世界選手権を楽しもう!
今回は世界選手権の解説記事です
4/25(木)~4/28(日)に開催される世界選手権(HCT World Championship 2019)。この大会で優勝するとワタリガラス年(2018年4月~2019年4月)の世界王者となります。注目ポイントは爆誕!悪党同盟!のカードを使用できる唯一の4HERO1BAN(複数ヒーロー使用)公式大会となります。それ以降の公式大会は現行ルールのスペシャリスト形式(1ヒーロー制)となります。
大会詳細↓
投票するだけでパックがもらえる!↓
世界選手権出場するには?↓
※当記事で使用する画像はBeerBrickさんの許可を頂きました。サイト運営のahirunさん、0さんこの場を借りて御礼を申し上げます。
デッキ分布
ランク戦で大人気なローグとウォーリアは当大会でも人気です。特にローグは16名中15名使用とほぼ全員が持ちこむ形となりました
テンポローグ(12名/16名)
ランク戦で大人気なテンポローグは当大会でも大人気です。苦手なデッキはウォーリアだけとなりますのでBAN(使用禁止)することによってほぼ全デッキに対して有利に戦えます。むしろテンポローグが強すぎて一番BAN(使用禁止)されてしまうかもしてませんね。
"他クラスカードを使用"
最下層の故買取屋や血の復習を採用しているプレイヤーは12名中6名います。ローグ(同じヒーロー)と戦う試合数はランク戦より多いためブリンク・フォックスで他クラスカードを持ってきやすくなるためです
"ナイフの雨"
ナイフ雨を採用したプレイヤーは12名中9名と非常に多い結果となりました。テンポローグを対策するデッキとしてズーウォーロックやトークンドルイドが多く存在すると予想したからだと思われます。
ズーウォーロック(11名/16名)
ランク戦ではTier2クラスのズーウォーロックですが当大会では使用数No.2と大人気なデッキとなりました。理由はランク戦はローグとウォーリアが多いため勝ちにくいですが当大会では様々なヒーローと戦うためローグ、ウォーリア、シャーマン以外にはほぼ全て有利に戦えるためです。
"よぉ、兄弟"
魔法の絨毯の効果が使える(=1マナ)の武器破壊としてブラッドセイルの海賊を採用したプレイヤーは9名中5名と半数を超えました。破壊対象は攻撃後のワグルピックで耐久値が1になりやすいため酸性沼ウーズと変わらない効果が期待されます。
コントロールウォーリア(9名/16名)
テンポローグやズーの対策としてコントロールウォーリアも今大会では人気なデッキとなりました。
"沈黙"
鉄嘴のフクロウかスペルブレイカーを採用しているプレイヤーは9名中7名とランク戦より多い結果となりました。ちなみにスペルブレイカーではなく鉄嘴フクロウを採用してる理由は後攻のローグ2マナ時にコイン+段取りを使用した巨大エドウィン・ヴァンクリーフした時にすぐに沈黙するためです。
"バロン・ゲドン"
ランク戦ではほぼ見かけないバロン・ゲドンですが当大会では9名中2名採用してます。ズーウォーロックやトークンドルイドが多いと予想したためだと思われます。
ミッドレンジハンター(9名/16名)
ランク戦ではなかなか見かけないミッドレンジハンターですが大会では半分以上が持ち込んだ人気デッキとなりました。ランク戦で流行らないのはテンポローグに弱いからです。しかし当大会ではローグをBAN(使用禁止)する事で多くのデッキに対して有利に戦えます。トークンドルイドやメカ秘策パラディンも苦手ですが幸い使用者が少ないため当大会一番の当たりデッキではないのでしょうか?
"よりミッドレンジに"
天下一ヴドゥ祭で流行ったミッドレンジハンターより長期戦向けのデッキとなります。理由はダイアモール、放電レイザーモー、側面攻撃と言った序盤からミニオンで攻めるカードがスタンダード落ちしたからです。その代わりに野獣放つべしは手札を減らさない上に急襲でミニオンを処理できる優秀な召喚カードとなっております。おかげでズルジン1枚で手札、盤面をいっぱいできるため大逆転も簡単にできます
ドラゴンメイジ(7名/16名)
カドカーと魔術師の招来を組み合わせて大型ミニオンを展開するメイジが7名持ち込みました。今大会では7名全員ドラゴンを採用したデッキとなりました。これによりスケイルワームやドッカンドラゴンといったミニオンで中盤から攻める事が出来ます。その代わり熱狂する火霊術師や大魔導士アントニダスを採用してるプレイヤーは0であるため全体除去や空の盤面から大ダメージを出す等が出来ませんので今大会のメイジはより大型ミニオンで戦うデッキとなっております。
コントロールシャーマン(5名/16名)
ハガサの計略や動く噴水像でアグロデッキに強くなったコントロールシャーマンが新登場しました。ターゲットはウォーリアと同じテンポローグとズーウォーロックですね。ランク戦ではコントロールと言えばウォーリアのイメージが強いですが当大会は複数のヒーローを持ち込む関係から第二のコントロールデッキとしてシャーマンが注目されました。ちなみに大型ミニオンをコピーするマックモーファーやエウレーカ!を採用したビッグ型の使用者数は0で皆相手の攻撃を凌ぐ純粋なコントロール軸となっております
デッキ構成
今大会ではアグロ系7人、ミッドレンジ系5人、コントロール系4人とばらけた結果となりました。どの構成でも全てアグロや全てコントロールで固めたプレイヤーは1人もいませんでした。理由はコンボデッキが少なくなった事によりウォーリア強くなった&コントロールで組めるヒーローがウォーリアとシャーマンしかいないからです。
色々なデッキに対抗できるアグロ
XiaoT選手が使用するデッキはアグロデッキにミッドレンジハンターと爆弾ウォーリアを採用する事でコントロールウォーリアに対抗できる構成となっております。ミッドレンジ系はドラゴンメイジが有名ですが爆弾ウォーリアにする事で豊富な全体除去でアグロデッキにも対抗できるプラントなってます
テンポローグ以外に強いアグロ
Bunnyhoppor選手とViper選手はドラゴンメイジに強い4つを持ち込みました。その代わり4つともテンポローグに弱い構成となりましたがそこはBAN(使用禁止)にすれば問題ありません。テンポローグでなくミラクルローグにしてるのはトグワグルの計略で強盗王トグワグル等強力なミニオンをデッキに戻してコントロールウォーリアに対抗するためだと思われます。
ウォーリア以外に強いアグロ
Bloodtrail選手はアグロデッキ3つ+コントロールウォーリアとコントロールウォーリアと爆弾ウォーリアをBAN(使用禁止)する前提の構成となっております。4デッキともズーウォーロックに互角以上に戦えるのがポイントです
ミックス構成
Bloodyface選手とLFYueying選手はデッキパワーが高いアグロ~コントロールまで満遍なく採用した構成となっております。ズーウォーウォーロックでなくミッドレンジハンターを採用している理由はローグをBAN(使用禁止)するからだと思われます(=ウォーリアをBANされるとミッドレンジハンターとドラゴンメイジがテンポローグに勝てないためコントロールウォーリアがテンポローグに強いという事はそこまでメリットに感じない)
ズーウォーロックに強い構成
Muzzy選手、Justsaiyan選手、Tyler選手はズーウォーロックに強い4デッキを持ち込みました。その代わり4デッキともコントロール&爆弾ウォーリアーに弱いためBAN(使用禁止)にする前提の構成となっております(=ミッドレンジハンターはウォーリアに強い事はメリットではないため採用されてない)
唯一ローグ持ち込まない構成
Roger選手は今大会で唯一ローグを持ち込んでません。またアグロとコントロールを持ち込まない唯一の選手でもあり"オールミッドレンジデッキ"となっております。ポイントは4デッキともコントロール&爆弾ウォーリアに強いのがポイントです。課題は爆弾ウォーリアを除く3デッキがテンポローグとズーウォーロックにしっかり勝てるかという所でしょうか?
選手紹介
主な実績
2018年夏季シーズン選手権準優勝
去年の夏に世界選手権出場が決まるとBlizzard Entertainmentが主催するCN(中国)vs EU(ヨーロッパ)の国際大会に招待されました。ちなみにこの大会を優勝すると高級車が貰える凄い大会となってます
Bloodtrail選手(台湾)
主な実績
2018年秋季シーズン選手権ベスト4
2018年夏季シーズン選手権ベスト16
Hearthstone All-Star Invitational 2018優勝
2019年アジアグランドマスターズ出場予定
2回連続アジア代表でシーズン選手権に出場してる強豪プレイヤー。その輝かしい実績で世界の有名プレイヤーが集まるHearthstone All-Star Invitationalに招待され見事優勝する今波に乗っているプレイヤーの1人です。そして2019年開催されるHS公式最高峰のグランドマスターズに出場が決まっている。
主な実績
2018年冬季シーズン選手権ベスト4
2018年秋季シーズン選手権ベスト4
2019年NAグランドマスターズ出場予定
2回連続アメリカ地域代表でシーズン選手権に出場してベスト4になった強豪プレイヤー。ハンドルネームの由来はホラー映画から取ったらしい。2019年開催されるHS公式最高峰のグランドマスターズに出場が決まっている。
主な実績
2018年冬季シーズン選手権準優勝
2018年夏季シーズン選手権優勝
WESG 2016 3位
2019年EUグランドマスターズ出場予定
2018年は2回ヨーロッパ代表としてシーズン選手権に出場して優勝・準優勝した超強豪プレイヤー。また、2018年の獲得賞金が上位になったため2019年開催されるHS公式最高峰のグランドマスターズに出場が決まっている。昔にはposei選手やあれっくす選手が日本代表として出場したWESG(World Electronic Sports Games)に出場して3位を取った事もある。
主な実績
2018年HCTツアーイタリア優勝
2018年HCTツアーソウル優勝
2018年HCTツアートロント準優勝
2018年HCTツアードイツ準優勝
2018年HCTツアー東京ベスト4
2019年EUグランドマスターズ出場予定
Hunterace選手はシーズン選手権でなくヨーロッパHCTポイントで世界選手権の切符を得た。HCTポイントはランク戦成績やツアー大会(参加者200人~400人程度)で獲得できる。特にツアー大会の戦績が凄く去年だけでベスト4以上を5回も達成している。HCTツアー東京では準決勝で日本人選手のhinaya選手と戦ったのは記憶に新しいだろう。勿論こんなに素晴らしい成績を残しているので2019年開催されるHS公式最高峰のグランドマスターズに出場が決まっている。
2018年冬季シーズン選手権ベスト8
2018年HCTツアーオースティンベスト8
現段階で19~20歳とかなり若いプレイヤー。今大会で数少ないトークンドルイドを使用するプレイヤーとなっているためドルイド使いは彼を応援してみてはいかがだろうか?
2018年秋季シーズン選手権ベスト4
2018年HCTツアーモントリオール優勝
2018年HCTツアーオスロ準優勝
2018年HCTツアーイタリア準優勝
2018年HCTツアーソウルベスト4
2019年NAグランドマスターズ出場予定
Tier表で有名なTempo Storm所属のプレイヤー。2018年アメリカ地域HCTポイント1位を達成した。Justsaiyan選手は去年のツアー大会でベスト4以上を4回も達成してます。素晴らしい実績から2019年開催されるHS公式最高峰のグランドマスターズに出場が決まっている。
主な実績
2018年夏季シーズン選手ベスト4
Killinallday選手は今大会で唯一プリーストを持ち込んでいるプレイヤー。プリースト使いは彼を応援してみてはいかがだろうか?
2018年秋季シーズン選手権優勝
languagehacker選手は今大会で唯一スプリント(逃げ足)ローグを持ち込んでいるプレイヤー。テンポでもミラクルでもないローグを見たい方は彼を応援しよう!
主な実績
2018年世界選手権ベスト16
2019年NAグランドマスターズ出場予定
今大会の選手の中で2年連続世界選手権に出場している唯一のプレイヤー。Justsaiyan選手と同じTier表で有名なTempo Storm所属のプレイヤー。その素晴らしい成績から2019年開催されるHS公式最高峰のグランドマスターズに出場が決まっている。
Roger選手(台湾)
主な実績
2018年冬季シーズン選手権優勝
Tansoku選手が出場した冬季シーズン選手権で優勝したのは記憶に新しいと思う。配信でも有名でTwitchのフォロワー数はなんと10万人を超えている。成績とは関係ないが蝶ネクタイなどお洒落な格好をしてくる事が多いので今回も彼のファッションには期待したい。
主な実績
2018年秋季シーズン選手権ベスト8
2019年アジアグランドマスターズ出場予定
Tyler選手は2018年アジア地域HCTポイント1位を達成しているため世界選手権の出場が決まった。プレイヤー面の他に配信でも有名でTwitchのフォロワー数は66,000人を超える。その人気は単独でHS公式に紹介される程。HP実績、人気共に素晴らしい成績を収めた事からHS公式最高峰のグランドマスターズに出場が決まっている。HS全く関係ないが4/5現在ガールフレンド募集中らしい
主な実績
2018年夏季シーズン選手権ベスト4
2018年冬季シーズン選手権ベスト8
去年はヨーロッパ地域代表として2回シーズン選手権に出場したプレイヤー。最近だと天下一ヴドゥ祭環境でピーナッツシャーマン(コントロールシャーマン)を開発したプレイヤーとして記憶に新しいだろう。そして前回の冬季シーズン選手権では唯一マーロックパラディンを使用して会場を盛り上げた
LFYueying選手、SNjing選手、XiaoT選手(中国)
HSはアジア・ヨーロッパ・アメリカ・中国の4地方に分かれている。中国は国内で代表を決める必要があるため他の地域と世界選手権の出場資格が異なる。最近HS公式ブログで3選手について細かく紹介したので詳しくはそちらをご覧ください
今後行われるグランドマスターズについては下記公式HPをご覧ください
筆者Twitter
平日毎日夕方に配信してます。よろしければご覧ください。
シャイニー☆
これまでの悪党同盟環境を振り返る
今回は爆誕!悪党同盟が発売されてから本日まで流行ったデッキを振り返ります
マーロックシャーマン
登場時期:発売直後頃
厄介だねぇ・・・。儂の名前はハガサ。下水すすりのゲス、毒々フィン、アングラ・アングラー、マーロックの魂、スカーギルといった新マーロックカードを駆使して戦うマーロックシャーマンが発売直後大活躍したよ。公式のサンプルデッキ(ワンダフル・ウィズバン)に存在するぐらいメジャーなデッキで発売前評価から随分話題にあがってたからねぇ。
【手札補給ができるアグロ】
初動はマーロックのタイドコーラー、アングラ・アングラーに頼りがちなため毎回安定した動きが出来るとはお世辞には言えないよ!しかしアングラ・アングラーのおかげでデッキ外からマーロックを加える事が出来るため幽霊ナイト・アングラーやスカーギルと組み合わせる事によりある程度長期戦でも戦えるデッキとなっているんだ。魅力は新カードだけではない。マーロック・テイスティーフィンは上記のコンボを手札に加える事が出来たり、儂(魔女ハガサ)はコントロールデッキ相手でも十分に戦える最強カードなんだ。
【オーバーロード】
天下一ヴドゥ祭で登場したベロベーロは条件あるけど2マナ3/3に化ける強力な武器なんだ。今回登場した下水すすりのゲスのおかげでベロベーロの攻撃力上昇に役立てる事が出来るんだ。それに加えアグロ系シャーマンのお供であるライトニング・ストームや溶岩爆発を採用する事によってマーロックが自分の場に存在していなくてもトドメを刺す事が出来るためテンポメイジみたいな動きも可能となっているよ。
【トドメを邪魔させないよ!】
マーロックデッキの課題だった全体除去対策はマーロックの魂で大丈夫さ。2枚以上全体除去がないと呪文だけでは全滅できないからね。生き残った1/1ミニオンでマーロックの戦隊長や血の渇きでトドメを刺してやるんだ!
