルショット全部使わせる事が出来る。小粒ミニオンがいないハンターにおいて1/2、1/3の差はそこまで無い。理由は側面攻撃や猟犬使いショーで処理されるのがオチだから。ジャングルの遭難者も単純計算2/2なのでファイアフライの2/4には勝てない。
シャーマン:0/2トーテムとファイアフライを相手する事を考えるとジャングルの遭難者とファイアフライが優先度高い。序盤から打点が欲しいためグロウトロンと有徳の守護者は優先度低い。
メイジ:コントロールメイジは何持ってもミニオン同時の戦闘がないのでどれでもいい。ストーンヒルの守護者に耐えられるファイアフライが優先高め?問題はテンポメイジ。マナワーム、魔法学者、キリン・トアのメイジ等基本的に攻撃力2以上のミニオンを相手にするため体力は気にしなくてもいい。この事から1枚でミニオンを多くだせるファイアフライ、ジャングルの遭難者が優先度高いという事になる。
パラディン:いかにシルバーハンド新兵を処理できるかが問題なので全部キープ。1マナミニオン以外で欲しいのは回廊漁り蟲のみ
力の祝福
キープする相手は下記の通り。ミニオンを処理する目的でのみキープするためコントロール相手においてヒーローの体力を減らす目的でキープする事はない。素直に神聖なる恩寵を探しに行こう。
ウォーロック:先攻のみでかつ1マナミニオンを確保した時のみ。ズーの1マナミニオンをトレードしつつ自分のミニオンを展開できるから
ローグ:ヘンチ・クランのゴロツキ、獰猛なヒナとトレードするため。コイツらを処理できれば勝ちは目の前
メイジ:テンポメイジとわかっていればキープしてもよい。要研究
ヴォイドリッパー
キープするのは下記の相手。逆にマナカーブがいいかという理由ではキープしない。ローグは1マナミニオンか力の祝福、ハンターはレベルアップ!を探しに行こう。
ドルイド:コガネムシ(拡がりゆく虫害)
ウォーロック:終末預言者、ストーンヒルの守護者
ウォーリア:苦痛の待侍、ストーンヒルの守護者
シャーマン:トーテム各種
ストーンヒルの守護者
キープしない。3/1/4というスタッツは貧弱なため壁目的で序盤から召喚する事はない。素直に他のカードを探そう
ブラッドナイト
キープしない。含み笑う発明家が入っている相手でもキープしない。もの凄く手札がよくて含み笑う発明家が入っていると確信しているならキープしてもいいかも・・・ちなみに筆者はキープした事ありません
未鑑定の大槌
先攻でかつ1マナミニオン確保したアグロ相手のみキープ。特に奇数ローグはヒロパで奇数パラディンの1マナミニオン全種類を処理されるため3ターン目に置かれたヘンチ・クランのゴロツキ、獰猛なヒナを必ず処理したい。そうなると3ターン目に1マナミニオンが3~4体残っているという事はそうそうない。そのため生き残ったミニオンと未鑑定の大槌で厄介なローグのミニオンを処理するという事になる。このカードをキープするならボーナス効果に期待してはいけない。言い換えれば3/2/2効果無し武器として使う覚悟がないなら返すべき。
神聖なる恩寵
コントロール寄りのドルイド、ウォーリアはマストキープ。メイジはテンポがコントロールどちらかわからない場合でも手札が良ければキープ(=テンポメイジは相性がいいため1枚ぐらい腐っても問題ない)。問題はウォーロック。偶数、ズーどちらでもきつい相手なのでマリガン前でどちらか一点読みをして上振れを狙ってもよい。例えば複数の1マナミニオンと回廊漁り蟲を確保で出来てたらズー読み、ヴォイドリッパーと神聖なる恩寵を確保出来てたら偶数(コントロール)読みなど。奇数パラディンに限った話ではないが不利マッチは五分の引きでは勝てない。引き運で勝とう。
レベルアップ!
遅いかつ全体除去を持たないドルイドとハンターのみキープ。特にドルイドはレベルアップ!を持っていなくても毎ターンヒロパを使う事。そうすると相手は最速レベルアップ!をされると拡がりゆく虫害で耐えられないためほぼ確実になぎ払いを使ってくれるから。ドルイドは他に全体除去がないためレベルアップ!を発動する機会は想像以上にある。ハンターは最近猟犬を放て!を採用してないため最速で発動すれば死線の追跡者レクサー、苔むしたモノノケを回避できるためほぼ勝ちでしょう。逆に他のヒーローはミニオンや呪文でシルバーハンド新兵を処理する方法を持っているため腐る事があるためキープしない。
回廊漁り蟲
ヒロパでミニオンを毎ターン2体出せるため早い段階で0/2/5で召喚できるためドルイド以外はマストキープ。ドルイドは最速で出しても打点2であるためそこまで脅威ではない上に拡がりゆく虫害の的にもあるので神聖なる恩寵、ヴォイドリッパー、レベルアップ!を探した方がいい。
※菌術師、リロイ・ジェンキンス、ヴァインクリーヴァー、月を喰らう者バクはキープしないので省略させて頂きます。
筆者Twitter:テンペスト (@tempe443) | Twitter
平日毎日夕方に配信してます。よろしければご覧ください。
配信URL:https://www.twitch.tv/tempe443
*1:
中立カードのクジ:31個(31種類)
クラスカードのクジ:4種類×4個=16個(この中でタリムは4個)
このクジを1回引いてタリムを引かない確率:47(全種類)/43(タリム以外)=約91.4%
このクジを3回引いてタリムを引かない確率:91.4%³=約75%
1回でもタリムを引く確率:100-75=約25%