テンポローグ
登場時期:発売4時間後頃
お宝頂くナリ!トグワグル王ナリ!天下一ヴドゥ祭でも活躍したテンポローグに悪の手先を追加して更に強化したナリ。発売して約4時間程で登場して本日まで大活躍ナリ。発売前評価では最下層の故買屋、血の復習と言った他クラスが手札にある事によって効果を発揮するカードが評価されてたが、蓋を開けてみると悪の手先を採用した比較的ノーマルなテンポローグが流行ったナリ
【悪の手先トル】
悪党同盟の悪漢は死角からの一刺し、段取り、影隠れと言った低コスト呪文は勿論、新カードであるワグル・ピックとも相性がいい事が判明したため大活躍中ナリ。手札に加えた悪の手先も1マナであるためコンボカードと相性がいいのもグッドナリ。これによりエドウィン・ヴァンクリーフの効果がさらに使いやすくなりインチキゲームする確率が上がったナリ
【ワグル・ピック】
4マナ4/2の武器はトゥルーシルバー・チャンピオンで強い事が証明されてるナリ。断末魔効果は上記で紹介した悪党同盟の悪漢の他にヘンチ・クランの強盗と相性が良く手札が尽きる事が無くなったナリ。ポイントは効果だけではなく天下一ヴドゥ祭で登場したぶんどり部隊と相性がいいのもいいナリ。
【トドメ、オレ、サス】
悪党同盟の悪漢が評価された事により俺(強盗王トグワグル)もトドメとして使われるようになったナリ。選択はザログの王冠(3マナ2体レジェンド召喚)1択で段取りと組み合わせる事で6マナ時で強力なミニオンを3体(俺様+レジェ2体)を召喚する事が出来るナリ。
コントロールウォーリア
登場時期:発売16時間後頃
やぁ諸君。私は天才ドクターブーム。マーロックシャーマンやテンポローグと言ったアグロデッキが流行った事により相手の攻撃を徹底的に防ぐコントロールウォーリアが登場したんだ。新カードこそは少ないが博士のメカメカ大作戦で登場したオメガ・アセンブリ、スーパーコライダー、ダイノ・マティック、狂気の天才ドクター・ブームといった発明品が強力だからな。
【コンボ封じ】
コントロールデッキの弱点と言えば1ターンでトドメを刺すコンボデッキ。そんなコンボパーツを引きずりだすのがヤジロボさ!現状マリゴス等を使用したコンボデッキはあまり存在しないがミラーマッチで文書管理官エリシアーナを引きずりだせばそれだけで勝ててしまうんだ。2021年(予定)までスタンダード使える事を考えるといつか悪さしそうだな
【新しい確定除去】
10マナ時と厳しい条件だが効果が発動すればスタンダード落ちしたばかりのヴァイルスパイン・スレイヤー並みの効果を持っているため非常に強力だ。デッキに採用していなくてもオメガ・アセンブリや俺様(狂気の天才ドクターブーム)で発見すれば都合のいいタイミングでミニオンを確定破壊する事ができるんだ
【新しい無限級リソース】
デスナイトやクエストが消えた代わりに新しい無限級リソース(=無限の攻め手)を確保できるのが文書管理官エリシアーナだ。コントロールデッキマッチではこのカードの有無だけで勝負が決まってしまうんだ。大会でコントロールウォーリアミラーが発生すると1時間かかってしまう事がよくあるからユーザーからはバランス調整されるんじゃないか?と心配されてるぞ
爆弾ウォーリア
登場時期:発売16時間後頃
コントロールウォーリアと同じ時期に爆弾ウォーリアも流行したぞ。上記で説明したメカカードや乱闘や出陣の道と言った全体除去で相手の攻撃をシャットダウンしつつ爆弾を大量に埋める事により攻撃する事なく相手を仕留める事も可能だ!
【爆弾埋めるカード達】
爆弾ウォーリアの軸となる2枚のカード達。普通に使うと4枚しか爆弾を埋める事が出来ないが改造エレクやグリーンスキン船長と組み合わせる事により5枚以上埋める事が可能だ。画像にはないがメカメカ大作戦で登場した爆弾を埋めるシーフォーリウム・ボンバー(5/5/5)を採用してるデッキもあるぞ
【俺様降臨!】
爆弾を埋めても引かなくては意味ない?そんな問題を解決してくれるのが俺様2世(爆発王ブーム)だ!時計仕掛けのゴブリン→レンチカリバー→爆発王ブームの動きを決めれば最速でブームロボを6体召喚できるため7/7を召喚しつつ敵キャラクターに平均15ダメージを与えられるため7ターン目で勝負が決まってしまう事がよくあるんだ
トークンドルイド
登場時期:発売1日後頃
ウォーリアは森の魂で全体除去の耐える事ができ、ローグは全体除去を持たない関係から処理できない事から対策デッキとしてトークンドルイドが登場しました。
【新パワーアップ】
枝分かれの道や蓮華紋といった全体パワーアップカードがスタンダード落ちした代わりに登場したのが古代樹の祝福。野生の力と比べるとマナ効率が悪いが双呪文で使い分けられる事から発売前評価より好評だ。というよりほかに全体パワーアップカードがないんだよなぁ・・・
【新手札補給】
究極の侵蝕がスタンダード落ちした今、マナ加速する意味が薄くなったので滋養がデッキから抜けました。と、なると他に手札補給カードをしなければなりません。殻斗果流格闘家は召喚ではなく手札追加なので全体パワーアップしたい時にリスを出せるので状況を選ばない断末魔効果となっております。クリスタルソングのポータルはミニオンが少ないトークンドルイドなら3枚加えやすくなります。3マナ3ドローのご主人様の呼び出しが強かった事を考えると2マナ3枚発見が弱いわけではありません。普通の発見とは違い"ドルイドのミニオン"と指定されているためハズレミニオンを入手する確率がグンと減りました。
【新トークンカード】
動き回るマナや拡がりゆく虫害がスタンダード落ちした事により変わりに2枚のトークン召喚カードが採用されました。ドリームウェイの守護者は1/2を2体召喚で序盤からミニオンを展開できる上に終盤は生命奪取で盤面無視戦法を防ぐことが出来ます。森の助けは8マナと高コストカードではありますがそれまで召喚したトークンに除去を使わせればトドメの"二撃"となりトレントを10体を処理するのは至難の業となります。
【呪文を上手く使う者達】
トークンドルイドはミニオンを並べるだけではありません。生き残っているとより呪文が強力となる厄介なミニオンが存在してます。番人スタラドリスは自然の怒りや野生の力と言った低コスト選択呪文と一緒に使う事で手札補給する事が出来ます。大魔術師ヴァルゴスは全体パワーアップカードだけを使用する事で確実に有利な呪文を再度使用する事が出来ます。ちなみになぎ払いは”敵キャラクター”と指定されているため自滅することはありません
カドカーメイジ
登場時期:発売2日後頃
ドラゴンの憤怒がスタンダード落ちした事によりメイジはミニオンで戦う戦法にシフトしました。初期はブリザードやフレイムストライクを採用したコントロール軸が主流でしたが研究が進むにつれて亡霊の書やドラゴンカードを採用したミニオン軸にシフトしてきました。確定全体除去が乱闘しかないウォーリアに対しては処理が追い付かないため有利に戦う事が出来ました。
【主役】
魔術師の招来、天文術師、想像の力と組み合わせる事で1ターンで巨大ミニオンを大量展開する事が出来ます。いかにこのカードをキープするかが勝負のカギとなります
【肉食キューブ2世?】
肉食キューブ+暗黒の契約コンボが強かった事を考えると双呪文無しでも強力だと思います。体力が減ったミニオンに使用する事により疑似回復する事も出来ます。上記で紹介したカドカーと組み合わせて使う事でミニオンを4体召喚できるのがポイント。ちなみに画像のリストでは採用されてませんがジェペット・ジョイパズで1マナ1/1ミニオンを分裂する事で4マナで巨大ミニオンを2体召喚も可能です。
【もう1匹の主役】
召喚したターンに0コストで呪文が発動できるためアグロ以外のメイジは必須級のパワーです。カドカーメイジには8マナの創造な力が採用されているためカレクゴスを放置するとトンデモナイ事になります(小並感)
メカハンター
登場時期:発売2日後頃
ダイアモールや放電レイザーモーといった強力な獣ミニオンがスタンダード落ちした事によりメカミニオンにシフトしました。召喚断末魔ミニオンが多いためコントロールデッキには滅法強いです。複数のミニオンを一気に処理できないためアグロデッキに弱いのが課題です。
【マストキープ級のパワー】
1ドロー付きの3マナ3/3は単体でも強力ですが九生ありの効果を発動させたいクモ爆弾やメカ・チビドラゴンを手札に加える事が出来ます。それに加え最強回復カードであるジリアックスも加える事が出来ます。
【3マナ7/7召喚?】
このカードで発見するのはチビ・メカドラゴンがメインです。そうすると3マナで7/7召喚しつつチビ・メカドラゴンを手札に加える事が出来るためコントロールデッキは処理が追い付かなくなります。変わったところでクモ爆弾を発見しミニオンを破壊したり、どうしても回復した状況でクマトロンを発見してワンチャンスジリアックスを手札に加えるといった事も出来ます。
【新時代の除去】
側面攻撃がスタンダード落ちした事により必中の一矢が採用されました。手札を減らさずに4点ダメージ出すのは状況を選ばない強さとなっております。体力4と言えばヘンチ・クランのゴロツキと言った厄介なミニオンも処理できます。
【花火師のパートナー】
発売前評価では不評だったホロボシトロンですが花火師と一緒に使う事で沈黙や変身される事なくチビ・メカドラゴンと7/7メカを一緒に出す強力コンボが出来ます。ちなみにこのコンボをされた次のターン変身や沈黙を発動すべき対象はチビ・メカドラゴンの方がいい可能性もあります。理由はハンター側はホシボシトロンの効果を確実にチビ・メカドラゴンを召喚したいため手札に他のメカミニオンがないためです(2体目のチビ・メカドラゴンを除く)
【ズルジンのパートナー】
野獣放つべしは急襲でミニオンを処理する他に5/5ミニオンを2回召喚して自分から攻める事が出来ます。呪文なのでズルジンを発動すると5/5ミニオンを召喚しつつ(双呪文がついてない)野獣放つべしを加える事が出来るためズルジンを使う理由ぐらい強いカードとなります。
筆者Twitter:テンペスト (@tempe443) | Twitter
平日毎日夕方に配信してます。よろしければご覧ください。
配信URL:https://www.twitch.tv/tempe443
シャイニー☆
ワタリガラス年ヒーロー出現率ランキング
ワタリガラス年最後の記事はヒーロー別出現率ランキングです
~集計ルール~
集計対象は筆者のラダー戦績のみ(全てエクセルで管理)
集計期間は2018年4月~2019年3月
集計フォーマットはスタンダードのみ
集計ランクは月初はランク1~5、中旬以降はレジェンド
デッキリストのマナは当時と違う場合がございます
去年のランキングは下記よりご覧ください↓(集計期間2017年4月~2018年3月)
略称一覧
森:妖の森ウィッチウッド
メカ:博士のメカメカ大作戦
祭:天下一ヴドゥ祭
9位:ウォーリア
出現率:4.9%(534/10930)
森:9位 メカ:9位 祭:8位
去年:7位(↓)
海賊を失ったウォーリアはコントロール一択しかありませんでした。特に奇数ウォーリアは328戦と全ウォーリアの61.4%も占めました。どの拡張を見ても再開で天下一ヴドゥ祭でやっとブービー賞獲得とワタリガラス年通して不遇なヒーローと言えるでしょう。
奇数ウォーリア(ウィッチウッド)
ワタリガラス年においてコントロールの代名詞とも言える奇数ウォーリアはウィッチウッド最初期から存在してました。ウィッチウッド環境中はバランス調整前は偶数パラディン、バランス調整後は奇数ローグといったアグロデッキに強い事から一定数奇数ウォーリアが存在してました。この頃は強力なメカミニオンが存在しなかったため狂言病ウォーゲン、ダリアス・グロウリー、ゴアハウル、バロン・ゲドンと言った今では見かけないカードがチラホラありました。
奇数ウォーリア(メカメカ大作戦)
※含み笑う発明家は当時5マナ
オメガ・アセンブリ、スーパーコライダー、ダイノ・マティック、狂気の天才ドクターブームと言った発明品が登場した事により奇数ウォーリアが大幅に強化されました。精神支配技師はズーや奇数ローグと言ったどれを奪っても美味しいミニオンばかりで奇数ウォーリアを相手にした時は常にミニオンを3体までにしておくプレイングが求められました。アザリナ・ソウルシーフはトグワグルドルイドやシャダウォックシャーマンと言った普通に戦ったら勝てない相手に有効でコストの下がったコンボカードをコピーする事で逆に奇数ウォーリアがコンボを仕掛ける事が出来ました。バランス調整前の含み笑う発明家はジリアックスや発見した超電磁ミニオンとも相性が良くただの強い守りのカードの枠を超えてこちらから強力ミニオンで攻撃する事も出来ました。
奇数ウォーリア(天下一ヴドゥ祭)
天下一ヴドゥ祭1回目のバランス調整によりシャダウォックシャーマンや武器ローグは消滅、ドルイドは大幅に弱体化した事により無限にミニオンが召喚されたり1ターンでもの凄いダメージを出せるデッキが減ったため奇数ウォーリアが活躍しやすい環境となりました。天下一ヴドゥ祭環境中の奇数ウォーリアはドラゴン有りの構築も登場し、今までの奇数ウォーリアよりミニオンで攻めやすくなったため不利マッチでもある程度勝ちやすくなりました。どのタイプでもメカメカ大作戦で登場したメカカードが採用されており来年もドクターブーム様の活躍にご期待しております。
8位:シャーマン
出現率:6.7%(728/10930)
森:6位 メカ:5位 祭:9位
去年:8位(→)
マンモス年(2017年4月~2018年3月)に続きワタリガラス年でもシャーマンが活躍しているとはお世辞にも言えませんでした。今年1年間で活躍したデッキはシャダウォックシャーマン、偶数シャーマンの2つです。特にシャダウォックシャーマンは412戦と全シャーマンの56.6%も占めました。天下一ヴドゥ祭ではサロナイト鉱山の奴隷と炎の舌のトーテムがバランス調整されシャーマンの長い冬を過ごす事になりました。
シャダウォックシャーマン(森~メカ)
妖の森ウィッチウッドのバランス調整(5月)からサロナイト鉱山の奴隷がバランス調整(12月)されるまでシャダウォックシャーマンが活躍し続けました。構築に関しても妖の森ウィッチウッド後半から特段変化が無く、メカメカ大作戦が発売されてもエレクトラ・ストームサージが追加されたぐらいでした。ちなみに妖の森ウィッチウッドのバランス調整後の環境ではシャダウォックシャーマンの出現率が1位と今では考えられない程シャーマンが活躍してました。
偶数シャーマン(森~メカ)
※炎の舌のトーテムは当時2マナ
環境トップに君臨する事は一度もありませんでしたが天下一ヴドゥ祭2回目のバランス調整まで一定数存在した偶数シャーマン。妖の森ウィッチウッドのバランス調整(5月)前は偶数パラディンに強い事で人気でしたがそれ以降はランク戦よりは大会向けのデッキとなりました。理由は偶数パラディンに強い他にアグロデッキを4つ固めた時に偶数シャーマンが候補になるからだと思われます。天下一ヴドゥ祭で2回目のバランス調整(2月)で炎の舌のトーテムが弱体化してから偶数シャーマンが消滅しました。ちなみにこの頃ワイルドフォーマットでは偶数シャーマンが出現率No.1デッキでした。
7位:メイジ
出現率:8.1%(880/10930)
森:5位 メカ:7位 祭:6位
去年:4位(↓)
毎年恒例となっているテンポメイジはマナワームのバランス調整(10月)で一度舞台から降りる事になりました。その代わり天下一ヴドゥ祭で奇数メイジが強化されました。コントロール軸は相変わらずドラゴンの憤怒を採用したビックスペルメイジが1年中アグロ対策デッキとして活躍しました。ちなみに去年大活躍だったクエストメイジはアイスブロックが栄誉の殿堂入りしてから消滅しました
テンポメイジ(妖の森ウィッチウッド)
マンモス年はカバールの下っ端やカバールのクリスタルの運び屋といったカードが採用されていたことから"秘策メイジ"とも呼ばれてました。それに比べワタリガラス年はミニオンを主軸にした型が流行りました。コボルトと秘宝の迷宮(2017年12月)で登場したアルネスが非常に強力で一時期メイジを見ただけで武器破壊カードをキープしなければならない程でした。妖の森ウィッチウッドではアマニの狂戦士、ライフドリンカー、魔力の鍵屋と言った今では見かけないミニオンがチラホラ見かけました。
テンポメイジ(メカメカ大作戦)
メカメカ大作戦で登場したシューティング・スターと宇宙異常体を組み合わせる事で5マナで3体まで敵ミニオンに3ダメージを与える事が出来るようになったためミニオンを展開するデッキに対して強くなりました。占星術師ルナは魔法使いの弟子と組み合わせる事から1ターンで2~3枚以上ドローする事が可能で2枚目のアルネスと言っても過言ではないでしょう。マナワームがバランス調整(10月)されてからはテンポメイジは消えました。
コントロールメイジ(妖の森ウィッチウッド)
奇数ウォーリアと同じアグロ対策デッキとしてドラゴンの憤怒を採用したコントロールメイジは妖の森ウィッチウッドから存在してました。ウィッチウッドの笛吹きや魔力の鍵屋など今では見かけないミニオンが採用されているのが特徴です。偶数パラディンや奇数パラディンなどアグロデッキに強いには勿論、獣ミニオンを復活しなければならない挑発ドルイドを動物変身で相手ミニオンに獣を混ぜるなど環境とマッチしてました。
コントロールメイジ(メカメカ大作戦)
妖の森ウィッチウッドと大きな変化はありませんがメカメカ大作戦のコントロールメイジでは天文術師がよく採用されました。手札を消費しにくいこのデッキと相性は抜群で7マナで5/5+6~9マナミニオン召喚できるのは単純に強い(=状況を選ばない)カードとなりました。また、この頃からケレセス侯爵を採用した型が登場しました。
コントロールメイジ(天下一ヴドゥ祭)
天下一ヴドゥ祭で登場奇数マナ強化カードである大胆な火喰い男とドラゴンホークのロア・ジャラナイはコントロールメイジでも採用されました。とはいえ、小粒ハンターミニオンをヒーローパワーで処理できる奇数メイジに出番奪われました。
奇数秘策メイジ(天下一ヴドゥ祭)
2回目のバランス調整(2月)により偶数パラディン、奇数ローグ、偶数シャーマン、ハイブリットハンターが弱体化した事によりアグロデッキが減った事から奇数秘策メイジが活躍しました。戦い方は奇数ローグと似ており2点ヒーローパワーでひたすら攻めるデッキとなります。息切れしてもドラゴンホークのロア・ジャナライでトドメを刺す事が出来るのがポイントです。また時計仕掛けの自動人形+大胆な火喰い男を組み合わる事で挑発ミニオンを超えて1ターンで10ダメージ以上出す事も可能です。
奇数コントロールメイジ(天下一ヴドゥ祭)
こちらはドラゴンの憤怒とフレイムストライクを採用したコントロール軸。コントロールメイジと奇数秘策メイジの中間と言えばわかりやすいでしょう。3マナから体力の高いミニオンが多いためコントロールデッキならでは早い段階から攻める事が可能となっております。また、動物変身が採用されていない事からドラゴンの憤怒で5点以上のダメージを確定で出せるのもポイントです。ヒーローパワーで放電レーザーモーや腐食食いのハイエナを処理できる事からミッドレンジハンター対策デッキとして人気でした。
6位:プリースト
出現率:8.5%(924/10930)
森:8位 メカ:8位 祭:2位
去年:2位(↓)
・ネザースパイトの歴史家やドラコニッド諜報員と言ったドラゴンカード
・カバールのカギ爪のプリーストや狂気ポーションといった汎用性が高いカード
・説明不要のインチキデッキハイランダープリースト
これら全てを失ったワタリガラス年では不遇のヒーローとして始まりました。しかしメカメカ大作戦後期で登場したクローンプリーストや他ヒーローのバランス調整により天下一ヴドゥ祭ではハンターに続き出現率2位に咲きかえりました。ちなみにワタリガラス年中にバランス調整されなかったクラスカードはプリーストとウォーリアだけでした。
コントロールプリースト(1年中)
影刈アンドゥインのヒーローパワーと思念撃破のコンボでトドメを刺すコントロールプリーストは1年中存在してました。何より4マナで3/3のミニオンを召喚しつつ全体ミニオンに3ダメージ与えるダスクブレイカーはインチキの一言でこのカードがあったからコントロールプリーストが存在してたと言っても過言ではありません。構築に関しては天下一ヴドゥ祭りで登場したファイアツリーの呪術医とドッカンドラゴン以外は変化はありませんでした。
クローンプリースト(メカ~祭)
ゼレクのクローンギャラリーやダイアモンドの呪文石で空の盤面から預言者ヴェレンとマリゴスを一緒召喚して思念撃破や聖なる一撃で30点以上叩き込むクローンプリーストがメカメカ大作戦バランス調整(10月)以降から大活躍しました。初期はウィッチウッドのグリズリーや黒曜石の像と言った挑発カードが採用されていましたが天下一ヴドゥ祭ではミニオンの種類を減らしゼレクのクローンギャラリーで確実に預言者ヴェレンとマリゴスをコピー召喚できる構築に変化していきました。天下一ヴドゥ祭2回目のバランス調整でプリーストがノータッチで”プリーストゲーになるのでは?”と不安の声がありましたが蓋を開いてみたらハンターに弱い事からそこまでクローンプリーストは想像より活躍しませんでした(その代わりハンターストーンとなりましたが・・・)
壁プリースト(天下一ヴドゥ祭)
クローンプリーストの亜種で高体力ミニオンを復活して神授の霊力+アベコベーター(or内なる炎)でトドメを刺すデッキが天下一ヴドゥ祭2回目のバランス調整後(2月)で活躍しました。クローンプリーストと違い空の盤面からトドメを刺す事は出来ませんが高体力挑発ミニオンを何回も復活する事でコンボを仕掛けなくても相手攻めてを無くす事が出来るのがポイントです。同環境で登場したモッシュオグの審判が壁プリーストを作り上げたと言ってもいいでしょう。
5位:パラディン
出現率:10.9%(1189/10930)
森:4位 メカ:6位 祭:4位
去年:5位(→)
マンモス年(2017年4月~2018年3月)ではマーロックパラディンと新兵パラディン(コボルトのみ)の2デッキが活躍しましたがワタリガラス年では奇数と偶数が活躍と去年と全く違うデッキが活躍したヒーローとなりました。ちなみに奇数&偶数パラディンの出現数は805戦となり全パラディンの内67.7%と圧倒的なシェアとなっております。言い換えればドラゴン年から奇数偶数が使えなくなるため今後のパラディンがどうなるのか読めません。
奇数パラディン(森~メカ)
※含む笑う発明家は当時5マナ
ウィッチウッドバランス調整(5月)からメカメカ大作戦までレベルアップ!を採用した奇数パラディンが活躍し続けました。構築に関しては妖の森ウィッチウッド末期から完成されており天下一ヴドゥ祭初期まで変わる事はありませんでした。メカメカ大作戦で登場した含み笑う発明家(当時5マナ)は菌術師の効果を発動しやすくなる他に自分のブラッドナイトのステータスをパワーアップする事が出来ました。奇数パラディンにはアージェントの従騎士や有徳の守護者と言った聖なる盾ミニオンが複数存在したため含み笑う発明家を上手く使えたデッキと言えたでしょう。
奇数パラディン(天下一ヴドゥ祭)
レベルアップ!がバランス調整(12月)された事によりフロストウルフの将軍と魔女の大釜を採用した型にシフトしました。これによりシルバーハンド新兵を並べるデッキを使う意味何では?と言われてましたがハイブリットハンター、奇数ローグ、クローンプリーストといったアグロデッキに弱いデッキが流行ったため予想とは違い奇数パラディンはまだまだ活躍しました。むしろ2回目のバランス調整(2月)で偶数パラディンが弱体化やミッドレンジハンターの増加により日が経つにつれて奇数パラディンの出現率が増えていきました。
偶数パラディン(妖の森ウィッチウッド)
※動員は当時4マナ
ウィッチウッド最強、いやワタリガラス年最強のデッキと言われたウィッチウッド版偶数パラディン。環境が固まった2018/5/1~バランス調整までの偶数パラディン出現率は259/789の出現率23.7%と驚異的な数字を叩き出しました。ハンターストーンと呼ばれる2019年3月のミッドレンジハンターの出現率が136/944の出現率14.4%と比べるとその凄さがわかると思います。また大会シーンでも非常に人気でTansoku選手とglory選手がアジア代表となった春季アジアシーズンプレイオフでは71人中68人(採用率95%)が偶数パラディンを持ち込むともの凄い状況になりました。
偶数パラディン(メカ~祭)
動員がバランス調整されてからは躯の駆り手を採用した偶数パラディンへとシフトしました。剣竜騎乗、リッチキング、ティリオン・フォードリングと言った高コストカードが採用されている関係からウィッチウッドより長期戦向けのデッキとなりました。メカメカ大作戦後期では回復ズー、奇数パラディン、マリゴスドルイドと言ったデッキが流行ったおかげで偶数パラディンが再び環境デッキとして活躍しました。しかしその期間以外は奇数パラディンに出番を取られました。むしろ何にでも勝てる可能性があるという長所を生かして大会向けのデッキと言えました。
4位:ドルイド
出現率:13.6%(1483/10930)
森:3位 メカ:2位 祭:7位
去年:1位(↓)
マンモス年(2017年4月~2018年3月)王者だったドルイドはワタリガラス年では4位まで下がりました。正式にいえば天下一ヴドゥ祭1回目のバランス調整(12月)までは王者にふさわしい活躍ぶりでした。しかし野生の繁茂と滋養がバランス調整されてからは大幅に出現率が低下し、シャーマンやウォーリアと同じ人気のないヒーローとなってしまいました。一部のデッキを除き拡がりゆく虫害と究極の侵蝕さえ発動してしまえばコンボ関係無しに勝つことがよくあり試合の最後まで何ドルイドがわからない事もよくありました。
性悪ドルイド(妖の森ウィッチウッド)
※性悪な召喚師は当時6マナ
6マナで4/4+最低8/8を召喚できる性悪な召喚師はインチキの一言でした。マンモス年ではクトゥーン(6/6)、頽廃させしものン=ゾス(5/7)、希望の終焉ヨグ=サロン3大ハズレが存在しましたがワタリガラス年では4神がスタンダード落ちしたため”当たりしかないクジ”と化けました。また性悪な召喚師で表示させる究極の侵蝕も引いても強いのが性悪ドルイドが流行った理由です。性悪な召喚師~究極の侵蝕までの息継ぎとして記録保管大臣で(究極の侵蝕を表示させて)手札を補給する事が出来ました。バランス調整後も1年を通して稀に見かけましたがやはり1マナ上がったパワーダウンは予想以上にキツイものとなりました。
挑発ドルイド(森~メカ)
2018年5月~12月(天下一ヴドゥ祭1回目バランス調整)まで存在。アグロデッキには拡がりゆく虫害がない&変身を採用したシャーマンとメイジには魔女の刻でハズレを召喚するなどいくつかの弱点はありましたが、複数の大型ミニオンを処理&短期決着ができない他タイプのドルイドには滅法強く"ドルイドキラー"として活躍し続けました。究極の侵蝕を採用したりトークン要素と混ぜたり色々なデッキが試されましたが上記の画像の構築が鉄板という結論に至りました。画像では紹介してませんが魔女の刻の代わりにアンダテイカと拡がりゆく虫害を採用したアンダテイカドルイドも野生の繁茂等バランス調整まで一瞬だけ流行りました。
トークンドルイド(妖の森ウィッチウッド)
狐火の森+森の魂で1回の全体除去発動されてもミニオンを残せるトークンドルイドがバランス調整(5月)の後で活躍しました。この時は含み笑う発明家が存在しなかったため樫の召喚+ヴァイオレット・アイの講師を採用した型が主流でした。また今では珍しいセナリウスは+2/2付与がメインでしたが9マナである事を活かして2/2挑発トレントを召喚して究極の侵蝕の時間稼ぎとして使われる事もありました。
トークンドルイド(メカメカ大作戦)
含み笑う発明家(当時5マナ)は単体の他に下記のように使われました
・プルンプルン・プルーフにより4マナになった上に本体は3/4とパワーアップ
・強殻のクズ拾いでメカをパワーアップ
・自分の手札や相手のミニオンに関係なくミニオンを並べられるため森の魂を発動しやすくする
・早期から獰猛な咆哮でダメージを出す事が出来る
などなど相性のいい事ばかりでした。同じ強い挑発ミニオンという事でサロナイト鉱山の奴隷も一緒に採用され含み笑う発明家と同じく大活躍しました。この事がわかってからはウィッチウッドで活躍してたヴァイオレット・アイの講師型のトークンドルイドは消滅しました。ちなみに自然の回帰は未採用のため挑発ドルイドには滅法苦手でした。
マリゴスドルイド(妖の森ウィッチウッド)
野生の繁茂と滋養をバランス調整させた原因ともいわれるマリゴスドルイドはウィッチウッドバランス調整(5月)以降から存在してました。しかしこの頃は1ターンで実質11マナ以上使うには世界樹の小枝しかなく武器破壊されるとコンボが成り立たなくなるためメカメカ大作戦程のパワーはありませんでした。プルンプルン・プルーフが無い関係から樫の召喚を採用しており傷を負った剣匠を招集すると今では見かけない構築となってました。
マリゴスドルイド(妖の森ウィッチウッド)
メカメカ大作戦で登場したプルンプルン・プルーフとドリームペダル栽培師でマリゴスのコストを簡単に下げる事が出来たためパーツさえ揃ってしまえば相手は対策出来ずに30点以上のダメージを出す事が出来るようになってしまいました。ちなみに世界樹の小枝の耐久値が1でパーツが揃っているとマリゴス2体を並べてからなぎ払い2枚+月の炎2枚で(4+10)*2+(1+10)*2=50点ダメージと言った感じで装甲の上からコンボを仕掛ける事も出来ました。マリゴスコンボとは関係ありませんが含み笑う発明家が5マナがだった時は採用され枝分かれの道の攻撃力+1でダメージを出す事も出来ました。
トグワグルドルイド(メカメカ大作戦)
ドリームペダル栽培師はマリゴスのコストを下げるだけではありません。キング・トグワグルかアザリナ・ソウルシーフどちらかのコストを下げ身代金をコピーしてデッキを完全に交換するコンボとなります。マリゴスドルイドと違い途中で(コストの下がった)マリゴス+なぎ払いと言ったコンボで盤面を制圧する事が出来ない代わりに奇数ウォーリアと言った装甲を貯めるデッキに対してはトグワグルドルイド側がミスしなければ負ける事はありませんでした。ちなみにプレイヤーAがアザリナ・ソウルシーフをドリームペダル栽培師で無暗にコスト0にしてしまうとプレイヤーBのアザリナ・ソウルシーフによってプレイヤーAの0マナアザリナ・ソウルシーフが無限にコピーされてしまう現状がよくありました。この時プレイヤーAに自然の回帰があると時間が許される限りに自然の回帰を打ち続ける事が出来るためプレイヤーBはワンターンキルする事も出来ました
ハッカー&メックトゥーンドルイド(祭)
野生の繁茂と滋養がバランス調整されてからは熱狂する火霊術師、苦痛の侍祭、ガジェッツァンの競売人でひたすらドローするドルイドが登場しました。これらに共通するのがマナ加速の他に究極の侵蝕、魔蝕の病霜マルフュリオン、拡がりゆく虫害、魔力の暴帝といった今まで必須だったカードが採用されていないのが特徴です。コンボ以外にデッキの構築に違いがほとんどないため途中までどちらのデッキタイプかわかりません。ハッカードルイドはデッキを全部引ききっても魂剥ぐロア・ハッカーに沈黙を受けるなど弱点がある代わりに途中相手の手札が9枚以上になった時キング・トグワグル+自然の回帰で身代金を渡さずにデッキ交換できます。メックトゥーンドルイドは装甲や沈黙の有無に影響しない代わりに手札を使いきらないとコンボが発動できないと言った弱点があります。
3位:ハンター
出現率:14.5%(1588/10930)
森:6位 メカ:4位 祭:1位
去年:9位(↑)
マンモス年(2017年4月~2018年3月)のハンターは最下位でしたがワタリガラス年では3位と大活躍しました。妖の森ウィッチウッドでは今程活躍はしていませんがバランス調整が発生する度に回りのデッキが弱体化して断末魔ハンターが日が経つにつれて強化しました。そして天下一ヴドゥ祭で登場したご主人様の呼び出しとスプリング・ポーのおかげでハンターがNo.1に輝きました。
招集ハンター(妖の森ウィッチウッド)
妖の森ウィッチウッドのハンターは沁み出すウーズリングを主軸とした"招集ハンター"とデビルザウルスの卵と肉食キューブを軸としたエッグ(断末魔ハンター)の2つが存在しました。招集ハンターは沁み出すウーズリングに依存する点、序盤が乏しい(=デビルザウルスの卵等を採用できない)からメカメカ大作戦以降姿を消しました。
エッグハンター(妖の森ウィッチウッド)
※エレラルドの呪文石は当時5マナ
当時はまだ断末魔ハンターではなくエッグハンターやキューブハンターと呼ばれてました。デッキに関してもエメラルドの呪文石や戦利品クレクレ君を採用した構築(画像左)など様々な研究がされましたが妖の森ウッチウッド末期にはケレセス侯爵やキャスリーナ・ウィンターウィスプを採用した型(画像右)と現在の断末魔ハンターと似たデッキになりました。
断末魔ハンター(メカ~祭)
メカメカ大作戦発売頃から断末魔ハンターと名前が統一され招集ハンターは消滅しました。同パックで登場したクモ爆弾はデビルザサウルスの卵並みのパワーがあり今まで難しかった除去を簡単にできるようになりました。 天下一ヴドゥ祭が発売されるとウーンダスタを採用し始め手札に来た電撃デビルサウルスやキングクラッシュを追加召喚できる事から手札事故から最強ムーブに変える事が出来ました。新弾ではありませんが2回目のバランス調整(2月)以降はプリーストが増えたことからネルビアンの解絡師を採用して肉食キューブで増やす戦法が生まれました。ちなみに大型獣でサバンナ・ハイメインと電撃デビルサウルスどちらを採用するかプレイヤーの好みに分かれましたが天下一ヴドゥ祭からは電撃デビルサウルス一択とシフトしていきました。
呪文ハンター(ウィッチウッド)
※狩人の狙いは当時1マナ
※エメラルドの呪文石は当時5マナ
妖の森ウィッチウッドのバランス調整(5月)後はドルイドとシャダウォックシャーマン以外コンボデッキが少なくアグロデッキが多かったため呪文ハンターが流行りました。しかし当時は秘密の計画がなく秘策が安定して準備できず、トドメを刺すズルジンも存在しなかったためデッキとしてはまだ未完成でした
呪文ハンター(天下一ヴドゥ祭)
上記で紹介したカードの他にエサ付きの矢が登場した事により5~6マナで召喚できるミニオンのパワーがグンと上がりました。ズルジンは事前評価通り1枚で盤面をめちゃくちゃにできるパワーがありインチキの一言でした。デッキとしては完成されてましたがご主人様の呼び出しと呪文をセットに採用したハイブリットハンターが開発されてからは呪文ハンターは姿を消しました。
ハイブリットハンター(天下一ヴドゥ祭)
呪文ハンターとミットレンジハンターを融合したワタリガラス年最強のハンター。呪文とミニオン引きがよくないと噛み合わないと思いきやご主人様のおかげで実験台9号(秘策)や凄まじき狂乱でパワーアップしたミニオンを加える事が出来たため想像以上に事故が少ないデッキです。そのためマリガンでは一部のコントロールデッキを除きいかにエメラルドの呪文石を手札に確保しておくべきかがポイントとなりました。中盤以降は死線の追跡者レクサーの他にズルジンが採用されているためトドメを刺すにも困りませんでした。今まで相手の行動を待っていた秘策型ハンターと違い自分から攻める事が出来たためあらゆるデッキに対して互角以上に戦う事が出来ました。あまりに強すぎたためエメラルドの呪文石がバランス調整されてしまいました。
ミッドレンジハンター(天下一ヴドゥ祭)
エメラルドの呪文石がバランス調整(2月)されてからはミッドレンジハンターにシフトしました。記憶に新しいと思いますのでデッキの説明は省きますね。
2位:ローグ
出現率:15.5%(1693/10930)
森:2位 メカ:3位 祭:3位
去年:3位(↑)
マンモス年(2017年4月~2018年3月)のローグはミラクル、テンポ、クエストの3種類が流行り、ワタリガラス年のローグは奇数、クエスト、ミラクル(テンポ)が活躍と奇数ローグ以外はあまり変わりませんでした。クエストローグと奇数ローグが一度ずつバランス調整を受けましたがどの環境でもクラス別出現率3位以上と1年間通して安定したヒーローとなりました。
クエストローグ(妖の森ウィッチウッド)
妖の森ウィッチウッド発売時にはクリスタルコア(クエスト報酬)の効果は全てのミニオンを5/5にするものでした。この頃はファイアフライや火成のエレメンタルを採用した型が主流でした。同パックで登場した獰猛なスケイルハイドはクエスト達成後に回復できるほかにソニア・シャドウダンサーと一緒に使う事により1ターンでクエストを達成できるインチキコンボも出来ました。カード1枚追加されるだけで全盛期の偶数パラディン、キューブロックに対抗できるようになりました。それまで活躍してなかったテンポメイジが登場したぐらいクエストローグが環境を変えてしまいました。この事からクリスタルコアの報酬は全てのミニオンを4/4にするとバランス調整された事によりクエストローグは終焉を迎えたとその時は思った・・・
クエストローグ(メカメカ大作戦)
※含み笑う発明家は当時5マナ
クエスト報酬が4/4になった事でクエストローグは誰も使わないと思いきや含み笑う発明家はここでも悪さをしました。VSアグロデッキの戦い方はいかにシンプルで含み笑う発明家を手札に戻すだけ。これだけで相手の攻撃をずっと止める事ができるので後はクエストを達成するだけ。達成した後も含み笑う発明家で召喚される2体メカは4/4挑発聖なる盾ミニオンなのでここでも攻撃をシャットダウン。メカメカ大作戦で登場したラボの採用担当者はゴルゴンゾーラと虚ろのヴァリーラで合わせる事でデッキ切れを防ぐことが出来たため奇数ウォーリア相手に負ける事もありませんでした。メカメカ大作戦のバランス調整で地底の大洞窟が弱体化するのではないか?と噂されましたがノータッチで”本当に大丈夫かよ?”と心配されました。しかし実際に蓋を開けてみると含み笑う発明家に頼った事が証明され出現率は大幅に低下しました。
ミラクルローグ(森&祭)
※冷血は当時1マナ
ミラクルローグはワタリガラス年に2回流行りました。1回目は妖の森ウィッチウッドバランス調整(5月)後、2回目は天下一ヴドゥ祭バランス調整(2月)後。どちらもミラクルローグ。ファルドライ・ストライダーで蜘蛛を埋めてガジェッツァンの競売人で引くタイプとなっております。デッキとしては魅力的ですが奇数ローグに出番を取られがちなため思ったより活躍できませんでした。画像には紹介してませんがガジェッツァンの競売人の代わりに逃げ足で蜘蛛を引くスプリントローグ(メカメカ大作戦環境)も一瞬活躍しました。
奇数ローグ(妖の森ウィッチウッド)
妖の森ウィッチウッドバランス調整後(5月)から天下一ヴドゥ祭末期までずっと活躍し続けた奇数ローグ。構築に関しては様々な変化がありました。 妖の森ウィッチウッドではブリング・フォックスを採用した型でこちらはシンプルな構築となっております。メカメカ大作戦(含み笑う発明家)や天下一ヴドゥ祭(冷血)がバランス調整された後も上記画像と似たようなデッキが流行りました。
奇数ローグ(メカメカ大作戦)
メカメカ大作戦では含み笑う発明家とブラッドナイトを採用した型が流行りました。こちらは自分のミニオンを守って菌術師でパワーアップする他アージェントの従騎士の聖なる盾を自分からブラッドナイトで剥がしてパワーアップも出来ました。この時期だけ苦手だった奇数パラディンと互角に戦う事が出来ました。
奇数ローグ(天下一ヴドゥ祭)
その後は画像のような冷血の枠に汎用性の高いカードを入れて奇数ローグはまだまだ活躍しました。バランス調整後(2月)からテンポローグやミラクルローグに出番が取られました。どの環境でもアグロデッキを使う上で奇数ローグに勝てるかどうかが指標となり奇数偶数以外のアグロデッキ(マーロック入りなど)が姿を消した要因になりました。逆に奇数パラディンには滅法弱く1年間奇数パラディンがどのくらい流行ったかで奇数ローグの出現率が影響してました。
1位:ウォーロック
出現率:17.5%(1911/10930)
森:1位 メカ:1位 祭:5位
去年:6位(↑)
お ま た せ
親 の 顔 よ り 見 た 冒 涜
実 家 の よ う な D K グ ル ダ ン
お 前 の 魂 に 苦 痛 あ れ
1年中活躍した回復型ズー、キューブロック、偶数ウォーロックの3デッキの活躍でウォーロックをヒーローNo.1にさせました。マンモス年(2017年4月~2018年3月)では出現率6位だった事を考えると大出世ですね。特に妖の森ウィッチウッドとメカメカ大作戦で連続で1位達成と快挙を成し遂げました。天下一ヴドゥ祭ではハイブリットハンターが流行ったためズーや偶数ウォーロックが低迷しましたが1年を通して見るとウォーロックストーンとなりました。他にもコントロールウォーロックやメックトゥーンウォーロックと言った個性派デッキも活躍しました
回復ズー(妖のウィッチウッド)
コボルトと秘宝の迷宮で流行った回復ズーと全く同じデッキ。そのため怪の森ウィッチウッドのカードは採用されてません。
回復ズー(メカメカ大作戦)
入魂を入れてドッペルインプやサロナイト鉱山の奴隷(バランス調整前)をパワーアップする事で実質1マナ4/4付与する事ができました。ズーはドゥームガード、菌術師、卑劣なるドレッドロードと5マナミニオンが沢山採用されていたためメカメカ大作戦前期で大暴れした含み笑う発明家は採用されてませんでした。この時期だけ2枚確定だった卑劣なるドレッドロードの採用枚数が0~2枚とばらけてました。
人身御供ズー(天下一ヴドゥ祭)
天下一ヴドゥ祭では回復ズーの他に人身御供を採用してミニオンを大量展開したズーも流行りました。今までのズーは3/3サイズのズーをひたすら展開する型でしたがこのデッキは1マナミニオンをひたすら展開する昔ながらのズーでした。回復ズーにも言える事ですがハイブリットハンターが流行した影響でズー自体の出現率が低下しました。
キューブロック(妖の森ウィッチウッド)
※取りつかれた従者は当時5マナ
妖の森ウィッチウッド初期は憑りつかれた従者が5マナで暗黒の契約が8点回復でした。キューブロック自体はコボルトと秘宝の迷宮(2017年12月)時点でも環境トップでマンモス年のスタンダード落ち(2018年4月)で影響があったのは超うざい調剤師だけで残りの28枚はワタリガラス年でもそのまま使える状態でした。つまり妖の森ウィッチウッドのカードを使わなくても戦える事が発売前から分かっていたという事になります。実際蓋を開けてみたら案の定偶数パラディンの次に使用率が高い状態でした。
キューブロック(メカ~祭)
憑りつかれた従者と暗黒の契約がバランス調整された後もキューブロックもずっと一定数存在し続けました。構築に関しても特段変化が無くメカメカ大作戦で登場したジリアックス、天下一ヴドゥ祭で登場した小ずるい足噛み屋が採用されたぐらいでした。
偶数ウォーロック(1年中)
妖の森ウィッチウッドバランス調整後(5月)以降キューブロックの代わりに偶数ウォーロックが流行りました。それ以降は1年中ずっと使用されており人気のデッキともいえます。メカメカ大作戦では悪魔化プロジェクトを採用した型が流行りましたが大型ミニオンを出してひたすら攻撃するというコンセプトと合わないため最終的には悪魔化プロジェクトを採用したい型に落ち着きました。天下一ヴドゥ祭ではさっさと大型ミニオンを置いて先に仕留めるという事でモジョー使いジヒィを採用し始めました。新カードではありませんがこの頃からプリーストが流行したためネルビアンの解絡師を採用してる型も登場しました。偶数ウォーロックは複数のカードを組み合わせるよりカード単体で戦うためデッキ構築に自由があるのがポイントです。そのため終末預言者、装甲虫、待ち伏せのガイスト、苔むしたモノノケと言ったカードの有無が1年中変化してました。
コントロールウォーロック(1年中)
※左画像の取りつかれた従者は当時5マナ
偶数パラディン全盛期の対策デッキとして憑りつかれた従者の効果で確定でヴォイドロードを招集するコントロールウォーロックが流行りました。戦い方はシンプルでいかに早くヴォイドロードを招集するだけです。アグロデッキ以外は特段強くはないですが当時(2018年5月)の偶数パラディン出現率は259/789の出現率23.7%の事を考えると一転読みしても十分に戦えたデッキとなりました。メカメカ大作戦では悪魔化プロジェクトが登場した事によりヴォイドロードによる防御の他にマリゴスやシャダウォックといったコンボカードを封じる戦法も生まれました。
メックトゥーンウォーロック(天下一ヴドゥ祭)
天下一ヴドゥ祭1回目のバランス調整(12月)~2回目のバランス調整(2月)まで流行したメックトゥーンウォーロック。1回目のバランス調整で様々なコンボデッキが消滅し、流行したアグロデッキがハイブリットハンターと比較的遅いデッキだったため環境とマッチしてたといえます。天下一ヴドゥ祭で登場した小ずるい足噛み屋は冒涜と相性が良くさらに自分ヒーローに雄叫び効果を使う事でダメージを受ける事なくアメジストの呪文石を育てる事が出来ます。2回目のバランス調整でこのデッキ自体に影響はありませんでしたが速度が速くなったミッドレンジハンターとコンボの速度が速いプリーストの2タイプが流行った事でメックトゥーンウォーロックの姿は消えました。
筆者Twitter:テンペスト (@tempe443) | Twitter
平日毎日夕方に配信してます。よろしければご覧ください。
配信URL:https://www.twitch.tv/tempe443
シャイニー☆
【4/1ネタ】トグワグルパラディンガイド!
今回はトグワグルパラディンのガイドです
筆者はこのデッキを使用して3月レジェンド1位フィニッシュしました!
デッキからカードをひたすら引いて(プリズムレンズでコストを下げた)キング・トグワグル+アザリナ・ソウルシーフで身代金を頂いた上でデッキ交換をします。似たようなデッキタイプで聖なる怒りパラディンがありますがトグワグルパラディンは悪意の銀行家を採用する必要がないので動員を採用する事が出来るのがメリットです。
採用カードに関して
プリズムレンズ
カードを引くことよりキング・トグワグルかアザリナ・ソウルシーフのコストを下げる目的で使用する。このデッキのキーカード。テキストには書かれていないがカード発動中に上上下下左右左右HSと打ち込む事により必ずコスト7以上のミニオンとコスト2以下の呪文を引けるようになっている。
トゥルーシルバーチャンピオン
自分がHS始めた時はインチキソードって言われてたけど騎士団辺りから勝鬨の剣や未鑑定の大槌に出番取られて時代を感じるな~と思ってたけど最近また銀剣が再評価されて嬉しい
動員
やはりエジプトか……いつ出発する?わたしも同行する。動員
縮小光線
平等がバランス調整された事により新たに追加されたカード。熱狂する火霊術師と一緒に使って全体除去出来るのは勿論、単体で使用してサバンナ・ハイメイン等の攻撃力を下げて時間稼ぎをする事も出来る
断罪のウーサー・エボンブレード
このカードとDKジェイナが同じコストっておかしいよなぁ?ヒロパを3/3召喚にするかマナを7ぐらいに下げてくれ。今じゃ信じられないが発売前ではDKウーサーが一番評価高かったんだぜ?
トラのロア・シャヴァーラ
サンプルデッキで先攻体験してきたとあるプレイヤーによると1回も出せなかったと聞くが蓋を開けてみたらヤバイカードだよな。コントロール系パラディンが強くなったらバランス調整されるんじゃないか?
ヒーロー別戦い方
ハンター
キープ
動員
有徳の守護者
熱狂する火霊術師
トゥルーシルバーチャンピオン
体力3以上のミニオンが多いため聖別が上手く使用できない。とにかく動員を全力で探そう。それと腐食食いのハイエナは早くバランス調整しよう
パラディン
キープ
動員
有徳の守護者
聖別
奇数パラディンはコンボで勝つより相手のミニオンをひたすら処理してトラのロア・シャヴァーラで盤面を制圧して勝とう
ローグ
キープ
動員
トゥルーシルバーチャンピオン
ヘンチ・クランのゴロツキを処理する事が一番の課題。有徳の守護者をキープするより武器を探そう。困ったらデッキ外からウーズを持ってこよう。
ウォーリア
キープ
動員
プリズムレンズ
断罪のウーサー・エボンブレード
奇数ウォーリアは余程相手がぶん回らなければ負けないので今日の晩御飯を考えよう。最近外食が寿司と焼肉と丼ものしかないので新しいアイディアが欲しい。28歳になっても食べ放題が大好きなんで質より量派なんだよ。歳を取ったら食欲が減ると言ったけどあれは嘘。俺は今でもポテチ3袋一気に食えるぞ
メイジ
キープ
トゥールーシルバーチャンピオン
動員
コントロールは上記に書いた通り晩御飯を考えながらでも勝てるので奇数秘策メイジを想定して武器を探そう。もうご飯食べったって?んじゃ食後のスイーツ何食べるか考えようぜ
ウォーロック
キープ
動員
平等
ズーは聖別が刺さりにくい、山の巨人がキツイ、キューブロックに対しては沈黙がないからどうしよう・・・しるか!引きが強ければ勝てるんだよ!気合だよ、気合!HSはメンタルで戦うゲームだってじっちゃんが言ってただろぉ?
プリースト
キープ
動員
断罪のウーサー・エボンブレード
いや~なんで心霊絶叫とダスクブレイカーを作ったんですかねぇ・・・?誰がどう見てもあのマナおかしいでしょう。ちなみに事前評価でもヤバイと噂されてたが実際もヤバイケースって結構レアだと思う。後はボーンメア(7マナ)ぐらいか?
ドルイド
キープ
動員
断罪のウーサー・エボンブレード
【結論】
ドルイドは自然ではない
【証明】
自然には次のような意味がある
①人為が加わっていない、ありのままの状態、現象。
②山、海など。人工物の少ない環境。自然環境。
①~②より人間を除く自然物および生物全般。ヒトも含めた天地・宇宙の万物という事になる。つまり人災に対置した天災、あるいは人工造成物に対置した天然造成物を考えた場合の、それらを引き起こす主体という事だ。
別の意味では意識(意図)しない行動。不思議さ、不可解さを含むと思われる可能性がない事。例えば「自然は人間文化と対峙するという見方」「自然のなかに文化的模範を見つけるべきとする見方」「自然と人造物が一体となるのが文化的景観とする見方」等々が自然観であるともいえる
この事から虫害と侵蝕をするドルイドは自然ではない。よってドルイドはクソ
これで全ヒーロー紹介したので後は君の手で頑張ろう!
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シャイニー☆
爆誕!悪党同盟を事前評価してみた
今回は爆誕!悪党同盟の発売前評価です。
評価基準はスタンダードランク戦で使われると使われないの2択で行います。
~ルール~
①ここで言う使われるとは悪党同盟環境中にランク戦に存在するデッキで使われるという意味。一瞬だけ流行った"ラプターのロア・ゴンク"、現環境で使用者が少ないケレセス侯爵型のテンポローグで使われる"サメの精霊"は使われないと定義する
②収録されるカードによっては急に評価が変わる場合がございます。
ドルイド
使われない
現状動き回るマナが使われてない事を考えると8マナのこのカードが使われるとは思えない
使われない
効果自体はインチキだがコストの軽くかつ汎用性の高い選択カ呪文は自然の怒りぐらいしか思いつかない
使われる
樫の召喚枠。同じパックに追加されたクリスタルパワー1枚で条件達成される相当ヤバイと思う
使われる
1マナ2点ダメージのおまけつきが弱いわけない。ジャスパーの呪文石枠
使われる
トレントドルイドとかミニオンが少ないデッキで使われそう。呼び出しより1マナ少ないってヤバイ
使われない
回復する呪文、ミニオン共に種類が多いわけでもなくコストを安くないから微妙そう
使われない
これって2回復3回復みたいに小刻みじゃNGなタイプだよね?小刻みOKでようやく考えるタイプ
使われない
序盤では生命奪取が生かされず終盤では1点回復が小さすぎる。1/3にしてくれればな・・・
使われない
トークンドルイドにマッチしそうな効果だがそのトークンドルイドが弱そう
使われない
効果自体は強いが悪党同盟環境ではトークンorアグロドルイドが弱いから使われない
ハンター
使われない
メカの収録数によるが現状メカハンターを使う理由はない
使われない
メイジにあったら強そう
使われる
ズルジンで急襲5/5を2体出せるだけで強い
使われる
側面攻撃枠。アグロ以外のハンターで必須枠になりそう
使われない
盤面に影響しない1/1/1は使われない。コンゴウインコが教えてくれた
使われない
サバンナ・ハイメイン級のカードでやっと使えるっていった感じ。デビルザウルスの卵がスタン落ちするのが悲しい
使われない
ハンターは盤面取るヒーローだから中途半端な手札補給は弱い。ウィッチウッドの笛吹枠
使われない
ハンターは盤面取るヒーローだから中途半端な手札補給は弱い。ヒーロー間違えたな
使われる
ヒーローにも打てるし、2マナでばらけさせられるし汎用性が高い。2発だけど連射なの?
使われない
単体では強いがメカミニオンが少なすぎる。今後に期待
メイジ
使われる
フレイムストライクやブリザードと一緒に使えば10マナという問題は解消される。問題はコントロール系メイジが流行るかどうか
使われる
アグロデッキよりは呪文ダメージミニオンを増やして悪さしそう
使われない
メイジは呪文で戦うデッキでありミニオンを補給する意味があまりない。3/3ならワンチャンあったかもね
使われない
よほど強いコスト6ミニオンが収録されない限り使われないと思う。毎回ケーアンか損傷したステゴトロン(6/5/12)が出れば使うが・・・
使われない
効果自体は強力だが魔法学者や爆発のルーンがスタン落ちする事からテンポメイジ自体が弱そう
2マナ2体凍結って考えると強い。コントロールメイジが流行ったらヘイトを貯めるカードになりそう
使われない
低コスト呪文を発見する理由がマナサイクロンしか思いつかないしローグの幻覚が使われなかった事を考えると弱そう
使われる
双呪文が無くても強いと思う。ただメイジはミニオンで攻めるヒーローではないからまぁマナ相応のパワーかな
使われない
宇宙異常体でよくね?
使われない
ダメージ量が少なくね・・・?3ダメぐらいにしようぜ
パラディン
使われない
相手の場にミニオンが存在せず全体除去もない状況ってあるか・・・?
使われる
スタン落ちに殆ど影響のない聖なる怒りパラディンに採用されそう。自分のヒーローがダメージを受ける効果のカードが出てくれればザンダラリ・テンプラー(4/4/4)軸のパラディンも流行りそう。強い弱いは置いといて個人的に一番期待しているカード
使われる
パラディンのドラゴン関連カードがこれだけだったら使われないがきっと強いカードがくるはずだ!(3/28現在)
保留
3/28現在の発表だと使われないがきっと強いドラゴンが来てくれるはず
使われない
強い秘策が・・・ない・・・
使われない
お前はレノにはなれない。
使われない
一瞬ビッグパラディン考えたけど復活カードがねーや
使われない
秘密の番人はなぜか手札以外で発動した秘策はパワーアップしないからこれもしなさそう。秘策パラディン希望の星だったのに残念
使われない
アグロ系デッキよりミニオンを絞ったデッキの方が活かしやすそう。今後コンボパラディンデッキが流行ったら悪さしそう
使われる
秘策→剣のムーブが流行るに決まってる。むしろこれのおかげで秘策パラディン作る理由になる
プリースト
使われる
特定のミニオンをデッキから召喚したいとか復活したい等がなければとりあえず入れ得カードな気がする
使われない
密言・痛や密言・死の方がマナ効率がいい。攻撃力4ミニオンが強いデッキが流行ればワンチャン・・・?
使われる
カバルの影の僧侶と一緒に使うだけで強い。今後「攻撃力○以下~」のカードが収録されればもっと強くなる
使われない
ミラーマッチ等有効なカードが手に入らなかったら使われなさそう。ひとまねグリマールートが証明してる
使われない
爆誕!悪党同盟環境中はマナの踏み倒しが出来ない関係から使われなさそう。しかし2021年4月まで使えると考えるといつか悪さしそう。ちなみに3体ということはヴェレン3体も可能という事か・・・?
使われない
強い断末魔を残しつつこのカードを確保しなくれはいけないってかなり限定的だと思う。低コストで序盤使えないのが致命的
使われる
説明できないけどなんか強そう
使われない
いや、どうみても怪しいだろ
使われない
同パックで採用された攻撃できない3/5/6でよくね?
使われない
一瞬流行るけど結局使われないまま終わると思う
ローグ
使われない
クエストローグ以外でラボの採用担当者が使われたか・・・?そういう事だ
使われない
コンボでかつ悪の手先を出すマナを用意する手間が大変そう
使われない
効果自体は強力だがローグという長期戦に向かないヒーローなのが勿体ない
使われない
ヘンチ・クランの強盗と同じ理由で長期戦に向かないローグには必要なさそう。ウォーリアに配られてたらナーフ案件まであったかも
使われない
効果自体は強力だが
①悪の手先を用意する
②悪の手先を残す
③トグワグルを召喚する
④素敵な宝物を発動する
という手順を考えると他の短期決着のプランの方が強そう
使われる
テキストだけみたら悪党同盟No.1の強さだが1ターン目に他クラスカードを持ってくる手段がなさそう。シャーマンのウナギ枠
使われない
悪の手先も含めるなら強かったがあいつら中立だったわ
使われない
即座に盤面に関われない高ローグコストカードは弱い。まぁコントロール向けのヒーローにこのカードが配布されなくて本当によかった
使われない
クエストローグいないし影隠れあるし使いどころ無さそう
使われる
デメリットは巨大化エドウィンぐらいか?トゥルーシルバーチャンピオンが強い事考えるとやばそう
シャーマン
ヤバイ!(使われる)
5マナ全体除去できると考えると強すぎる。トップドローだと弱いがリターンを考えるとあまり関係ない
ヤバイ!(使われる)
魔女ハガサ(ヒーローカード)みたいにとりあえず採用ぐらいの強さはあると思う。
使われる
カード単体も強いが。シャダウォックとか雷雲とかシナジーがある時点で強い。マーロックである意味は・・・ないか
使われない
シャーマンは雄たけびが強いヒーローだから強いコピー先がなさそう。むしろこいつがシャーマンで安心した
使われる
8ターン目にこいつを出されたら負け!っていう状況になりそう。ウンゴロ収録のエレメンタルがスタン落ちして本当によかったと思う
使われない
全体除去に強くなるが出てくるのが1/1って弱そう。
使われない
回廊漁り蟲スタン落ちしちゃうんだぜ・・・?
使われる
マーロック手札補給の星。同じシャーマンのマーロックと夢のコンボをしよう!
使われる
効果もステータスも文句無し。マーロックシャーマン始まったな
使われる
癒しの雨がない以上使うしかない。おそらく悪党同盟で一番やむを得ず使うカード
ウォーロック
使われない
アグロ軸には遅すぎ、コントロール軸は破壊するミニオンがいないというのが現実かな
使われない
呪文もレジェンドミニオンに置き換える事を考えるとコントロールデッキ向けのカードではない。ウォーリアに欲しかった
使われない
中盤~終盤使ってもあっさり処理されそう。全体除去が多そうなウォーロック向きではない
使われない
同一ターンに使うならヒーローパワー込みで10マナになって強いかっていうと怪しい。現状デッキの順番操作できないし・・・
使われない
ローグのレジェと相性いいのになぜウォロにきた・・・
使われない
天下一ヴドゥ祭でもこんな中立ミニオンいたよな・・・?
使われる
召喚はおまけ程度に考えて条件付き0マナ4点回復って考えれば強そう
使われない
破壊するミニオンを用意する=低コストミニオンとなる関係から出てくるミニオンを低コストミニオンになる。しかもヴォイドロードスタン落ち。どうするの?
使われない
前半と後半の効果がかみ合わない
使われない
8マナぐらいでよかったのでは?
ウォーリア
使われない
爆弾カードが少なすぎる
使われない
2ダメージだったら使ってたかも・・・
使われない
ロングゲームを想定した割には効果がそんなに美味しくない。オメガ・アセンブリや狂気の天才・ドクターブームでよく見かける事になりそう
使われる
個人的な意見だが4マナで20装甲も獲得できるようなカードは勘弁して頂きたい・・・(笑)
使われない
爆弾カードが少なすぎる
使われない
爆弾カードが少なすぎる
使われない
パーティーを組もうぜ!と一緒に使いたかった・・・・
使われない
9マナだったらオークハート並みに強そうだった
使われない
呪文やミニオン効果で処理するヒーローだから合わない
使われない
テンポウォーリアだと効果がマッチしない、コントロールだとミニオンとして活かせない
中立
使われない
1マナだったらなぁ・・・
使われない
コボルトのモンクは使われましたか・・・?
使われない
デッキが空で相手が全体除去がない状況ってあるか?。ただコントロールデッキが流行れば必須カードになれるかも?
使われない
躯の借り手みたいに聖なる盾ミニオンをデッキに入れる理由があるなら強いがその躯の借り手がスタン落ちしてしまう。タイミングが悪い
使われない
本体と断末魔で召喚されるミニオンが違うカードは弱い。ハンターに入れようと思ったけど残念・・・
使われない
マリゴス等コストの下げたいカードが必ずしもデッキに眠っているとは限らないから結局使われなさそう。しかし2021年4月までどこかで悪さしそう
使われない
こいつはドブネズミやあデス・ロードの代わりにはなれない。雄叫びなんだから3マナでよかったのでは・・・?
使われる
呪文版ドブネズミ。コンボデッキの終焉担当と言っても過言ではない
使われない
いくら攻撃できようが打点3じゃね・・・6ぐらい欲しかった
使われる
最大6マナ呪文2回使えてかつ4マナミニオンのお釣りがくると考えれば強そう。コントロールメイジに入りそう
使われない
8マナで考えるレベル
使われる
デッキが空でも10枚デッキを補填してくれるんだろ?それなら強すぎる
使われない
競売人でいいな
使われない
融合体に目が行ってしまうが獣以外そんなにメリットなさそう
使われない
これ手札の雄たけびコピーかと思いきや盤面かよ
使われない
現状エレメンタルデッキを組む理由がない
使われない
沈黙プリーストに一瞬流行りそうだけど結局使われなさそう
使われない
最初から呪文ダメージ+2ついてても使われなさそう
使われない
7/7/8ぐらいだったらワンチャンあったな
使われない
挑発がついてたらな~
使われない
沈黙プリースト一瞬流行りそうだけどなんだかんだ言って弱そう
使われない
6/6でやっとって感じ
使われる
2/2/3コピーするだけで強い。アグロデッキの星
使われない
ただの実質3/3/4って考えると弱そう
使われない
将来バフパラディンが流行れば使い道ありそう
使われない
効果とマナが合わない
使われない
え、なんで相手も召喚しちゃうの?
使われない
ターゲットになるこいつの攻撃力が低すぎる
使われない
呪文ダメージ攻撃力0が弱い事は過去に証明されてる
使われない
ファルドライですら引けないリスクがあるのにこいつはリターンも少ないよ・・・・
使われない
同上。同じテキストが同じパックにあるって珍しい
使われない
単体で使えない
使われない
ワンチャン"タール・クリーパー"枠かと思ったけど4マナで条件ありと考えると・・・
使われない
再度召喚してどうする?
使われない
金庫番が金庫ってどういう事だよ・・・
使われない
相手にコイン与えるカードは弱いって過去に証明されてる
使われない
ステータスは優秀だが厄介や呪文ダメージを放置されている状況が少なそう
使われる
秘策パラディンを使う理由。こいつを引けるかで勝率変わりそう
使われる
高コスト呪文が多いコントロールメイジに入りそう
使われる
ロックプールハンター枠・・・と言いたい!
使われる
始祖ドレイク並みに強いと思う。今回の隠れ強キャラ
使われない
断末魔付与コピーしたら強いけどマナやばそう・・・
使われない
呪文4枚あってやっと使えるって考えると最速以外弱い
使われない
高コスト呪文ダメージ1は過去にも使われてないからね
使われない
まず疾風ミニオンくれよ
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シャイニー☆
1年間でどれぐらい奇数偶数が存在したのか?
”一人たりとも生かしてはおかぬ!”
”我らはこの呪いを、力へと変えたのだ!”
ここ1年間で一番聞いたミニオンのセリフではないのだろうか?4月からゲン・グレイメンと月を喰らう者バクがスタンダードで使用できなくなります。詳細はこちら↓
そこで今回は筆者の18年4月~19年2月のラダー戦績9986戦を元に対戦相手のデッキがどれぐらい奇数偶数だったのか算出してみました。
"対戦相手が奇数偶数である確率"
奇数or偶数出現率:26.5%(2648戦)
奇数出現率:17.4%(1733戦)
偶数出現率:9.2%(915戦)
言い換えると
1か月100戦プレイする人は年間約21.2分(一ケ月約2分)対戦相手のバクゲンのセリフを聞く
1か月500線プレイする人は年間106分(一ケ月約8分)対戦相手のバクゲンのセリフを聞く
※セリフを4秒を想定した場合
と言う事になります。上級者になれば年間約2時間分の時給(約2000円前後)が発生してる事になる。あくまでこれは対戦相手だけの出現数になるため自分が奇数偶数デッキを使用していればもっとこのセリフを聞いてる事になります。
1位:奇数ローグ 年間出現率:7.1%(713/9986戦)
左からウィッチウッド、メカ大作戦、ヴドゥ祭環境
※含み笑う発明家は当時5マナ
ウィッチウッド環境前半は偶数パラディンが存在したため他のアグロデッキが全体的に出現率が低下したが動員バランス調整後はどの環境でも奇数ローグが一定数存在しました。特にメカメカ大作戦前半は含み笑う発明家(5マナ)のおかげでVSアグロデッキには菌術師の効果を発動しやすくなり、VSコントロールデッキにはブラッドナイトで攻撃力を大幅に上げる事ができるなど、含み笑う発明家を非常に上手く使えたデッキと言えただろう。ヴドゥ祭でも奇数ローグが大活躍したが冷血がバランス調整されてからはテンポローグや海賊ローグに出番を取られしまいました
2位:偶数ウォーロック 年間出現率:5.2%(516/9986戦)
画像はメカメカ大作戦後期
キューブロックが弱体化したウィッチウッド後半からどの環境でも一定数存在した偶数ウォーロック。一部のアグロデッキ相手を除き最速で山の巨人の攻撃が通るかどうかで勝率が大きく変わっていくためどのデッキにも勝てるがどのデッキにも負ける可能性があると相性差が少ないデッキとなっております。偶数ウォーロックは複数のカードを使用して戦うというよりは中型~大型ミニオンを単体で戦うため終末預言者、苔むしたモノノケ、黒騎士と言った環境に合わせて対策カードを簡単に採用出来るのがポイントです。そのため環境事にテンプレはこれ!といった構築がありません
3位:奇数パラディン 年間出現率:5.0%(503/9986戦)
左からウィッチウッド、メカ大作戦、ヴドゥ祭環境
※含み笑う発明家は当時5マナ
動員バランス調整後のウィッチウッド後半から常に環境上位に存在した奇数パラディン。偶数ウォーロックとは正反対で含み笑う発明家やレベルアップ!がバランス調整される以外はデッキの構築にほぼ差がないのが特徴です。特に天下一ヴドゥ祭初期(レベルアップ!採用時)はメカメカ大作戦と天下一ヴドゥ祭のカードが一枚も採用されていない時期があって”ウィッチウッドから時が止まったデッキ”とも言えたでしょう。レベルアップ!バランス調整後も人気の高いデッキで魔女の大釜やフロストウルフの将軍と言ったカードが必須枠となりました。
4位:奇数ウォーリア 年間出現率:3.3%(328/9986戦)
左からウィッチウッド、メカ大作戦、ヴドゥ祭環境
ウィッチウッド初期から本日までずっと中堅ポジションだった奇数ウォーリア。ワタリガラス年のコントロールデッキと言えばこのデッキを思い出すプレイヤーも多いだろう。ウィッチウッド環境では狂言病ウォーゲンやダリアス・グロウリーといったミニオンで戦う戦法だったがメカメカ大作戦で登場したスーパーコライダー、オメガ・アセンブリ、狂気の天才ドクター・ブームなどの発明品が必須カードとなった関係から相手の攻撃を受けきる戦法にシフトし、天下一ヴドゥ祭で登場したドラゴンカードで再びミニオンで攻める戦法にシフトと1年間を通して色んな戦い方をしたデッキだろう。画像では紹介してないが肉食キューブ+無謀の操り手で強力なミニオンを増やす比較的攻撃的なデッキもチラホラ存在した。
5位:偶数パラディン 年間出現率:2.1%(209/9986戦)
左からウィッチウッド、メカ大作戦、ヴドゥ祭環境
※動員は当時4マナ
ウィッチウッド前半最強デッキとも言われた偶数パラディン。Tansoku選手とglory選手がアジア代表となった春季アジアシーズンプレイオフ(18年5月開催)71人中68人と採用率95%と圧倒的な強さを誇ってました(勿論パラディンを持ち込んだ68名全員が偶数!)。動員がバランス調整されてから回復ズーが流行るメカメカ大作戦末期までは奇数パラディンに出番が取られました。天下一ヴドゥ祭でも奇数パラディンやハンターに強い事から一定数偶数パラディンは活躍してましたが今度は平等がバランス調整された事によりまた環境から消えました。ウィッチウッド後半からは偶数パラディンはランク戦より大会でよく出現するデッキとちょっと変わったポジションとなりました。奇数パラディンよりどのデッキにも勝てる可能性がある(=平等を絡めた全体除去で何とかなる)ため大幅に不利マッチがない事が理由だと思われます。
6位:偶数シャーマン 年間出現率:1.8%(179/9986戦)
画像はウィッチウッド後期
ウィッチウッドから本日まで構築の変化がほぼないのが特徴な偶数シャーマン。動員4マナ時の偶数パラディンの対抗馬として人気でしたがウィッチウッド後半からは偶数シャーマンをランク戦に持ち込む理由を探すのが難しい(=偶数シャーマンを使うなら○○ねよくね?)といったのが本音です。偶数パラディンと同様ランク戦より大会向けデッキとなりアグロ構成によく見かけられました(=アグロデッキで構成を固めた時に他にいいアグロデッキが存在しない)
7位:奇数メイジ 年間出現率:1.0%(102/9986戦)
天下一ヴドゥ祭で登場したドラゴンホークのロア・ジャナライのおかげでヒーローパワーを強化する理由が出来たため奇数メイジという新しいデッキが登場しました。デッキタイプは秘策を採用したアグロ型と全体除去を沢山採用したコントロール型が存在します。2つに共通して言えるのがヒーローパワーだけで放電レイザーモーや腐食食いのハイエナを処理できるため環境トップのハンターに強いデッキとなっております。ヒーローパワーが強化できる代わりに動物変身、メテオ、アルネスと言った偶数コストカードを採用できないため奇数と整数の住み分けがしっかりと出来ているヒーローとも言えます。
8位:奇数ハンター 年間出現率:0.8%(83/9986戦)
画像は天下一ヴドゥ祭
ワタリガラス年一番アグロデッキと言えば奇数ハンターでしょう。相手のヒーローにダメージを与える事に特化しているためアグロ、装甲貯める、回復出来るどれかを相手にすると不利がついてしまうためなかなか活躍できませんでした。ズー以外のウォーロックが大流行した時は対抗馬としてちょっとだけ流行ったぐらいですね。
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シャイニー☆
奇数パラディンマリガンガイド(最終回!)
今回の記事はヴドゥ祭環境のおける奇数パラディンのガイドです
ヴドゥ祭環境ナーフに合わせて新たに奇数パラディンのマリガンガイドを書きました。月を喰らうものバクが殿堂入りするのでこの記事が奇数パラディン最後のガイドになります。過去のマリガンガイドはこちら↓。過去の記事と書いてある事が違う事もありますが筆者の考えが変わったという事です。ご了承ください。
ガイドを読む前に!
奇数パラディンのマリガンガイドに限った話ではないですがここに書かれていないカードをキープする事もあるかもしれません。毎試合全部のカードをキープすべきかどうかはしっかり考えましょう!(="ガイドに書いてあったから"と思考停止するのはやめようね!)
各ヒーローに1マナミニオンを何枚キープするか?がマリガンにおいて一番大事です。それを理解できれば他のカードを何枚キープできるかがわかりやすくなるからです。ちなみにファイアフライ1枚で1マナミニオン2体分とします。( )は欲しい1マナミニオンの枚数です
ハンター(2枚)
ナーフ前よりミニオンで戦うハンターが増加したため1マナミニオンは2体欲しい所です。特に腐肉食いのハイエナを処理できないと数ターンで30点ダメージ出される事もあり得るので"ちょっと手札軽すぎるかな?"と思うぐらいの方がいいです。
プリースト(1枚)
最近は復活、コントロール、壁の3択。実験台や内なる炎型はほぼいないと考えて大丈夫。コントロールはダスクブレイカーのせいで何召喚しても自分の盤面が全滅する事があるので手札によっては諦めるしかない。復活プリーストの序盤発動できる全体除去は霊魂鞭打、集団ヒステリーしかないので両方ケアさえすれば意外とミニオンが生き残りやすい。バランス調整前より華麗なる熱狂術師を採用したデッキが少ないため体力1ミニオンを展開しても生き残りやすくなった。ダスクブレイカーにも耐えられる魔女の大釜が生き残りやすいヒーローとなる。
ローグ(2枚)
現在ローグはマリゴスかテンポ系(海賊や断末魔など)が多いためナイフの雨を受ける可能性が非常に高い。体力2以上のミニオンを召喚しつつヘンチ・クランのゴロツキに対応するため力の祝福や未鑑定の大槌と言った打点カードを引ければ勝ちは目の前
パラディン(何枚でも)
奇数パラディン想定しているため1マナミニオンは何枚でもキープ。ラダーにおいて奇数が一番多い。たまに秘策や偶数がいるがどちらもそこまで全体除去が多くないため初動確保していれば問題ない。
メイジ(1~2枚)
バランス調整後の環境は奇数秘策メイジが多いため1マナミニオンが欲しい。というのも奇数コントロールメイジはドラゴンの憤怒やフレイムストライクと言った全体除去があるが、ファイアフライや放火魔といった小粒ミニオンもそこそこ多いため1ターン目からしっかりとミニオンで攻めたいためである。初動があれば奇数コントロールメイジや整数コントロールメイジを想定とした神聖なる恩寵等や魔女の大釜をキープしてもいいかもしれない。
ウォーロック(1~2枚)
偶数ウォーロックとズーが同じぐらいの出現率であるため難しい。迷ったらマリガン前の手札でプランを決めてもいいかもしれない。例えば回廊漁り蟲が見えたらズー想定して1マナミニオンを探す、神聖なる恩寵が見えたらコントロール系ウォーロックを想定するなど。
ドルイド(0~1枚)
ナーフ後はハッカーが多いため、拡がりゆく虫害、なぎ払いといったカードは採用されていない。その代わりに熱狂する火霊術師が採用されているためそれを処理できる可能性がある未鑑定の大槌や回廊漁り蟲といったカードを探そう
シャーマン(1~2枚)
現在はエレメンタルシャーマンが多いため相手のファイアフライや荒ぶる雷雲をしっかり処理するため1ターン目からミニオンを展開していこう。幸いライトニング・ストームや火山噴火といった全体除去が採用されていないため手札補給よりしっかりミニオンを召喚できる事を考えよう。
ウォーリア(0~1枚)
ヴァイン・クリーヴァーや神聖なる恩寵だけをキープ全体除去を打たれてもすぐに盤面を取り返せるようにしよう。これらのカードを確保した時のみ1マナミニオンをキープしてもいいかもしれない
マリガンガイド
ジャングルの遭難者
1マナミニオンの中で優先度高い
ハンター、ローグ、パラディン、メイジ、シャーマン
1マナミニオンの中で優先度低い
ウォーリア、ドルイド
レベルアップ!無き今1マナ最強カードではなくなった事に注意。2ターン目に総攻撃力2ダメージ出せる1マナカード。序盤から総攻撃力2ミニオンを出したい場合は優先度が高くそうでない場合は低いと覚えておこう
ファイアフライ
1マナミニオンの中で優先度高い
パラディン、ローグ、ハンター、コントロールデッキ全般
1マナミニオンの中で優先度低い
メイジ、ローグ(奇数と判明時のみ)
ファイアフライ1枚で3ターン目までの動きが(フライ→ヒロパ→フライヒロパ)安定するので1マナ以外のカードが欲しいデッキ相手だとキープしてもよい(=コントロール相手など中盤以降のカードが欲しい相手)。1点ダメージが出るヒーローはキープ優先度が高くて体力2が意味ないヒーローはキープ優先度低いと覚えておこう
有徳の守護者
力の祝福やアケラスの古残兵で攻撃力を付与する時は1マナミニオンの中で一番キープ優先度が高い。コントロールと判明している時のみキープ優先度が低いが誤差レベルなので迷ったらとりあえずキープしよう。似た効果を持つアージェントの従騎士があるがあちらは有徳の守護者よりキープ優先度が低いという解釈で問題ない。
アケラスの古残兵
1ターン目に召喚しても効果がないため1マナミニオンとしては扱ってはいけない。つまりアケラスの古残兵を単体キープする事はない。キープする基準は序盤から攻撃力を上げて処理したいミニオンがいるかどうかで判断しよう。
1マナとセットキープを検討するヒーロー
ハンター
腐肉食いのハイエナや放電レイザーモーを処理するためにセットキープすべき。スプリングポーや爆発の罠であっさり処理される事もあるが序盤から相手の盤面だけにミニオンが残っているとほぼ勝てないのでそこは割り切ろう
ローグ
ローグのヘンチ・クランのゴロツキ等やっかいなミニオンを処理するためセットキープ。
メイジ
奇数秘策が増えたため放火魔や黒猫をしっかりと処理したいためセットキープ。ドラゴンの憤怒であっさり処理されてしまう事もあるが序盤から相手の盤面だけにミニオンが残っているとほぼ勝てないのでそこは割り切ろう
その他のヒーロー
他の6ヒーローはキープする確率が下がる。序盤から神聖なる恩寵で大量ドローするプラン、魔女の大釜で呪文を作るプラン等考えがあればどのヒーローでもキープする事がある事を忘れずに
力の祝福
1ターン目にミニオンを召喚するのが最優先なので基本的には単体キープしないほうがいい。ハンター、メイジ、プリースト、ズー(ウォーロック)といった体力3~4ミニオンを処理したいなら後攻で単体キープしてもいいかもしれない(その時は1マナ引ける確率が下がる事を考慮する事)
セットキープを検討するヒーロー
ハンター&ローグ&メイジ
キープする理由はアケラスの古残兵と同じ
プリースト
攻撃力4で攻めれば聖なる一撃が無ければ処理されにくいため序盤から優位になる。ノースシャイアの聖職者や光熱のエレメンタルといった低コストミニオンを処理できるのもグッド
ウォーリア
相手はシールドスラムより大暴れや乱闘を探しにいくのでファイアフライ等に付与すれば以外と生き残りやすい。アケラスの古残兵と違い攻撃力の上昇値が2も違うので序盤単体で攻めるには十分強力。タール・クリーパーやストーンヒルの守護者を処理できるのもメリット。力の祝福付与したミニオンにシールドスラムを発動させたらラッキー。その後はフロストウルフの将軍や魔女の大釜を召喚しよう
ウォーロック
アケラスの古残兵と違って体力1ミニオンを残さないため冒涜の追加効果を発動させないのがポイント。ズーもコスト4ミニオンまでならトレードできるため序盤から自分の場だけにミニオンが残りやすくなる
マストキープ
ウォーリア、プリースト、ドルイド
1マナミニオンがあればキープしてもよい
メイジ、ウォーロック、シャーマン
キープしない(=序盤のミニオン召喚が最優先)
ローグ、ハンター、パラディン
レベルアップ!が無い今魔女の大釜が非常に強力となる。ランダム要素が強いため強さを上手く説明できないがとりあえず使ってみればわかる。特に不利な相手(相手から見たら有利マッチ)はシャーマンの呪文でしか負けないパターンが多いため必死に処理してくるだろう。大会等デッキが判明していればハイブリットハンターや呪文ハンターの爆発の罠を発動された後に手札補給が出来るためキープしてもいいかもしれない
レイドリーダー&ストーンヒルの守護者
キープしない。3マナ時に召喚するステータスでないため素直に1マナミニオンを探そう。奇数ハンターと判明した時のみストーンヒルの守護者はキープしてもよい?
神聖なる恩寵
キープしてもよい
コントロールデッキ相手全般(ウォーリア、プリースト等)
魔女の大釜>神聖なる恩寵
トレードしやすいヒーロー(シャーマン、メイジ、ウォーロック等)
神聖なる恩寵>魔女の大鎌
トレードしにくいヒーロー(ウォーリア、プリースト等)
レベルアップ!が無い今、序盤から複数のミニオンを強化する事が難しいためコントロールデッキ相手は手札を補給が必要となる。大会等コントロールデッキと判明していたらとりあえずキープしてもよい
未鑑定の大槌
先攻:1マナミニオンを確保したらセットキープ
後攻:単体キープしてもよい
ハンター、ローグ、パラディン、メイジ、ウォーロック、シャーマン
目的はミニオンを処理するために2/2の武器として使う。つまり挑発付与などハズレボーナスを引いても問題ないと判断した時のみキープ
先攻後攻問わず単体キープしてもよい
プリースト、ウォーリア、ドルイド
キープする時は聖なる盾か攻撃力+1を出して攻める。つまり運任せとなる。魔女の大釜や神聖なる恩寵といった手札補給プランがあればそちらを優先すべき
リロイ・ジェンキンス
このカードをいかに序盤に引かないかがポイント。キープしない
キープしない。どのヒーローも戦闘や呪文で単体&全体が豊富になったためミニオンが残りにくい環境となったから。バランス調整前はハンターが断末魔が多かったためミニオンが残りやすかったが今はスプリングポーを始めたとした小粒ミニオンが多いためやはりキープしない
フロストウルフの将軍
キープしない。理由は菌術師と同じ。フロストウルフの将軍をキープしてしまうと1枚序盤で使えるカードが減るためミニオンが生き残りくなる(=このカードの効果が使いにくくなる)。とはいえ勝負が長引けば長引く程単体除去を受ける確率が高くなるためレベルアップ!程カードパワーがない
ヴァインクリーヴァー
ウォーリアのみ初動が確保出来たらキープしてもよい
レベルアップ!無き今ヴァイングリーヴァーのカードパワーも相対的に下がった。それに加えウォーリアは奇数クエストが登場したため3&5マナの挑発ミニオンを処理しなくてはならないため困ったら返すという判断でいいだろう
回廊漁り蟲
強いのでとりあえずキープという考えでよい。下記は気になるポイント。
ハンター&ローグ
どちらも1ターン目の動きが優先となるため先攻で1マナミニオンがなければキープしなくてもよい。アグロデッキ相手に回廊漁り蟲は強力だがコスト下げられるミニオンがいないとお話にならない。
プリースト
攻撃力2が脅威にならないため単体キープはしない。初動があればキープしてもいいレベル
ウォーリア
ダイノ・マティックから耐えるためにキープ
ドルイド
序盤はハッカーの熱狂する火霊術師で自分のミニオンが全滅するのでその後に刈ろう漁り蟲を召喚してワンチャンス処理しよう。まぁ大体は失敗するがそれしか手段がない・・・
魔女の大釜について
最後に魔女の大釜から持ってくるシャーマンの呪文について説明しよう。自分が使うためのアドバイスというよりは奇数パラディンを相手にした時の心構えというガイドになりそうだ。まず覚えておきたいのが釜から持ってくる呪文は38種類。単純計算1回の効果で欲しい1種類を持ってくる確率は約2.6%となる。 (○%)は魔女の大釜1回効果を発動した時に下記のカードいずれかを持ってくる確率である(焼き付く幻視や烈火の儀式といった間接的に持ってくる可能性は考慮しないものとする)
一発大逆転カード(5%)
ストームブリンガー
血の渇き
比較的条件が簡単で大逆転できるカードはこの2種類。特にストームブリンガーは心霊絶叫や念じられし冥界がないと除去できない場合が圧倒的に多いので使われたら諦めよう。
全体除去(3種類:8%)
ガラス管入りの稲妻
ライトニング・ストーム
火山噴火
(おまけ)
雪崩
フォーク・ライトニング
奇数パラディンやズーだと全体除去1枚で勝てる事もよくある。ガラス管入りの稲妻はミラー以外はかなり使いにくいのでハズレという解釈でいいだろう。雪崩の存在から一番強いミニオンと2~3番目に強いミニオンを隣に配置してはいけない。
ミニオンにダメージを与える(11種類:29%)
呪術
叩き潰す巨拳
溶岩爆発
千満の大波
ライトニングボルト
岩穿ちの武器
トーテム投擲
パチッ!
電流花火
凍気の衝撃
大地の衝撃
いわゆる単体除去。奇数パラディン相手でも挑発の隣に残しておきたいミニオンを置いても油断できない。
挑発を無視してヒーローにダメージを与える(3種類:8%)
溶岩爆発
ライトニングボルト
トーテム投擲
奇数パラディン側のミニオンを残さず挑発ミニオンを召喚すれば負ける事が無いのが基本だが魔女の大釜があればそうとも言えない。HSをある程度遊んだプレイヤーなら代表的なカードばかりだが最近トーテム投擲が追加された事を忘れずに
挑発ミニオンを即座に場に置く(3種類:8%)
霊祖の癒し
野獣の精霊
カエルの雨
これらは自分のヒーローの体力を減らさない他に魔女の大釜自身も守れるというメリットがある
ミニオンを即座に変身させる(3種類:8%)
不安定な進化
ビッグ・バン・ヴードゥー
ストームブリンガー
これらの存在から同じステータスのミニオンが存在したら回廊漁り蟲や菌術師と言った高コストミニオンを処理しなければならない。
凍結(3種類:8%)
凍気の衝撃
冷凍睡眠
雪崩
偶数ウォーロックの山の巨人等ミニオンを複数展開しないデッキ相手に有効に働くカード。冷気の衝撃はヒーローにも発動できるためヴァイン・クリーヴァーやネクリウムの刃の効果を一時発動させない事も出来る。攻撃できるミニオンを攻撃しない状態で凍結すると即座に凍結が解除されるため冷凍睡眠をパワーアップカードとして使うのも手
断末魔効果を防ぐ(2種類:5%)
大地の衝撃
呪術
魔女の大釜さえあれば奇数パラディンでも断末魔効果を防ぐ事が出来る。1回魔女の大釜が発動するとこれらを持ってくる確率は約5%
手札に加える(6種類:16%)
烈火の儀式
大地の力
元素反応
焼き付く幻視
遠見
魂の残響
カードを手札に加える効果可能性のあるカード。魂の残響以外は基本的に1枚しか手札に加えないので手札補給よりコンゴウインコ感覚として心構えしよう。
断末魔効果でミニオンを召喚する(3種類:8%)
ビッグ・バン・ヴードゥー
霊祖の導き
原始の護符
全体除去ケアの他に菌術師やレイドリーダー等の攻撃力付与を確実にするとかにも使える。勿論シャーマンの呪文で攻撃力付与もできるぞ!
ミニオンを強化(2種類:8%)
冷凍睡眠
大地の力
永続的にミニオンを強化できるカードは以外と少ない。トレードに使うは勿論、魔女の大釜を強化して生き残りやすくできるのがポイント。
攻撃できるミニオンが存在するとダメージが出せる(3種類:8%)
大地の力
疾風
血の渇き
奇数パラディンを相手にした時ミニオンを処理してくるのが基本なのでリロイ・ジェンキンスと一緒に使う事が多い。1回魔女の大釜が発動するとこれらを持ってくる確率は約8%
自分のヒーローを回復(2種類:5%)
癒しの雨
千満の大波
挑発を超えてのダメージを防ぐ唯一の方法は2種類ある。シャーマンは回復できるイメージだが実はそうでもない。特に癒しの雨以外で勝ち!というシーンはよくあり発動させられたら運が悪かったと諦めよう
その他
トーテムの力
氷上釣り
エウレーカ!
サファイアの呪文石
トーテムの力は基本的に効果が無いがトーテム投擲や原始の護符でトーテムを出せるので完全なハズレではない上に0マナなので魔女の大釜で手札をマナ使わずに減らせるため想像より使い勝手がいい。本当のハズレは氷上釣り。後者2枚はコストが高い上に使えるタイミングが限られる。エウレーカ!は月を喰らうものバクやリロイ・ジェンキンスをコピー出来ればラッキー程度でいいだろう。サファイアの呪文石はカエルの雨や叩き潰す巨拳1枚でアップグレードする事を忘れずに。
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シャイニー☆
2019冬季選手権を楽しもう!
今回は2019冬季選手権をより楽しむためのガイドです
日本時間3/1(金)1:30(木曜の深夜)より各地域の代表決定戦(プレイオフ)で勝ち抜いた16名の代表が集まって戦います。日本のTansoku選手が出場する事で大きな話題になっております。そこで今回は競技シーンに詳しくない人にもわかりやすいように解説していきます。詳しくは下記URLをご覧ください。URL及びデッキ画像の引用許可頂いたahirunさん、0さん にこの場をお借り致しましてお礼申し上げます
冬季選手権とは?(復習)
解説の前に今大会がどのようなイベントなのか復習しましょう。HSの王者になるにはプレイオフ→シーズン選手権→世界選手権の順番に進んで勝つ必要があります。赤い丸を囲った所が今大会のポジションとなります。
シーズンとは?
シーズン1(夏季)
HCTポイント集計期間:1~3月
シーズンプレイオフ:5月
シーズン選手権:7月
シーズン2(秋季)
HCTポイント集計期間:4~7月
シーズンプレイオフ:9月
シーズン選手権:10月
シーズン3(冬季)
HCTポイント集計期間8月~11月
シーズンプレイオフ:1月
シーズン選手権:2月←当大会はここ
プレイオフに出場するには?
基本的にはランク戦や大型大会で上位になると貰えるHCTポイント(ハースストーン・コンペティティブ・ポイント)を貯めてプレイオフに出場します。とはいえ日本人プレイヤーは大型大会に出場する機会が圧倒的に少ないのでポイントを貯める方法はほぼランク戦のみという解釈でいいだろう。ちなみに直近のシーズン3で必要なポイントは36ポイント。ランク戦だけで獲得するには4か月の間に3回50位フィニッシュしなければならない(シーズン毎にポイントはリセットされる)
~ランク戦以外でポイントを得る主な方法~
前回シーズンのプレイオフで上位になる
例えばシーズン2のプレイオフで上位9~16位に入るとシーズン3のHCTポイントが6ポイント入る。ちなみにプレイオフベスト4になるとシーズン選手権に出場できるためプレイオフによるポイントはもらえない(=シーズン選手権でいっぱい貰えるよ!)
シーズン選手権に出場する
プレイオフでベスト4になったらシーズン選手権に出場できるので最低12ポイント貰える。ランク戦に例えると50位フィニッシュ1回分
ツアー大会で勝つ
去年HCTツアー東京でhinaya選手が優勝してシーズン2(秋季)のアジアプレイオフに出場しました。優勝した時のポイントは15ポイント。つまり後必要な約17~18ポイントはランク戦で頑張ってポイント獲得したという事になります。
シーズン選手権に出場するには?
HCTポイント上位(約64名)とチャレンジャーファイナル(約8名)の約72名で戦い上位4名に入るとシーズン選手権に出場できます
世界選手権に出場するには?(←今ココ)
アジア、ヨーロッパ、アメリカ、中国4地域の上位4名、つまり16人で戦い上位4名に入ると世界選手権に出場できる。今大会はこのポジションになる
デッキ分布
16名のデッキ分布は下記の通り
今大会はハンター、プリーストの採用率が圧倒的に高いです。特にハンターは16名中15名採用と圧倒的な採用率となっております。次点でローグとウォーロックの採用率が高い事を考えるとランク戦で人気なヒーローが大会でも人気と言えるでしょう。
王者ミッドレンジハンター
ランク戦王者であるミットレンジハンターは大会でも採用率No1です。明確に不利となっている相手は偶数パラディン、奇数パラディン、秘策秘策メイジ、奇数ウォーリアぐらいです。言い換えれば他の全てのデッキには勝率50%以上を出す事が出来ると考えます。先ほど挙げた4デッキはそこまで採用率が高いわけでもなく仮にそれらと戦ったらBAN(使用禁止)すればいいだけの話です。逆に強すぎてBANされて配信ではなかなか見られないデッキになるんじゃないかな?と思います。
ハンターさえいなければ怖くない?
複製プリースト、偶数ウォーロック、クエストローグはランク戦では出現率が減少してます。なぜならハンターに勝てないからです。しかし1ヒーローBAN(使用禁止)出来る制度がある大会ならハンターと戦わなくて済むのでこの3デッキの使用率が高くなりました。それに加え最近行われたバランス調整で奇数ローグ(冷血)、偶数シャーマン(炎の舌のトーテム)、偶数パラディン(平等)といったアグロデッキが弱体化した事もポイントですね。
パラディンは偶数が鉄板?
天下一ヴドゥ祭が発売後の大会シーンではパラディンの出現率は偶数>奇数となっております。これは平等がバランス調整された後も変わりません。理由はハンターと戦う試合数が違うからです。ランク戦だと勝利しても同じヒーローと連戦しやすいため出現率が一番高いハンターに勝ちやすい奇数パラディンが活躍できます。しかし大会では一度ハンターに勝ったらもうハンターとは戦いません。つまりハンターに強いというステータスは大会ではあまりメリットとは言えないという事です。それに加え複製プリースト相手に"モジョー使いジヒィ"や"ネルビアンの解絡師"といった偶数コスト対策カードを使えるものポイントですね。
構成紹介
16名全てのデッキは冒頭に紹介したURLに載ってますのでそちらを参考にしてください
アグロ寄りの構成
①ミッドレンジハンターと複製プリーストを採用した型(上の画像)
②4つともアグロで固める(下の画像)
①はデッキパワーが高いヒーローを持ち込み不利な相手でも逆転できる構成。②はアンチコントロール(コンボデッキ)を徹底的に対策した構成。現環境のアグロデッキはズーみたいなミニオンを大量展開するデッキよりミニオンを展開しつつ大型ミニオンを召喚したり、武器や呪文でダメージを与えるアグロデッキが多いです、つまり1回の全体除去を受けてもきつくないという事です。その事から現環境のアグロデッキは全体除去がそこまで多くないプリーストやウォーロックに強いという事になります。そのため今環境はアグロ寄りの構成が人気です。
ミッドレンジハンター以外に強い構成
俗にいうアンチコントロール構成。ミッドレンジハンターをBAN(使用禁止)することで非常に有利に戦えます。この構成のハンターはミッドレンジではなく断末魔を採用するのが主流です。現環境ではミッドレンジハンター以外のアグロデッキはデッキパワーが低いためアグロデッキにも勝てるデッキとなっております。とはいえ4つ全てアグロ構成の相手には相性が不利なためキツイです。
複製プリーストに強い構成
大会はアグロやアンチコントロールといった同じ速度で固定された構築だけではありません。上記2枚の画像のデッキを使用するDefinition選手とnoblord選手は複製プリーストに強い4デッキを使用しております。通常奇数ウォーリアは複製プリーストには不利ですが"ティンクルマスター・オーバースパーク"を採用する事で復活するミニオンにハズレを仕込む事で有利に戦えるようになります。また、Definition選手は今大会唯一ハンターを持ち込まない選手となります。
選手実績紹介
使用するデッキの他に出場するプレイヤーを知るとより一層大会観戦が楽しめます。そこで今回は出場する過去の実績の一部を紹介します(プレイヤーのアクセス先はTwitter)。HS以外の情報は今回記載された選手紹介を一部引用しております。
ざっくりとした大会説明
プレイオフ
地域代表決定戦。ランク戦等で好成績を残すと出場できる。これに勝つとシーズン選手権に出場できる。2018年度は夏季、秋季、冬季3回開催。
シーズン選手権
プレイオフで勝ち抜いた16名(4地域×4名)で戦い上位4名は世界選手権に出場できる。2018年度は夏季、秋季、冬季3回開催。
世界選手権
夏、秋、冬のシーズン選手権で勝ち上がった12名(4名×3回)と各地域HCTポインNo1のプレイヤー4名の計16名で戦う。これを優勝すると言葉通りその年の世界王者になる
グローバルゲーム
国別に4人チームを作り世界最強の国を決める大会。国の代表はプレイヤーの投票によって決まる
HCTツアー大会
出場条件がほぼない単独の大規模大会。予選はオンラインで行われるものと現地対戦型の2種類が存在する。
・主な実績
2018年秋季シーズン選手権準優勝
2016年春季アメリカプレイオフ予選ベスト8
前回のシーズン選手権優勝しているため当大会の結果関係なく2019年の世界選手権出場が確定している。HSの由来はホラー映画らしい
・主な実績
2018年グローバルゲームドイツ代表
2018年夏季シーズン選手権優勝
去年の夏にシーズン選手権に優勝しているため当大会関係なく2019年の世界選手権出場が確定している。競技期間中に博士号を修了した
・主な実績
2018年秋季シーズン選手権ベスト8
前回に引き続き2回連続シーズン選手権に出場。中国では"ミスタールーキー"と呼ばれアンチコントロール(コンボ)デッキを好む
・主な実績
2018年HCTツアーシンガポール2位
2018年HCTツアーオスロ2位
2018年ワイルドオープンベスト8
去年128人規模と256人規模のツアー大会で2回2位を獲得した強豪プレイヤー。今大会唯一トグワグルドルイドを使用している。スタンダードではないが第一回ワイルドオープンにも出場している。人工知能系の学位を取得
・主な実績
2018年HCTツアーオースティンベスト8
シンプルかつ一貫性のある手法を取り続けるプレイヤーで今大会でもミッドレンジハンターや複製プリーストと言った王道デッキを使用している
・主な実績
アメリカプレイオフ常連(少なくとも7~8回出場)
アメリカの代表を決めるプレイオフにほぼ毎回出場できる実力者。今回初めて念願のシーズン選手権に出場する事ができた。エンジニアリングで学位を持つ
・主な実績
2018年夏季シーズン選手権ベスト16
2017年グローバルゲーム日本代表
シーズン選手権出場2回目の強豪プレイヤーである事は勿論、youtubeで動画を投稿している事でも有名。相撲と将棋の観戦が好き
・主な実績
2018年秋季シーズン選手権ベスト8
2018年グローバルゲームベトナム代表
2017年グローバルゲームオランダ代表
年間HCT獲得ポイントアジア1位のため当大会で負けても世界選手権の出場が確定している。プレイヤー面の他に配信でも有名でTwitchのフォロワー数は66,000人を超える。2017年までオランダ(ヨーロッパ)に在住していたが2018年にベトナム(アジア)に場所を変えた。
・主な実績
2018年グローバルゲームトルコ代表
2017年グローバルゲームトルコ代表
グローバルゲームの2年連続トルコ代表として選ばれている。当大会唯一ハイブリットハンターを使用。ちなみにトルコのプレイヤーがシーズン選手権に出場するのは初めてらしい
※アクセス先はTwitchページ
・主な実績
2018年グローバルゲーム台湾代表
2017年グローバルゲーム台湾代表
配信で有名なプレイヤーでTwitchのフォロワー数はなんと10万人を超えている。キューブロックが大好きらしいが今回は偶数ウォーロックを持ち込んでいる。Twitchの待機画面やアイコンが漫画の"ONE PIECE"なのでもしかしたらHSの由来はそこから来ているのかもしれない・・・?
・主な実績
2018年夏季シーズン選手権ベスト4
去年シーズン選手権でベスト4に入ったため当大会で負けても世界選手権の出場が決まっている。ピーナッツシャーマン(コントロールシャーマン)を開発したプレイヤー。今大会唯一マーロックパラディンを使用するためマロパラファンの方は是非応援してみてはいかがだろうか?
※選手の実績は独自で調べました。もし間違い等ございましたらお手数ですが下記連絡先までご連絡いただけると幸いです
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シャイニー☆
今後のHS戦略を考えてみた
今回はHSが今後何をしたら盛り上がるか考えてみました
2/18頃デザイナーのDean Ayalaさんが下記の呟きが話題になりました
If Hearthstone used to be your main game but isn't anymore, what would get you back? pic.twitter.com/kP46dj3hHg
— August Dean Ayala (@IksarHS) February 18, 2019
簡単に翻訳すると引退勢がどうやったらHS復帰してくれるか教えてくれませんか?という意味。最近のバランス調整等の出来事を考えると上記の発言はあまりいいい印象ではありません。今HSに対する不満は色々あるかと思いますが愚痴を言っても何も始まらないので今回は「1ユーザーとしてどうやったらHSが盛り上がるか」を考えてみました。ざっくりユーザー層を2つに分けてみました。
ライトミドル層:毎月ランク5以下
ヘビー層 :毎月ランク5以上
層分けしたのはレベルによってユーザーの集客方法が違うからです。例えばライト層に大会モードを紹介しても意味ないですし、レジェ層にランク50制度を設けても意味ありません。
ライトミドル層
有名人による公告
ゲーム内容以前にHSを知ってもらう必要があります。という事は何かしらHSを始めるきっかけを作らなくてはなりません。日本ではとあるスマホ向け音楽ゲームで国民的男性アイドルグループをCMに出演したように。
ソロモードの充実
最近リリースされているソロモードではなくもっと長期的に遊べかつ目標があるものがいいですね。ソロモードなら負けても失う物はありませんし何回でも気楽に挑戦する事が出来ます。例えば構築可能な凍てつく王座の騎士団ソロモードを100階とか。ここで大事なのはソロモードに報酬(カードバックやスキンなど)を付けない事です。何故なら報酬を付けると義務感や使命感でソロモードをプレイせざる得ないからです。
闘技場の平均勝利数をゲーム内に表示させる
闘技場の平均勝率を可視化する事で目指せ平均○勝!と目標が立てやすいからです。平均勝利数別に称号(ランクなど)があればもっとモチベが上がると思います。
構築済みデッキの販売
ゲーム内でお得に構築済みデッキが購入できるとより多くのプレイヤーがそれなりに強いデッキで遊ぶ事が出来ます。例えばサンプルデッキドラゴンホークの力を普通に作ると13240魔素かかりますが一括作成すると8000魔素で30枚作れるなど。またはゲーム内通貨や現金でも購入ができるともっと色んなプレイヤーに強いデッキを遊ばせる事が出来ます。
収録するレジェンド枚数を減らす
大魔境ウンゴロ(2018年4月発売)から各クラスレジェンドカードが2種類収録されるようになりました。これを廃止して以前みたいに各クラス1種類にすべきです。理由は単純でデッキ構築に必要な魔素が高くなるからです。ここで昔と今の環境トップのデッキの魔素を見てみましょう。
左は2016年夏季日本選手権で優勝したGundamFlame選手のアグロシャーマン。右は記憶に新しい2019アジア太平洋冬季プレイオフTop4のTansoku選手の奇数ローグ。同じアグロデッキでも必要な魔素は約3倍も違います。魔素が高いのは奇数ローグだけでは?と思いきや2019アジア太平洋冬季プレイオフで使用された格安デッキを並べてみましょう。
偶数シャーマン:9300魔素
偶数ウォーロック:7720魔素
ハイブリットハンター:6960魔素
ミッドレンジハンター:3100魔素
(参考URL)
2019 アジア太平洋地域冬季プレイオフ Top4 デッキリスト | BeerBrick Hearthstone
ミッドレンジハンターは格安ですが他はお世辞にも低資産デッキとは言えません。むしろヴドゥ祭から大活躍したミッドレンジハンターがここ最近では異例の低資産ガチデッキといえるでしょう。
ヘビー層
ある程度ゲームに慣れたユーザーに必要なのはいかに飽きないかという事。言い換えればいかに別ゲームや別コンテンツに移行させないかがポイントとなります
ランク戦に選手権出場以外の価値を付ける
12月からオフシーズン(=ランク戦で頑張っても選手権出場と関係ない)突入してからよく言われている事ですね。例えばレジェンド100,500,1000位フィニッシュで専用カードバックを配布するなど(例えば毎月配布されてるカードバックに金、銀、銅verを作るなど)。こうする事によって選手権出場以外によるレジェンド上位フィニッシュで目標を作る事が出来るでしょう
バランス調整に予定を挟んで様子を見る
これもよく言われている事ですね。最近の調整のやり方に関してあまり好評とは思えませんが運営側も好きで反感を買っているわけではありません。運営とユーザーと意見が食い違わないように「今度このカードを修正するかもしれません」とワンクッション置くだけでユーザーのリアクションを見る事が出来ます。また今後登場するカードによる事前修正(マナワームなど)する場合はちゃんと理由を説明(マナワームなら奇数メイジを強くするよ!など)すべきです。
公式イベントの増加
これは日本だけの話だけかもしれませんが大型公式イベントが少ない気がします。今行われている大型公式イベントは新拡張発売前のイベント(年3回程)しかありません。オンラインゲームだからオフラインイベントが盛り上がらないのでは?と思いますがそれは違います。とあるデジタルカードゲームでは拡張事に大型オフライン大会を開いてます。規模が違いますがHSにも大型イベントを定期的に開くべきだと思います。
公式級の大会をもっと増やす
最近だとWESGが記憶に新しいですね。誰でも出場できる大型大会はもっと開かれるべきです。誰でも出場できるというのが大事です。出場できなければ大会形式で遊ぶ意味ありませんからね。去年の選手権制度(ポイント制)だだけだと大会形式でプレイする人が少なすぎます。出場枠も少ないですがあまりの厳しさに挑戦するプレイヤーも圧倒的に限られます。言い換えればプレイヤーの実力によりますが学業や仕事とHSを健全に両立できるのはかなり難しいと思います。HSに重点を置くとリアルの生活は・・・わかりますね?
おまけ:大会モードは必要か?
大会モードは現在保留と公式から発表がありました。
結論から言うと大会モードは競技としては必要だがゲームを盛り上げる要素にはならないと思います。
不正に関して
主な不正は試合結果の虚偽報告でしょう。ゲーム内で大会進行が出来ない以上外部サイトに頼るしかありません。外部サイトに頼ると結果の証拠が勝利報告のスクリーンショットが一番確実でしょう。しかしそのスクリーンショットを偽造されると対策できません(カードバック等見直せは出来るかもしれませんが・・・)
デッキリスト不備をなくす
提出したデッキリストと違うデッキを使用して失格になったプレイヤーを何人も見てきました。これもデッキ登録を外部サイトに任せているから起こる問題です。大会モードがあればおそらく大会時に使用できるデッキが固定されるのでそもそもデッキリストを提出する必要がなくなります。
言語の壁
大会は日本人だけとは限りません。つまり必要に応じては英語で会話(読む)する必要があります。通常通り試合が進めは対戦前後の挨拶だけで済みますがトラブルがあると英語では少々厄介です。また、海外の大会だと当然英語で大会情報が記載されてますのである程度の英語を理解しなくてはなりません。これでは大会出場の敷居が高くなってしまいます。大会モードがあれば日本語で大会概要を読む事が出来き、トラブルがあっても会話する必要がない(=結果は全てゲームに保存されるため)ので敷居が低くなるはずです。
大会モードと盛り上げとの関係性
大会モードは上記のように必要ですがゲームを盛り上げるにはそんな関係ないと思います。言い換えれば先ほど紹介したように他にすることがいっぱいあるからです。大会モードを作る事に専念したせいで他の事が疎かになっては大会自体が盛り上がりません。
筆者Twitter:テンペスト (@tempe443) | Twitter
平日毎日夕方に配信してます。よろしければご覧ください。
配信URL:https://www.twitch.tv/tempe443
シャイニー☆
壁プリーストガイド
今回は壁プリーストのガイドです
筆者は壁プリーストを使用して301位から18位まで駆け上がる事ができました。
挑発コンボプリースト(壁プリースト)使って301位→18位へ。戦績は29勝16敗の勝率64.4%です。プリーストあまり使わない自分でもかなり勝てたので今後環境を支配するパワーはあると思います pic.twitter.com/LsHdKrBqXA
— テンペスト (@tempe443) February 10, 2019
壁プリーストとは?
挑発コンボプリーストやwall(壁)プリーストと呼ばれるこのデッキ。基本的な戦い方は
①ウィッチウッドのグリズリーやモッシュオグの審判と言ったカードを永劫の隷属やダイアモンドの呪文石で復活
↓
②神授の霊力で体力を倍にしてから内なる炎かアベコベーターで一撃必殺
となっている。コンボの他に複数の挑発ミニオンだけでアグロデッキに勝てるのがポイント。過去のデッキで例えると内なる炎型コンボプリースト、挑発ドルイドを足して2で割ったデッキと言えるでしょう
各カードの使い方
アベコベーター&内なる炎
①神授の霊力の後に使用してトドメを刺すだけではない事に注意
②内なる炎と一緒に使えばコンボの可能性が広がる
①に関しては攻撃力が上がった腐肉食いのハイエナを入れ替えて1ターン耐えた後心霊絶叫を使用、マリゴスを入れ替えて集団ヒステリーで処理など。
②に関しては9/3→3/9(アベコベーター)→3/36(神授の霊力×2)→36/36(内なる炎)と言ったコンボが出来る。
※ちなみにアベコベーターと内なる炎がそれぞれ1枚である理由はマナの違いの他に待ち伏せのガイストだと思われる
密言・盾
アグロ相手以外には無暗に使わない事。特にウォーリアやドルイドといった装甲を貯めるヒーロー相手だと神授の霊力だけでは体力パワーアップが足りなくなる可能性があるから。
内なる炎
基本的な使い方はアベコベーターと同じ。違う点は体力が変わらないため8/8ぐらいのステータスで攻め続けるプランが出来る。待ち伏せのガイストが採用されているデッキに対してはアベコベーターより内なる炎を先に使おう。
影の幻視
①アグロ相手以外は無暗に使わない
②コピーである事を活かして3枚目のカードを作る
③ダイアモンドの呪文石のレベルアップを進める
①に関しては中盤以降神授の霊力か内なる炎(アベコベーター)どちらが足らなくなるかわからなくなるため2ターン目にアグロ相手以外に影の幻視を発動するのはよろしくない。中盤以降であれば2マナ余るシーンはいくらでもある
②に関してはウォーリアやドルイドといった大量に装甲を貯めるデッキに対して神授の霊力を発見して3回体力を倍(8倍)にして勝つプランなど。
③に関しては①と同じ。影の幻視から影の幻視を発見すれば1枚で2回進化のコマを進める事が出来る。
聖なる賛歌
ノースシャイアの聖職者と一緒に使用して大量ドローするほか体力が減った高体力ミニオンを回復して神授の霊力コンボを決める事を出来るため雑に使用してはいけない
大いなる解呪
①トドメを刺すターンに複数の挑発ミニオンを沈黙させる
②強力なミニオンを一気に沈黙させる
①に関しては拡がりゆく虫害や壁プリーストミラーなど。②はハンターの腐肉食いのハイエナや森林オオカミを沈黙させるなど。
影の狂気
①奪ったミニオンをトレードに使ったら蘇生される事に注意
②相手のミニオンを奪ってコンボを決める
③アベコベーターで様々なミニオンを奪える
①に関しては奪った小粒ミニオンでトレードした時にダイアモンドの呪文石で復活する事に注意。③に関しては相手の9/3ミニオンをアベコベーターで3/9に入れ替えてからコンボを決めるなど。
各ヒーローの戦い方
ざっくりとしたマリガン
マストキープ:ノースシャイアの聖職者
アグロ相手キープ:タールクリーパー、ジリアックス、ウィッチウッドのグリズリー
アグロ相手セット:ノースシャイアの聖職者+真言・盾
アグロ以外キープ:マスターオークハート、ダイアモンドの呪文石
ハンター
キープ
ノースシャイアの聖職者
タールクリーパー
ジリアックス
ウィッチウッドのグリズリー
ミッドレンジハンターが多いため小粒挑発ミニオンを召喚→復活を繰り返して勝つ。エメラルドの呪文石が無くなった今、集団ヒステリーが思ったより刺さらないためキープしなくてもよい。死線の追跡者レクサーで強力なバ獣を召喚されてもダイアモンドの呪文石やマスターオークハートで挑発ミニオンを大量展開すれば負ける可能性が低い。
プリースト
キープ
ノースシャイアの聖職者
内なる炎(orアベコベーター)
神授の霊力
大いなる解呪
ウィッチウッドのグリズリー
マスターオークハート
複製プリースト、壁プリーストどちらにせよ序盤から攻められる事がないためコンボパーツをキープしよう。それに加えどんなミニオンを召喚しても心霊絶叫で戻されるため高コストミニオンをキープする事はない。心霊絶叫や回復がある関係からよほどの事故がない限りコンボ以外で勝つことはない。
ちょっとしたテクニック
①複製プリーストのマリゴスや預言者ヴェレンは極力破壊させない事(=心霊絶叫で戻したい)
②自分の場に高体力ミニオンのみ放置してると影の狂気でコンボされる(VSミラーのみ)
③自分のタール・クリーパーやウィッチウッドのグリズリーを心霊絶叫で相手のデッキに埋める(VS複製プリーストのみ)
パラディン
キープ
ノースシャイアの聖職者
タールクリーパー
ジリアックス
ウィッチウッドのグリズリー
集団ヒステリー
ターゲットは奇数か秘策。戦い方はハンターと同じでひたすら挑発を召喚して相手の攻めをシャットダウンする事。ハンターと違い小粒ミニオンが多く並ぶため集団ヒステリーが刺さりやすい
ウォーリア
キープ
ノースシャイアの聖職者
内なる炎(orアベコベーター)
大いなる解呪
ウィッチウッドのグリズリー
ダイアモンドの呪文石
マスターオークハート
ターゲットは奇数(クエスト有り無し両方)。厄介なのがクエスト有りのウォーリア。コンボパーツを揃えてる間にクエスト達成されるため思ったより短期戦になりがちなので高コストミニオンはキープしない(マスターオークハートを除く)。モッシュオグの審判を召喚するとウォーリアは戦闘で破壊するのが難しいので呪文を切ってくれるのでウォーリアの除去切れを狙うのもあり。
メイジ
キープ
ノースシャイアの聖職者
タールクリーパー
ジリアックス
ウィッチウッドのグリズリー
(コントロール系と判明してる場合上記に加えて)
マスターオークハート
ダイアモンドの呪文石
ターゲットは奇数秘策。コントロール寄りの奇数メイジもチラホラいるが確定単体除去が少ないためよほど事故が無ければ勝てる。奇数秘策メイジの戦い方はハンターやパラディンと同じでひたすら挑発ミニオンを召喚する事。奇数秘策のドラゴンホークのロア・ジャナライ(=炎の王ラグナロス)でミニオンを除去されまくったり盤面を無視して自分のヒーローの体力が0になる事もあるため圧倒的有利な状況で使用する影の幻視は心霊絶叫を発見する手もあり。整数のコントロールメイジは待ち伏せのガイスト(=内なる炎が消える)があるためアベコベーターを無暗に使うのは止めよう。
ローグ
キープ
ノースシャイアの聖職者
タールクリーパー
ジリアックス
ウィッチウッドのグリズリー
(マリゴスローグ対策でマスターオークハートをキープする手もあり)
ターゲットはマリゴス時々奇数。マリゴスローグに関してはラダーで存在するデッキの中で一番きついため相手の事故を祈る手もあり。そのためマリガンは奇数ローグと言ったアグロ想定でするのもあり。もしくはマリゴスローグ相手でマスターオークハートを出して高体力ミニオンが1体でも残る事を祈ってコンボを仕掛けるのもあり。もし退散で盤面リセットされても自分の手札が多ければ破壊されるためダイアモンドの呪文石等で再度ミニオンを展開する事が出来る。
ドルイド
キープ
ノースシャイアの聖職者
内なる炎(orアベコベーター)
タール・クリーパー
大いなる解呪
ダイアモンドの呪文石
マスターオークハート
影の幻視(=大いなる解呪を探す)
ターゲットはマリゴス、メックトゥーン、ハッカーのどれか。自然の回帰を除くとミニオンで攻められる事が少ないため体力増加カードはキープしない(+装甲を貯める事が出来るヒーローだがウォーリア程ではないので攻撃力50~60程出せれば勝てるパターンが多いのもある)。
大いなる解呪は無暗に使用してはいけない。特にハッカードルイドは素出しした魂剥ぐロア・ハッカーに合わせるだけで勝てるため最後まで取っておこう。マリゴスドルイドも拡がりゆく虫害に沈黙をかけられるためやはり無暗に使用してはいけない。
ウォーロック
キープ
ノースシャイアの聖職者
タール・クリーパー
ジリアックス
マスターオークハート
心霊絶叫
(上記に加えセットでキープ)
ウィッチウッドのグリズリー+永劫の隷属
バランス調整後ウォーロックの出現率が低下したため今後主流デッキが変わる事が十分にあり得る。現在は偶数とキューブを想定。どちらも大型ミニオンが早い段階で召喚されるため心霊絶叫をキープ出来る唯一のヒーロー。ウィッチウッドのグリズリーは単体では高体力は期待できない(=ウォーロックのヒロパと相性悪い)が永劫の隷属と合わせると3/12ミニオンで心霊絶叫までの時間稼ぎをするのもあり(+ズー以外は序盤にミニオンを展開して攻める事はないので安心してウィッチウッドのグリズリーを召喚する事が出来る)
コンボ一覧表
攻撃できるミニオンが存在すると攻撃力どれぐらい上げるのか?を表にしました。ここから神授の霊力が何枚使われたか?影の幻視のコピーが何枚手札に残っているかで最大何点出せるかがある程度想定できる。
(補足)
・コンボはアベコベーター前提(内なる炎の場合は1マナ上がる)
・聖なる賛歌やヒロパをコンボに含めると2マナ上がる
必要マナ2
ウィッチウッドのグリズリー
霊力=24(12×2)
モッシュオグの審判
霊力=28(14×2)
基本中の基本。少しダメージを受けてたり攻撃できるジリアックスが存在するとあっさり30点ダメージが出せる
必要マナ3
ウィッチウッドのグリズリー
霊力+盾=28(14×2)
モッシュオグの審判
霊力+盾=32(16×2)
3マナ使うだけで30点出せる事に注意。そのためウィッチウッドのグリズリーやモッシュオグの審判の体力を積極的に減らそう
必要マナ4
ウィッチウッドのグリズリー
霊力+盾×2=32(16×2)
霊力×2=48(12×4)
モッシュオグの審判
霊力+盾×2=36(18×2)
霊力×2=56(14×2)
リッチキング
霊力×2=32(8×4)
4マナで満タン体力+DK5装甲の状況でもコンボで仕留める事が出来る。またここら辺からウォーリアやドルイドの装甲の量を超えてる事も可能。
必要マナ5
体力5ミニオン(タールorオークハート)
盾+霊力×2=28(7×4)
リッチキング
盾+霊力×2=40(10×4)
ウィッチウッドのグリズリー
盾+霊力×2=56(14×4)
モッシュオグの審判
盾+霊力×2=64(16×4)
5マナでタール・クリーパーやマスターオークハートですら体力満タンなヒーロー相手にでもコンボを仕掛ける事が出来る。
必要マナ6
ノースシャイアの聖職者
盾×2+霊力×2=28(7×4)
体力5ミニオン
盾×2+霊力×2=32(9×4)
リッチキング
盾×2+霊力×2=48(12×4)
ウィッチウッドのグリズリー
盾×2+霊力×2=64(16×4)
モッシュオグの審判
盾×2+霊力×2=72(18×4)
影の幻視で3枚目をコピーをしていないと出せるダメージは70前後と覚えておこう。6マナ使うと攻撃できるミニオンが存在するだけで30点近いダメージが出せる事を覚えておこう。
それ以上(影の幻視3枚ver)
ウィッチウッドのグリズリー
霊力×3=72(12×8)
盾+霊力×3=112(14×8)
盾+2+霊力×3=128(16×8)
盾+3+霊力×3=144(18×8)
盾×2+霊力×4=256(16×16)
モッシュオグの審判
霊力×3=112(14×8)
盾+霊力×3=128(16×8)
盾+2+霊力×3=144(18×8)
盾+3+霊力×3=160(20×8)
盾×2+霊力×4=288(18×16)
自分の採用されているミニオンで出せる最大打点は288と覚えておくと損はないかも・・・しれない。これもうわかんねぇな
筆者Twitter:テンペスト (@tempe443) | Twitter
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シャイニー☆